6500種ほどいる哺乳類の中で半分弱(約45%)を占めるのはネズミの仲間たちです。世界中の様々な生態系の中で大切な役割を担っていると思われているものの、何を食べているのかはよくわかっていません。なぜなら夜行性で直接食事を観察することが難しいうえ(そもそも昼でも難しい)、さらに小さな体から排泄されるウンチがとっても小さいからです。そんな課題がDNAに基づく手法により解決されつつあります。書きにくいですが、ブログ委員として、自分の総説を紹介させてください(生物科学科 佐藤)。 ウンチの中は生きものだらけ 米粒程度のネズミのウンチ。顕微鏡で見ても生物の痕跡を探るのは至難の業です。しかし、ウンチは食べた動物や植物、そして消化管内にいる微生物などの生き物で満ち溢れています。生き物であればDNAを持つので、ウンチの中に存在する生き物をDNAを使って検出できれば、食性がわかります。このような手法のことを