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  • ホタルのオスを「女装」させるクモ、光操り別のオスを罠に、研究

    オニグモ(Araneus ventricosus)の網にかかったオスのホタル。オニグモは、ホタルが交尾相手を見つけるために使う生物発光のシグナルを操作できるのではと、研究者たちは考えている。(Photograph by Xinhua Fu) クモは、驚くほど様々な狩りのテクニックを進化させてきた。唾液を使って獲物をわなにかける種もいれば、ヘビさえも捕らえられる強力な網を張る種もいる。最新の研究では、日でもごく普通に見られるオニグモが、とりわけ巧みな戦術を使ってホタルを自分の網に誘い込んでいるという。(参考記事:「クモの驚くべき世界」) 2024年8月19日付けで学術誌「Current Biology」に発表された論文によると、このクモは、網にかかったオスのホタルが発する光を操作して、あたかも交尾相手を求めるメスが光を放っているかのように見せかけ、別のオスをおびき寄せているようだ。 クモが

    ホタルのオスを「女装」させるクモ、光操り別のオスを罠に、研究
  • 圧倒的な「低エネルギー」で動く、AIを超える「オルガノイド知能」とは何か | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)

    「オルガノイド」とは、幹細胞から作られ実験室で育てられた臓器のレプリカだ。小さくて完全には機能しないが、これらの生きた3D構造は肝臓、腸そして非常に興味深いことに脳などの臓器の主要な特徴を模倣している。 そんな人間の脳の初期段階に似たニューロンの小さな塊である脳オルガノイドを、AIシステムと統合する手段を模索する研究者たちがいる。 脳オルガノイドに注目が集まる理由 AI製品が膨大なリソースを消費するのは周知の事実だ。たとえば、OpenAIChatGPTは、1日に受け取る2億件のプロンプトに応答するために、50万キロワットもの電力を必要とする。そしてこれは1つのAI企業の1プロダクトに過ぎない。世界中で同様のプロダクトが急速に増えている。 普及が進むAI競争の中で、このブームを支えるために必要なリソースの規模が、ほとんど私たちの理解を超える段階に達している。しかし、スイスに拠点を置くスター

    圧倒的な「低エネルギー」で動く、AIを超える「オルガノイド知能」とは何か | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)
  • https://lab-brains.as-1.co.jp/enjoy-learn/2024/08/68332/

  • 厄年の生物学的根拠になりそうな研究結果が発表、人間は44歳と60歳で急速に老化が進むと判明! - ナゾロジー

    老化は「徐々に」ではなく「一気に」?少なくない人々は、鏡をみて自分が思ったよりも老け込んでいることに気付くことがあります。 このような悲劇は、脳内で抱いている自分のイメージと、実世界の肉体の若さに大きな乖離が生まれていることに起因します。 ですが興味深いことに「ここ最近で一気に老け込んでしまった」というような感想は、3日に1回しか鏡を見ないズボラな人だけでなく、毎日鏡で身だしなみをチェックしているオシャレな人からも聞こえてきます。 もし老化が年齢にリンクして徐々に進むなら、少なくともオシャレな人からは「ここ最近で一気に」という印象は得られにくくなるはずです。 この経験談は(恐ろしいことに)容姿の老化がある時期に集中して起こることを示しています。 一方で、日には古くから厄年の概念が存在します。 厄年の元々の語源は「役年」から来ており、これは一定の年齢に達した人々に公的な役職を与える制度を意

    厄年の生物学的根拠になりそうな研究結果が発表、人間は44歳と60歳で急速に老化が進むと判明! - ナゾロジー
  • 科学者もびっくり! アシカが撮影した、見たこともない海底の生息地

