●「気虚」状態ではあったのだけど先日、無理無理、仕事の打ち合わせに。終了後、フリーのベテラン編集者さんと話す機会あり。同じ仕事に関わっているのだけど、この方の懐は大きい。私のように文句や愚痴ばかり言うのではなく、先方を「優しく見守り育てる」目をお持ち。 ●以前「校正の仕事に『優しい親のような心持ち』はいらない」ようなことを書いたけど、訂正。この方のように「先方を許す」気持ちを持てたら、ストレスも溜まらぬはず。私も、気がついたら「私が新入社員だったときの部門長の年齢」に近く。校正の経験は浅いけど、社会人としての経験は多少「貯金」がある。「後輩に優しく教えてあげよう」くらいの心持ちで、鷹揚に構えようではないか……。人間が小さいから、できるようになるまで一生かかりそう(^^;)。 ●閑話休題。大手出版社に出入りしている先輩から、「出版社の空洞化」の話を聞く。全部がそうだってわけではないのだけど、