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ブックマーク / www.jagat.or.jp (385)

  • 戦後日本におけるデザインの変遷をたどる | JAGAT

    1950年代から2020年代までのグッドデザイン賞受賞デザインを紹介する展覧会「GOOD DESIGN COLLECTION 1950s-2020s」を通じて、日のデザインの変遷をたどる。 グッドデザイン賞は、1957年に通商産業省(現:経済産業省)が創設した「グッドデザイン商品選定制度(以下、Gマーク制度)」を前身とし、1998年に主催が日産業デザイン振興会(現:日デザイン振興会 以下、JDP)に移管されたことを機に、現在の名称となった。 創設の目的は産業の発展にあったが、時代の変遷とともに産業のみならず消費者の利益も重視するようになり、現在では、暮らしや社会をよりよくしていくデザインを見つけ、広範な人々と共有することを目的にしている。 JDPが運営するGOOD DESIGN Marunouchiで、6月2日〜7月9日まで「GOOD DESIGN COLLECTION 1950s-

    戦後日本におけるデザインの変遷をたどる | JAGAT
  • 第60期を迎えるDTPエキスパート試験 | JAGAT

    DTPエキスパート創設のきっかけ 1990年代、印刷業界は大きな転機を迎えることとなった。つまり、印刷の前工程であるプリプレスが、フィルムを介した光学的な手法からコンピューター上のデータ加工であるDTPへと変革することとなった。 DTPが導入される以前の印刷物制作は、デザイン・写植版下・製版・刷版・印刷・製加工と各工程が縦割りで、独立していた。そのため、工程ごとの専門家は多いが、総合的な知識を保有している者は少なかった。 つまり、文字部門の従事者は製版や印刷を知らず、印刷部門の従事者は文字や画像について詳しくないことがほとんどであった。また、1990年代前半はパソコン自体が普及しておらず、DTPを構築・運営するためのコンピューターの知識がない人がほとんどだった。 国内でDTPが紹介された頃、導入の最大のネックとなったのは、実は総合的な印刷知識を持つ人材が少ないことだった。 JAGATは、

  • page2021 | JAGAT

  • 写真植字機の発明略史(1)先鞭をつけた日本の写植機 | JAGAT

    記事の内容は掲載当時のものです。 写真植字機は世界中で日で一番早く実用化された。この事実は日の印刷関係者なら知らないひとはいないだろう。それも大正の末期から昭和のとっかかりのことである。すべての工業技術と製造機械が「西洋」から輸入されるか、その西洋から入った機械を模範にして、国産化された機械と、それを使う技術に依存していたこの古い時代に、ひとり、写真植字の機械だけが日で全く独創的に開発され、先進諸国にさきがけて実用化されたということは、わが国の産業機械全体を見渡しても、非常に稀有の事例に属する。 しかも、この日の写真植字機は、その以前に長い先人たちの苦闘の歴史があったわけではなく、突如として発明者の頭に宿り、その着想が具体化したものである、という点でも発明史上珍しいケースに該当する。 星製薬会社で働いていた青年森沢信夫が、会社の人からイギリスの写真植字機(その人は「光線を使うタ

  • 『みんなの印刷入門』が出来ました! | JAGAT

    JAGATは、最新の技術情報、ビジネス環境に対応した新たな印刷入門書『みんなの印刷入門』を発刊しました。 長期にわたって印刷の入門テキストとして愛用されてきた『印刷入門』(JAGAT刊)があります。ただ、最近の印刷を取り巻く環境の変化は目覚ましく、技術もビジネスも大きく進化してきたため、現在では時代にそぐわない面もでてきていました。 そこで、JAGATでは『印刷入門』の内容も体裁も刷新することとし、業界の第一線で活躍する各分野のエキスパートによる「新・印刷入門制作委員会」を立ち上げ、現代に相応しい印刷の入門書は、どのようなコンテンツをどのように表現すべきかなどについて議論を重ねてまいりました。 そして、オールカラーでテーマごとに見開きでレイアウトし、視覚的で理解しやすい豊富なイラストや写真を使って、読む人が具体的にイメージしやすいにしようというコンセプトを決めました。 さらに、あえてデジ

    『みんなの印刷入門』が出来ました! | JAGAT
  • 平成フォント誕生物語─フォント千夜一夜物語(12)