    生命であふれている海底の映像を見たアデレード大学の博士課程の学生で、南オーストラリア研究・開発研究所(SARDI)で研究しているネイサン・アンジェラキス(Nathan Angelakis)氏は「アシカの生息地の多様性には当に驚いた」とBusiness Insiderに語っている。 アンジェラキス氏によると、アシカは海綿動物や海藻、サンゴの間を「ジグザグに進んで」長い距離を移動していたという。こちらの動画では、アシカの冒険の一部を垣間見ることができる。 この海底での発見に関してアンジェラキス氏が共同執筆した論文が、学術誌『Frontiers in Marine Science』に8月7日に掲載された。 「海底に何があるのか… むき出しの砂地が広がっているのか、海藻がたくさん生えているのか、全く分からなかった」とアンジェラキス氏は話している。 そして、今回撮影されたのは海底のほんの一部にすぎ

    科学者もびっくり! アシカが撮影した、見たこともない海底の生息地
  • https://www.jamstec.go.jp/j/pr/topics/explore-20240815/

  • 小学3年のバッタ博士が“虫の忍者”をつかまえた! 夏休み 里帰り中の富山で2年連続の珍発見 今年は難易度MAXの絶滅危惧種「カワラバッタ」 | TBS NEWS DIG

    東京から富山に帰省中の小学3年生の“バッタ博士”が、「虫の忍者」ともいわれる絶滅危惧種の「カワラバッタ」を見つけました。1匹捕まえることすら珍しいこのバッタ。連絡を聞いて現場に向かうと、奇跡的にも2匹…

    小学3年のバッタ博士が“虫の忍者”をつかまえた! 夏休み 里帰り中の富山で2年連続の珍発見 今年は難易度MAXの絶滅危惧種「カワラバッタ」 | TBS NEWS DIG
  • 新たに発見された遺伝子バリアント、アルツハイマー病を予防する可能性 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)

    発症リスクの高い人がアルツハイマー病になるのを防ぐかもしれない遺伝子バリアント(遺伝子変異)が新たに発見された。 コロンビア大学の研究チームが2024年4月に発表した論文によれば、この遺伝子はリスクを70%低下させる可能性があるという。アルツハイマー病をテーマにしたこのシリーズでは、これまで治療ターゲットの候補として血液脳関門に注目してきた。この記事では、アルツハイマー病発症を遅らせる上で、その替わりになるアプローチを探る。すなわち、私たちの遺伝子である。 アルツハイマー病の直接の原因となるただ1つの遺伝子は存在しない。ただし、発症した兄弟姉妹や親がいる人では、発症のリスクが高くなる。このことから、遺伝的な要因が働いていることがうかがえる。 これまで多数の研究により、「アポリポタンパク質E」を司るAOPE(アポイー)遺伝子におけるバリアントが、アルツハイマー病の主要な遺伝的リスク要因である

    新たに発見された遺伝子バリアント、アルツハイマー病を予防する可能性 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)
  • ポリウレタンを選択的に分解する触媒を開発 ―廃棄物のケミカルリサイクルへ新たな道―

    プレスリリース 研究 2024 2024.08.09 ポリウレタンを選択的に分解する触媒を開発 ―廃棄物のケミカルリサイクルへ新たな道― 発表のポイント ◆ ウレタン結合を水素分子(H2)によって分解する水素化分解に有効な触媒を新たに開発しました。従来の水素化分解では再利用に際しての汎用性が高い部位(カルボニル基)が分解されてしまいますが、手法ではカルボニル基を保持したままホルムアミドとして回収できます。 ◆ ウレタン結合は一般にエステルやアミドよりも反応しにくいことが知られていますが、水素化分解ではエステルやアミドなどが混在してもウレタンを選択的に分解します。 ◆ 合成樹脂のなかでも汎用されており大量に生産されているポリウレタンのリサイクルは重要な社会課題です。触媒を用いることで、汎用のポリウレタンフォームを分解できることが明らかとなり、廃棄物のケミカルリサイクルへの応用が期待され

    ポリウレタンを選択的に分解する触媒を開発 ―廃棄物のケミカルリサイクルへ新たな道―
  • 最小の人類化石(上腕骨)を発見 ――インドネシアの孤島で70万年前までに生じていた小型原人の進化――

