伊豆大島の海岸で、少量の軽石が打ち上げられているのが見つかりました。沖縄などに漂着したと見られる小笠原諸島の海底火山のものかは分かっていないということですが、東京都は地元の自治体と連携して今後の対策の準備を進めています。 小笠原諸島の海底火山の噴火で噴き出したとみられる軽石は、沖縄県などに大量に漂着し船の航行などに影響が出ていて、先週には伊豆諸島の式根島の港で、同様のものか分からないものの少量の軽石が見つかっています。 こうした中、東京都によりますと、伊豆大島でも12日、海岸で少量の軽石が見つかったという情報が寄せられたということです。 大島町などで作る「伊豆大島ジオパーク推進委員会」の担当者が13日、島の南西部にある砂の浜海岸で撮影した写真では、黒い砂浜のところどころで筋状に軽石が打ち上げられている様子が分かります。 大島の海岸では、小笠原諸島の海底火山の噴火前から白い軽石がたびたび打ち