    初めて日語PostScriptフォントが誕生した後、1992年出荷のMacintosh「漢字Talk 7」 のTrueTypeフォントの登場、日Windows3.0の「WIFE」フォント、日Windows3.1 の「TrueType」へとフォントテクノロジーの変遷は目まぐるしい。 少なくとも1992年までの日フォント環境は、専用ワープロにかぎらずパソコンでも、 またDTPの世界でも貧弱な状況であった。いい換えれば、1992年代以降になって印刷用に使えるマルチ・フォント、スケーラブル・フォントの時代になったといえる。 ところが1978年のワープロの登場、1983年の電子組版、1985年のDTP誕生以来、コン ピュータや電子機器メーカーなどからデジタルフォントの需要が高まってきた。 特にDTPなどの分野に高品位のアウトラインフォントの必要性が高くなっている。これ に対してフォント

  • JAGAT エキスパートDAY

    開催概要 名称 JAGAT エキスパートDAY 開催日 2018年12月21日(金) 場所 公益社団法人日印刷技術協会(JAGAT)東京都杉並区和田1丁目29番11号[マップ] イベント趣旨 「印刷メディアの強みを活かしてあらたな価値を生み出す人材」をテーマに、エキスパート資格イベントを開催します。 マーケティング情報と印刷の連携が注目される中、新たな印刷ビジネスを実現する人財に求められるものは何か? 資格受験予定者の情報収集、有資格者の継続学習にも役立つセミナーや展示満載。 自社の人財育成、またはご自身のキャリアのヒントをお持ち帰りいただくイベントです。 印刷メディアビジネスに関心をお持ちの方であればどなたでもご参加いただけます。 エキスパート資格について 参加費 無料(事前登録制) イベント終了後、参加者交流会を行います。軽とお飲み物をご用意しておりますので、お気軽にご参加ください

  • 石版印刷とはどんなものですか。 | JAGAT

    記事の内容は掲載当時のものです。 ナンデモQ&A:その他 Q:石版印刷とはどんなものですか。 A:石版印刷は現代の平版印刷の源となる印刷方法です。この印刷には石灰石が用いられ、ドイツのバイエルン地方で採れる天然のものが使用されます。 石版印刷は、セネフェルダーが石灰石の面に楽譜を凹刻する研究をしていたときに、偶然、この石が多孔性で水分を長く保持できることを知り、その基礎をつくりました。 これは、水が浸透しやすい状態に石灰石の表面を平らに仕上げます。この平らな表面に、直接、専用の油性のクレオンで描画していきます。この時の、筆圧の強弱で濃淡が決まります。また、転写紙に型あげしてこれを石版石に転写する方法もあります。 このあとに、クレオンが擦れて取れないように、タルクという粉を塗ります。そして、アラビアゴムと硝酸を混ぜた液体を塗布することにより、クレオンの油分が石灰石のカルシウム分と化学反応

  • page2018報告 | JAGAT

    page2018の報告書をまとめましたので、こちらにご報告いたします。 <開催概要> 名称: page2018 主催: 公益社団法人 日印刷技術協会 後援: 経済産業省ほか 会期: 2018年2月7日(水)~2月9日(金) 開催時間: 10:00~17:00 会場: サンシャインシティ テーマ: 「アライアンスNEXT」 <カンファレンス・セミナー> セッション数: 33セッション(基調講演3・カンファレンス14・セミナー16) 実参加者数: 1,180名 <展示会> 出展社数: 161社(前回159社) 出展小間数: 546小間(前回546小間) 来場者数: 66,210名(前回71,190名、対前年比93.0%) <来場者データ> このpage2018来場者データは、来場登録の際に実施する属性確認を基に、データの収集を行っているものである。こちらには、webサイトからの事前登録の際の

    page2018報告 | JAGAT
  • 伝えたいことは、図で表してみよう | JAGAT

    情報を視覚的に表現するインフォグラフィックスは、社会と生活のあらゆる場面に役立っている。その習得は一朝一夕にできるものではないが、絵の上手さは絶対条件ではなく、もっと大切なことがある。 古今東西のインフォグラフックス インフォグラフィックスの歴史は、人類が文字を獲得する以前から始まっていた。 ショーヴェ、アルタミラ、ラスコーなどの洞窟に残された生き生きとした壁画がよく知られている。 20,000 Year Old Cave Paintings Hyena(ショーヴェ洞窟のハイエナの壁画)(https://commons.wikimedia.org) 文字文化が生まれてからも、情報伝達の手段として図は重要な位置を占めてきた。 近代的グラフの発明者と呼ばれるウィリアム・プレイフェアによる棒グラフ Chart Showing at One View the Price of the Quarte