    7月31日配信のプレスリリースをWEB用に修正(2024/8/7) 図1:発見された70万年前のフローレス原人の大人の上腕骨(骨の下側半分が残存)(撮影:海部陽介) 発表のポイント ◆フローレス島(インドネシア)のソア盆地にある70万年前の地層から、これまでに世界各地で見つかった人類化石の中で最小サイズの大人の上腕骨(下側半分が残存)が発見されました(図1)。推定される身長は、同島のリャンブア洞窟で発見された約6万年前のフローレス原人(Homo floresiensis)より6cmほど低い、およそ100 cmです。 ◆フローレス原人がジャワ原人と類似することも再確認され、100万年前頃にこの孤島へ渡った大柄(現代人と同程度)な原人の身体サイズが、30万年以内に劇的に小さくなり、その後60万年以上にわたって小柄な体格を維持していたという進化のシナリオが描かれます。 ◆研究により、謎に包まれ

    最小の人類化石(上腕骨)を発見 ――インドネシアの孤島で70万年前までに生じていた小型原人の進化――
  • アオウミウシを卵から成体まで育てることに世界で初めて成功 | 生物・環境 - TSUKUBA JOURNAL

    アオウミウシを実験室内で卵から成体まで育て、種の幼生の着底過程、幼若体への変態過程、幼若体の成長過程の観察に成功しました。着底後の成長過程は、外部形態の変化に基づいて、9つのステージに分類されました。実験室内におけるイロウミウシ科の幼生から成体までの飼育は、世界初の報告です。 ウミウシ類は巻貝の仲間で、大半の種は卵から孵化した直後は、貝殻を持つプランクトンとして海を漂って生活します。成長過程では、岩礁や海底などの上に着底し、変態して貝殻を失い、浮遊生活から底生生活に移行します。しかし、アオウミウシやシロウミウシなどの特に色鮮やかな体色を持つイロウミウシ科では、実験室内で卵から成体まで育てた例がなく、着底後から成体に至る過程は謎に包まれていました。 研究では、アオウミウシ(Hypselodoris festiva)の成体を採集し、実験室内で飼育して産卵させました。その約6日後、1つの卵塊

    アオウミウシを卵から成体まで育てることに世界で初めて成功 | 生物・環境 - TSUKUBA JOURNAL
  • 脳内の神経細胞で「量子もつれ」が発生してる? 何百万の脳細胞間の同期活動を説明か 上海大学が発表

    このコーナーでは、2014年から先端テクノロジーの研究を論文単位で記事にしているWebメディア「Seamless」(シームレス)を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 X: @shiropen2 上海大学の研究者らが発表した論文「Entangled biphoton generation in the myelin sheath」は、脳内の神経繊維が、量子もつれによって結びついた光子のペアを生成する可能性を理論的に示唆した研究報告である。実験によって裏付けられれば、この現象は、脳内の何百万もの細胞がどのようにして活動を同期させ、脳を機能させるのかを説明できる可能性がある。 脳が活動する際、何百万もの神経細胞が同時に発火(電気信号を発する動き)する。この現象には、多数の神経細胞の同期活動、つまり遠く離れた細胞同士でもタイミングを合わせる必要がある

    脳内の神経細胞で「量子もつれ」が発生してる? 何百万の脳細胞間の同期活動を説明か 上海大学が発表
  • ニホンザル、イノシシ、クマ……「害獣」と呼ばれる哺乳類は、生態系に何をもたらしているのか

    の農村地域で深刻さを増している獣害問題。2023年はクマ類による人身被害が多発し、大きく報道もされました。 クマ類だけでなく、この十数年対策が急がれてきたのが、農業被害をもたらすニホンジカ、イノシシ、ニホンザルの管理の問題です。 哺乳類生態学、とくにニホンザルを専門とする山形大学学術研究院の江成広斗教授は、ニホンザルの生態を探ると同時に、その管理方法を社会実装するための研究を続けてきました。 人口減少社会が到来した今、私たちと野生動物の間にどのような問題が起きているのか、そしてどう共生し得るのか。江成教授に聞きました。 近年、日の農村地域では野生動物が大きな問題となっています。 とくに、ニホンジカ、イノシシ、そしてニホンザルによる農業被害は後をたたず、農村部の住民はその対策に追われています。 学生時代からニホンザルの生態を調査してきた山形大学の江成広斗教授は、ニホンザルの管理方法につ

