1910年より東京銀座に店を創業。印刷の主流も活版印刷からオフセット印刷へと移り変わってまいりました。 弊社では、最新のオフセット印刷への対応などを進めるかたわら、活字の文化を守り伝えたいと考え、今では数は減りましたが活字書体を保有し、活版印刷を続けております。 詳しく見る
ncube2曰く、"ここの読者の中にも足繁く神保町へ人も多いと思うが、 NHK のニュースによると国立情報学研究所の高野明彦教授は、探している本に関するキーワードや簡単な文章を入力すると、該当する本のタイトルと神保町のどこの古書店に在庫があるか検索できるシステム「JIMBOU(今は公開の予告のみ)」を開発し、10月21日から公開するそうだ。 手始めに10万冊から開始し、将来的には100万冊分のデータを提供するのが目標とのこと。 JJこと植草甚一氏のように、気軽に神保町に行ける所に住み古書店の探索が趣味と言う人は別として、ワシのように遠隔地に住み神保町にはあまり行けない、行けても滞在時間が短いと言う人には便利ではないだろうか。 もっともこのシステムでも、古書店の人すら自分の店に存在することを知らない本は検索できないだろうから「この本、どこかにある?」「○○書店にあるよ」と情報交換できるコミュ
1.画線エレメントをデザインする はじめにフォントのニーズを探ってフォントデザインのコンセプトを明確にする。コンセプトにしたがって、てん・はね・はらいなどの各エレメントや主要なへんや冠などのデザインを十分に検討し、エレメントが不統一にならないようにする。少なくとも1000文字の漢字が必要になるので、途中でのデザイン変更は大きな時間のロスになってしまう。 2.ペンツールで字体を描く イラストレーターのペンツールで文字の骨格を直接描きすすめる。漢字は全体のバランスを見て画線の粗密が目立たないように留意する。「かな」のデザインは特にバランスが取りにくいのでペンツールの前にスケッチブックなどで十分ラフスケッチを繰り返し、字形を検討しておくと良い。 3.画線の字幅を決定する タテ画をやや太くした方が文字が安定するので、縦画と横画の太さの比率を10対9にする。ペンツールで描かれたパスに線幅を設定
◆活字・写植組版 『傅書活版技術』高島義雄著 日本印刷新聞社 『日本のタイポグラフィ活字・写植の技術と理論』佐藤敬之輔著 (株)紀伊国屋書店 『新編新聞整理の研究』 (社)日本新聞協会 『新編出版編集技術・上巻』藤森善貢著 日本エディタースクール編 『編集・組版大全』長谷川文明著 東京経済 『横組み組版の原則』長谷川文明著 『日本語文書の行組版方法JIS X 4051』日本規格協会 『組みNOW・写植ルールブック』写研写植ルール委員会編 (株)写研 『印刷のてびき』 昭和堂印刷所企画部 『レイアウト事典1.タイポグラフィ表現の原則と実際』視覚デザイン研究所 『現代組版の基礎知識』 新井暢著 (社)日本軽印刷工業会 『写真植字の15章』 大塚享著 印刷学会出版部 『写真植字のための組版ルールブック』ルールブック編集委員会 『組版ガイド・基礎編』増田義浩編 東京リスマッチック(株) 『標準編集
何というのか、丸くまるくかたまっていってしまう、字が。短歌を組むには歌の流れみたいなものが出てこない。四角い枡の中に文字を入れるという書体のもつ規制のせいで、伸びやかさがなくなったのかどうかは判らないけれど。何といっても日本の字は一字一音です。特にひらがなは。だから、一字一音で単独して読めるというのが、字の設計にも影響して、独立して設計してしまったのではないかという気がします。しかも縦にも横にも組めていくようにと設計しているから、どうしても文字と文字とのつながりを重視するよりも、その文字一つひとつが単独で見られるように設計されているように思える。そうではなくて、一字一字として見た時に、あるバラツキがあっても次の字へ、「書」でいうなら「気脈」というのかな、そういうものが通っているようなもののほうが、和歌のように詩(うた)を詠(うた)う場合には文章がつながっていく。英文のようにシラブルがかたま
仮名による多様化 少し古い数字ではあるが昭和44年の共同通信の百万字調査によれば、漢字46.23%に対して非漢字53.76%の内、ひらがなが35.36%、カタカナが6.38%である。その後漢字離れも進み現在日常的に目にする一般的な文章ではこの調査よりはるかに仮名の量が多く、一説には60~70%を仮名が占めているという。さらに我々は長い間の習慣によって、漢字、ひらがな、カタカナの組み版を受け入れ、多くの人達はそのことに不統一は感じていない。アルファベットのタイプフェイスのようにテクスチュアや濃度の統一されたデザインを多くの人達は望んでいないと私は思っている。そのような不統一の組み版を受け入れることが可能ならば、一つの漢字に対して多くの仮名のデザインを組み合わす新しい組み版の考え方が生まれることには必然性がある。タイプフェイスの性格は60~70%を占める仮名、その中でも特にひらがなによって決定
組見本用創作文とは 組見本用創作文『問わずがたりの洋酒外史』は、コチラをご覧ください はじめに ほんとうに読みやすい文字、訴求力のある書体……文字に秘められたパワーは実際に文章を組んで見なければ正確に評価できません。書体デザインの仕事に携わっている私は、以前から「組んだ状態で書体の出来栄えを判断するための文章」の必要性を感じていました。 しかし、この目的に合う文章はなかなか視野に入ってきません。いっそ文章を自作しようかとも考えましたが、どうせ作るなら本格的なものにしたいと思い、編集想芸ネーブルの佐藤章氏に相談したところ快く協力を約束してくれました。 こうして1989年秋に作業を開始し、年末近くになって完成したのが組見本用創作文『問わずがたりの洋酒外史』です。これは1990年から公開しております。あとの段で述べるような使い道がありますので、もし利用価値を見いだされましたら、ぜひご活用ください
Identify a font by answering questions about key features: Do the characters have serifs? Serifs are spikes or slabs on the ends of the strokes.