    伝えたいことは、図で表してみよう | JAGAT
  • デザインで情報を可視化する~インフォグラフィックスの動向 | JAGAT

    言葉だけでは伝わりにくい情報を視覚化する手法、インフォグラフィックスの需要が近年高まっている。 印刷物制作・デザインにおいて情報の視覚化はどんな効果があるのかを専門家に聞く。 印刷会社がインフォグラフィックスを理解することで、カタログ、Webサイト構築、イベント企画などの受注に有利となります。また、企画書などの営業ツールも、キャッチーなグラフィックスを取り入れれば、クライアントの興味を引きつけることができます。 最近では教育現場でもインフォグラフィックスが活用されています。 IT、インターネット技術が進む現在、大量情報の視覚化は印刷業界にとっても避けて通れない課題です。またデザインの社会的価値の高まりとともに、多種多様な人々に情報を効果的に伝える手段も重要となっています。そこで情報を視覚化する手法であるインフォグラフィックの基と活用について知るための研究会を開催します。 関連記事 ・情報

  • 印刷技術とメディアの変遷(その弐) | JAGAT

    メディアの変遷だが、今回はアナログ時代の最後からDTP前夜までを解説してみたい。普通の印刷技術歴史年表には出てこない事例を中心に述べているトリビア的話だ。 前回(その壱)は作図機が登場し、製版のシステム的な合理化が進んだということを述べた。印刷の設計図ともいうべき版下と製版処理に使うピールオフフィルム(俗に言う赤マスク版)を同じデータで作成できるようになり、かつCEPSで写真を少し大きめで貼り込み(レイアウトし)、赤マスクでトリミングすることで、従来の製版工程が画期的に合理化されたのだ。 製図機登場以前はシステム化などと呼べるものはなく、絵柄品質はスキャナに勝手に依存し、文字は写植機(フォントと組版技術は職人もしくは電算の能力)に勝手に依存していたのだ。その状況が、2mm方眼のグラフ用紙に描いたラフレイアウトの点をプロットしていくだけで版下ができあがり、同じデータでピールオフフィルムをカッ

  • 印刷技術とメディアの変遷(その壱) | JAGAT

    今年2017年度はJAGATの50周年の記念イヤーである。様々なイベントや出版物の発刊を計画しているが、それに合わせて自分の知識を再整理する意味もあり、50年間の要点をまとめてみたい。 50年前JAGATのスタートを考えると「活字の無くなる日」、つまり活版から写植(オフセット印刷の台頭)への変化が挙げられると思うが、活字から写植になったことでフォント(文字)のバリエーションも豊富になって、文字詰めなどの新しい技法も生まれ、日の文字文化が独特の発展・爛熟を見せることになる。若い人にゴナといっても「?」なんの事やら分からないだろうが、ゴナを多用したファッション誌やビビットな紙面作りを演出していたのだ。 活字に対する思い入れも理解でき、確かに秀英体の文組版などは落ち着いているが、これはDTPにも言えることで、個人的には、オフセット印刷(+DTP)の秀英体で組まれた書籍は大変読みやすいと思って

  • 出版物の企画・編集・制作の現場で起きている課題 - JAGAT

    1.InDesignデータからEPUBを制作する際に直面する「非互換性」について 2012年夏の楽天kobo事業開始を第一歩とし、年末のkindle市場参入によって完全に電子書籍市場は新しいステージを迎えた感がある。しかし、まだまだコンテンツは英語圏に比べれば多いとは言えず、紙のの発売からかなりの時間を経た後にようやく電子書籍の発売にいたる例なども多く見られる。 もちろん、これには出版社サイドの販売戦略的な判断もあるのかもしれないが、一方で印刷データから電子書籍データへの変換に伴う技術的障壁が依然として大きな壁になっている状況も否定できない。 この問題の大きな原因のひとつは、「紙書籍」と「電子書籍」のメディア特性の違いから来る「非互換性」だ。ここでは、InDesignで制作された紙印刷用データをもとにEPUB電子書籍データを制作する過程を通じて、この問題に迫ってみたい。 1.1 象徴

  • 夏フェスやります♪ | JAGAT

    4月からJAGATは新しい期がスタートしており、2017年5月10日に50周年を迎えます。page2017からpage2018までを50周年記念期間として様々なイベントを企画していきます。 その一つとして夏フェス(サマーフェスティバル)を8月24,25日(木,金)の2日間、中野富士見町のJAGAT社で開催する予定です。 おかげさまでJAGATは自前の建物で、セミナールームやミーティングルームをたくさん持っているので、その設備を開放し、フル活用するオープンハウス的な夏フェスをやってみようということです。 例えば、まだ仮テーマですが「JAGAT Summer Fes 2017〜デジタル印刷とマーケティングの可能性〜」と題して、開催2日間の内の第1日目をデジタル印刷Dayとして、デジタル印刷に関したミニセミナーを多数開催し、第2日目をマーケティングDayとして様々なイベントを企画してみては?と