    ニホンザル、イノシシ、クマ……「害獣」と呼ばれる哺乳類は、生態系に何をもたらしているのか
  • 宮古諸島固有の絶滅危惧種ミヤコカナヘビの生活史特性~年に2世代が回ることもある早熟で短命なトカゲ~ | 琉球大学

    琉球大学理工学研究科博士後期課程の安里瞳氏と琉球大学熱帯生物圏研究センターの戸田守准教授は、宮古諸島に固有のトカゲで絶滅が危惧されているミヤコカナヘビの生態を5年半にわたり調査し、その生活史特性を解明しました。 研究から、ミヤコカナヘビは幼体の成長がとても早く、あっという間に成熟し、多くの個体が1年以内に死んでしまうことが明らかになりました。特に、春に孵化した個体は孵化後2.5〜3ヶ月で卵を持ち、産卵します。その卵から孵った仔トカゲは翌年の春までに成熟し、産卵するため、1年のうちに2世代が回ることがあります。データの分析から、個体群のなかの約半数の個体がこのような年2世代のサイクルで命をつないでいることが分かりました。このような生活史が、季節性のある地域のトカゲで示されたのは初めてであり、亜熱帯の温暖な気候がそれを可能にしていると考えられます。 ミヤコカナヘビの個体数は近年急速に減少してい

    宮古諸島固有の絶滅危惧種ミヤコカナヘビの生活史特性~年に2世代が回ることもある早熟で短命なトカゲ~ | 琉球大学
  • 篠山層群で発見の恐竜 新種と判明 眠っている姿で化石に 鳥類への進化を探る上で重要な発見 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

    2010年と2011年に丹波篠山市(当時は篠山市)の白亜紀前期(1億1000万年前)の地層から発見された獣脚類恐竜の化石について、兵庫県立人と自然の博物館(三田市)などによる詳細な研究の結果、新属新種であることがわかり、25日、学術誌に発表された。現生の鳥類のように丸まって寝ているような状態で化石になっており、鳥類への進化の過程を探る上でも重要な鍵になるという。 研究を行ったのは、兵庫県立人と自然の博物館の久保田克博研究員、北海道大学総合博物館の小林快次教授、兵庫県立大学の池田忠広教授のグループ。化石は、まず2010年に、県立丹波並木道中央公園(丹波篠山市)で、調査を行っていた地元の地層探索グループ「篠山層群をしらべる会」の松原薫氏と大江孝治氏が発見した。県立人と自然の博物館によるクリーニングなどを経て、獣脚類の中でも鳥類に近いデイノニコサウルス類(トロオドン科とドロマエオサウルス科からな

    篠山層群で発見の恐竜 新種と判明 眠っている姿で化石に 鳥類への進化を探る上で重要な発見 | ラジトピ ラジオ関西トピックス
  • 無秩序なガラスに潜む秩序の可視化に成功 ―「少しずれている」が優れた機能への道筋―

    学研究者情報】 〇未踏スケールデータアナリティクスセンター 教授 志賀元紀 研究室ウェブサイト 【概要】 京都大学大学院工学研究科材料化学専攻ガラス基礎科学講座の増野敦信 特定教授、東京大学生産技術研究所の井上博之 教授、東北大学未踏スケールデータアナリティクスセンターの志賀元紀 教授らの共同研究グループは、原子配列に秩序が無いと思われていたガラスに潜む秩序を抽出し、可視化することに成功しました。 私たちの日常生活にガラス製品は欠かせないものとなっていますが、それらのガラスに含まれる原子は、緩やかな不規則ネットワーク構造を形成しています。私たちはこれまでに無容器法を用いることで、ネットワークを形成しないような組成で、優れた機能をもつガラスの合成に成功してきました。従来のガラス科学の考え方では、これらは「変な」ガラスですが、今回私たちが新たに開発した可視化手法で解析したところ、結晶のよう