新JIS漢字時代の扉を開こう! 2000年8月14日 作成 2001年11月15日 更新 青空文庫 パソコンやワープロで広く使われてきた、第1第2水準の漢字に加えて、第3第4水準を定めた、新しいJIS漢字コードの規格が作られました。これまでは使えなかった記号やアクセント符号付きのラテン文字なども、新規格に盛り込まれました。これが普及すれば、コンピューターで読み書きし、ネットワークでやりとりできる文字を、大幅に増やせます。「あの字がない。この記号が使えない」といった不自由は、ほとんど感じずにすむようになるでしょう。 この新しい漢字コードを使いこなす準備が、いろいろな人たちの手で進められています。 その成果を集め、新JIS漢字を使いたいと思った誰もが、必要な小道具と知識をすばやく手に入れ、ただちに旨味を確かめられるようにと願って、このページを設けました。 順を追って読み進んでもらえ
草書体(そうしょたい)は、漢字の書体の一つ[1]。 概要[編集] 速く書くことができるように、同じく漢字の筆書体である行書とは異なり、字画の省略が大きく行われる。文字ごとに決まった独特の省略をするため、文字ごとの形を覚えなければ書くことも読むこともできないことが多い。隷書の時代からあったが、一般に使われるようになったのはそれから数百年の月日が過ぎてからである。楷書体では多くの字が1通りの書き方であるのに対し、草書体は幾通りかの書き方がある場合があり、書家による違いも大きい。 草書の「草」は草稿などの「草」である。また「草」には「下書き」という意味もある(例:起草)。「ぞんざい」という意味もある。 アルファベットのいわゆる「筆記体」も、草書体と呼ぶことがある[2]。 中国[編集] 行草書羅漢賛等書巻 明末期(1603年) 董其昌筆 東京国立博物館蔵、 (釈文)癸卯参月 在蘇之雲隠山房 雨窓無
「梟覇」という小説のタイトルを筆で書く仕事をしました。隷書で書くことになったのですが、今日本で使っている「覇」という字はないのです。 字書に載っているものは左にあるようなものです。 どうも左右のいちばん上にある「あめかんむり」+「革」+「月」というのが最も一般的なもののようです。 さあ困りました。歴史的な字を書くべきか、それとも今書かれている日本の字を隷書風に書くか、二者択一です。 これがボクにとっての「字体」の問題です。 タイプフェースでは、「字体」「字形」「書体」「字種」という言葉があります。これを整理してみましょう。 字体の差 「吉」は、上の方に横線と縦線を平べったくクロスさせ、その下にもう一本横線を書く、その際縦線と接する。さらにその下にやや横長の長方形を書く。 というような「概念」を「字体」というようです。ですから左のように示してしまうと「概念」とはいえなくなってしまうのですが、
●タイプバンクのビットマップ・フォント タイプバンクのデジタルフォントの歴史はビットマップフォントの開発からはじまりました。ビットマップフォントというと「あー小さいポイントを表示したときにでてくるあれね」などと決して簡単に思わないでください。確かに現在皆さんがマッキントッシュやWindowsで目にされているビットマップフォントはアウトラインフォントから自動生成したものをそのまま、もしくは多少の修正を入れて使われているものが多いようです。しかし、ここでお話しするビットマップフォントはそれとは違うのです。まだアウトラインフォントが主流でなかったころ、ワードプロセッサでもオフィスコンピュータでも、また初期の解像度の限られたプリンタでも、そこで使うことのできる文字はビットマップフォントでした。それらはすべて、限られたエリアで文字を表現するデザイン技術を駆使し、人間の手によって創られています。タイプ
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