  • Webフォントの"今"を知る~効果的なデザイン、利用方法から技術動向まで〜 | JAGAT

    JAGAT 研究会 テキスト&グラフィックス部会 テキスト&グラフィックス部会 年間スケジュール Webフォントの“今”を知る~効果的なデザイン、利用方法から技術動向まで〜 Webフォントの“今”を知る~効果的なデザイン、利用方法から技術動向まで〜 *Web上でも豊かな文字表現を可能とするWebフォントの今をさまざまな角度から取り上げる。(文字情報技術促進協議会共催) 情報取得はWebからという流れは加速するばかりであるが、グラフィックデザインと同等の多様性、柔軟性かつ読みやすく正確な表現ができるかといえば、まだまだその域には達していない。 その要因の大きな比重を占めるのがフォントの制約である。通常のWebページは閲覧者のPC環境にあるフォントだけしか表示できない。そのため書体にこだわった見出し表現をしたい場合などは、いったん画像データにして貼り付けているケースも多い。 こうした制約の解決

  • 電子書籍時代の外字・異体字を考える - JAGAT

    出版物における外字・異体字問題のイメージだが、これまで業界の中でもいろいろな議論や取り組みが行われて来たが、なかなかいい打開策や解決策が出ていない「永遠の課題」である。また、技術的にも現在ではWebフォントや、IVSなどの技術的なものが確立しているが、以前は技術的にとれる手段も少なくて、諸々な都合や主張が混乱した「パンドラの箱」状態であった。一方で、今まで紙のでは、印刷所はそれ程困っていなかった。外字という発想はなくて、なければ文字は作ればいいという感覚で行っていた。ところが、電子書籍をはじめ、デジタルの世界では、端末やビュアーの制限もあり、問題が急浮上する。 輪転機を回すとそのコストで外字・異体字のコストを吸収していた。ところが紙を使わない電子になると、そのコストをどうするのかという問題が起きてくる。 今回特にデジタルの世界での外字・異体字問題について取り挙げる。そして調査事業の内容に

  • 外字・異体字問題解決のための字形データベース - JAGAT

    凸版印刷株式会社 デジタルコンテンツソリューションセンター 課長 田原 恭二 氏 凸版印刷が受託した経済産業省委託事業「平成22年度書籍等デジタル化推進事業」の中の、「デジタル・ネットワーク社会における出版物の利活用推進のための外字・異体字利用環境整備事業」について報告させていただく。 経済産業省で、2010年8月にデジタル出版の三省懇談会(通称)で提起された外字・異体字問題に関して、その基幹となる字形データベース、「字形共通基盤」のプロトタイプ版が完成し、10月末から実証実験が始まっている。 全体概要と経緯 最初に全体概要を理解していただくために、用語の定義から説明を始めたい。(図1) 「字体」「字形」はJIS X 0208の定義に基づいている。 Unicodeの用語集に出てくる「キャラクター」「グリフ」はUnicodeの定義の意味として話をする。 「キャラクター」は言語における最小単位

  • EPUB3.0策定の経緯 - JAGAT

    国際大学 フェロー 村田 真 氏 EPUBの概要 EPUBはHTMLやCSなど最新のWeb技術にもとづく、誰にでも無償で利用可能な電子書籍フォーマットである。今までのフォーマットは、使うと誰かにお金を払わなければいけなかったが、これはそういうことはない。 制定しているのはIDPF(International Digital Publishing Forum)という団体で、そこには約360のメンバーが入っている。アジアが40ちょっと、アメリカがかなり多く、ヨーロッパやインドも入っている。北米中心の団体だったが、最近はだいぶ他の地域でも増えている。 シアトルを除く世界中で盛り上がっている。AppleもソニーもGoogleもKobo(Koboというのはbookを入れ替えた名前の、最近楽天が買ったところである)もバーンズ&ノーブルも盛り上がっている。 なぜシアトルかというと、シアトルにAmazon

  • 二分ダーシ - JAGAT

    JIS X 0213では、“–”の日語名称として“二分ダーシ”と“ダッシュ(二分)”を掲げている。英語名称は“en dash”なので、二分ダッシュ(半角ダッシュ)などとも呼ばれている。 二分ダーシの代表的な用例は、年号やページ数などの範囲を示す場合である。23–36ページや1998–2012年のようになる。 二分ダーシの呼称 “–”は、JIS X 0213では参考ではあるが、日語名称に“二分ダーシ”と“ダッシュ(二分)”を掲げている。英語名称は“en dash”なので、二分ダッシュ(半角ダッシュ)などとも呼ばれている。 “'”(プライム)もダッシュと呼ばれるので、それとの差異を示すために、“ダーシ”という呼び方が出たのだと聞いたことがある。 ハイフンとの混用 二分ダーシに似た記号にハイフンや負記号、全角ダーシ(全角ダッシュ)がある。図1に例を示す。 これを見るとわかるように、一般に二分

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