    無秩序なガラスに潜む秩序の可視化に成功 ―「少しずれている」が優れた機能への道筋―
  • 植物の知性に迫った一冊が、科学の根本的な変容を促している

  • ナノバブルは泡ではない? 重力により沈む様子を顕微鏡で観測 九州工業大など | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    ニュース ナノバブルは泡ではない? 重力により沈む様子を顕微鏡で観測 九州工業大など 2024.07.25 直径1マイクロ(マイクロは100万分の1)メートルに満たない微細な泡(ナノバブル)が気泡ではないことを、九州工業大学などのグループが発見した。重力により水中で沈む様子を顕微鏡で観察し、ナノバブルの正体が非ガス粒子であることを突き止めたという。非ガス粒子は水中の不純物に由来すると推測しており、高いとされるナノバブルの洗浄機能などとの関連を探る。 理論的にはナノバブルは表面張力により内部のガス圧が高まることで収縮して消滅してしまう。しかし、九州工業大学大学院情報工学研究院の植松祐輝准教授(物理学)によると、2000年代に長時間安定するナノバブルが実験で観測されたとする発表が相次いだ。ただ、2018年と2019年には海外の研究グループがナノバブルの質量を計測し、気泡ではなく、固体か液体の微

    ナノバブルは泡ではない? 重力により沈む様子を顕微鏡で観測 九州工業大など | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」
  • 孤島で生き延びた最後のマンモス、定説覆す絶滅シナリオが判明

    ウランゲリ島に生息していた最後のケナガマンモス(イラスト)は、約4000年前に絶滅した。これまで、近親交配により有害な遺伝子変異が蓄積して数が減っていき、絶滅に至ったと考えられていたが、最新のDNA分析により、もっと複雑な物語が見えてきた。(ILLUSTRATION BY BETH ZAIKEN) 地球最後のケナガマンモス(Mammuthus primigenius)は、約4000年前までシベリアの沖、北極海のウランゲリ島に生息していた。ケナガマンモスは1万年ほど前の温暖化による海面上昇の際にこの島に取り残され、土に生息していた仲間たちが絶滅した後も、東西の長さが150kmほどしかないこの小さな島で6000年間生き延びた。 科学者たちはウランゲリ島のマンモスが絶滅した原因を探っているが、まだ解明には至っていない。だがスウェーデン、ストックホルム大学の遺伝学者で、ナショナル ジオグラフィッ

    孤島で生き延びた最後のマンモス、定説覆す絶滅シナリオが判明
  • カブトムシの仲間だけど厄介者~東京の公園に大量発生のなぜ 虫とは無縁だった記者が取材してみた | NHK

    2024年の夏休み。東京でも子どもたちに人気のカブトムシなどを見ることができる公園は少なくありません。 ただ、都内の公園では近年、同じカブトムシの仲間でも厄介な虫が大量に発生。 それが原因で立ち入りが制限される公園まででています。いったいなぜなのでしょうか? (首都圏局/記者 多久和 佳) 「虫と無縁だった」私 初めての取材が… 私はこの4月(2024年)に記者になったばかりです。 横浜で生まれ育ち、虫とは無縁の生活を送ってきました。そんな私でしたが最初に手がけることになった企画の主人公が「虫」。先月(6月)、デスクからSNSで拡散されたこんな投稿を見せられたのがきっかけでした。 「木に巻かれた粘着シートにヤモリが貼り付いている」 なぜ木に粘着シートが巻かれているのか-。そこから取材が始まりました。 虫の正体は「カシナガ」 さっそく、木にこの粘着シートを巻いているという区に電話で取材しまし

    カブトムシの仲間だけど厄介者~東京の公園に大量発生のなぜ 虫とは無縁だった記者が取材してみた | NHK