◆丸ゴシック体 ◯筑紫A丸ゴシック 「ナール系」とも言う、字面の大きい丸ゴシック体が多かった中で、写研の「石井丸ゴシック」のような字面の小さめな丸ゴシック体として登場したもの。その後このような丸ゴが他メーカーからもリリースされるが、この書体はなんだか他のものにはない「みずみずしさ」を持っているような気がする。 ◯丸アンチック 筑紫丸ゴシックとほぼ時を同じくして登場した、ふところの小さめな仮名書体。「新丸ゴ」と混植することを前提に作られたが、新丸ゴは字面の大きいものなので、秀英丸ゴシックや平成丸ゴシックなどの漢字と混植して使っても良いだろう。 ◯秀英丸ゴシック こちらもふところの小さめな丸ゴシック体。むかしからある書体のような落ち着きを感じるのは自分だけだろうか。「明朝体・角ゴシック体編」で書いた「リュウミン」や「游ゴシック体」のように、自分の中でのスタンダード。 ◯タイプバンク丸ゴシック
2018-01-02 當山日出夫(とうやまひでお) 続きである。 やまもも書斎記 2017年12月30日 『國語元年』井上ひさし(中公文庫版) http://yamamomo.asablo.jp/blog/2017/12/30/8757864 井上ひさし.『國語元年』(中公文庫).中央公論新社.2002 (中央公論社.1985) http://www.chuko.co.jp/bunko/2002/04/204004.html この作品には、日本のいろんな地方の登場人物が出てくる。主人公の南郷清之輔は、長州のことば。その岳父と妻は、薩摩のことば。浪人の元武士の若林虎三郎は、会津のことば。このテレビドラマ版の語り手(ふみ)は、山形のことば、などである。 私がこのテレビを見ていた時の記憶として、毎回、冒頭に、ふみ(石田えり)の手紙が語られていた。そのはじまりは、きまって「オドチャに、カガチャ」で
◆ ライター歴60年以上 『女性自身』に創刊号から書いてるんです ―― 『ノストラダムスの大予言』を書くまで、五島さんは週刊誌のライターとして長くご活躍だったんですよね。 五島 上京後しばらくしてから、出版社が次々と週刊誌を創刊する時代になりました。私は、光文社の『女性自身』に創刊号から書いてるんです。 ―― 『女性自身』は、立ち上げから2ヵ月という短期間で創刊されたとか。 五島 もうゴチャゴチャ。しかも美智子さまブームの直前で、皇太子妃候補をピックアップして、何人もの人を追っかけたり張り込んだりと、こっちも必死でしたね。 ―― その頃の記事で、今でも覚えているものはありますか? 五島 創刊してすぐにスチュワーデス殺人事件がありました。後に松本清張さんが、それを題材に小説を書いてますね。 ―― 『黒い福音』ですね。あの事件を担当されたんですか! 五島 はい。BOAC航空のスチュワーデスが、
五島 6月頃からいろんな病気をしましてね、最後は心不全にまでなりました。心不全というのは死に至る病で、程度にもよりますが、たいてい生き返らないんだそうですよ。 ―― 無事に復活されたわけですね。 五島 ようやく退院して、退院後間もなく88歳になりました。 ―― 米寿を迎えられたということで、おめでとうございます。 五島 いえいえ、とんでもないです。何がめでたいって話ですよ。友達ももうずいぶん死んでますし。週刊誌で一緒に仕事した仲間も、たいてい辞めるか、亡くなるかしてますからね。 母に受け継がれた話の中に、黙示録や予言の話があった ―― 今日は、五島さんが週刊誌のライターとして活躍していた時代についても伺いたいのですが、まずはやはりノストラダムスから始めさせてください。1973年に出版された『ノストラダムスの大予言』は大ベストセラーになりましたが、最初から予想されてましたか? 五島 いや、私
この記事の写真をすべて見る 今年画業50周年を迎えたみなもと太郎先生。70歳を迎えた今も歴史マンガ『風雲児たち』の連載を抱え、マンガ研究家としても幅広く活躍している。2018年元旦には、みなもと先生の大ファンで「新撰組!」や「真田丸」も影響を受けたという三谷幸喜氏脚本で、NHK正月時代劇「風雲児たち~蘭学革命篇~」が放映される。ドラマへの出演も果たしたみなもと先生にマンガへの思いについて伺った。 * * * ――『風雲児たち』のドラマ化おめでとうございます。キャストに片岡愛之助さん、新納慎也さん、山本耕史さん、草刈正雄さんなど豪華俳優陣が名を連ねる中、寛三という役柄で出演されたとのこと、緊張しましたか? 10代の頃に京都の撮影所で仕出しのバイトをしていたので、昔取った杵柄で平然とやったつもりです。年をとると厚かましくなるんだなと実感しましたね(笑)。52年ぶりに羽二重(かつらを被る前に
90年代に活躍したテクノアーティストをピックアップしてその軌跡を紹介する企画 90年代テクノスーパースター列伝。 第二回は時代に合わせそのスタイルを変容させつつも、 数々の歴史的名曲を残してきたJoey Beltramです! えー、私事で大変恐縮なのですが 「テクノのアーティストで誰が好きなの?」と聞かれると 真っ先に答える名前が、このベルトラム大先生だったりします。 そんな事もあり、思い入れからくる脱線も 少々あると思いますが、そこはご勘弁を。 では早速スタート! Joey Beltram 〜イントロダクション〜 「俺は他には無い物をやろうとして、他とは違うものを作っていただけだ。 結果としてメディアにテクノってラベルをはられてしまったけど、 俺は今でもテクノシーンなんて興味ない。自分がテクノだとも思っていない。 俺は頭のなかにある音楽を作り続けているだけだから。」 (ele-kingイ
センドリターン端子とはなんぞや?エフェクターのつなぎ方ではずせないテクニックの一つが、ギターアンプ・ベースアンプのセンド&リターン端子です。 小型アンプにはあまり搭載されていませんが、ライブで使うような大型のアンプには必ずと言っていいほど搭載されている機能です。 エフェクターループ、エフェクトループ回路などとも呼ばれます。 今回はこのセンドリターン端子について詳しく解説します。 センドリターン端子を使うことで特に空間系・残響系のエフェクターやボリュームペダルのかかり方がよりキレイで自然になるので、多用する方にはぜひとも活用してほしいところです。 センドリターン端子とは センド&リターン端子の一例(画像はRoland JC-120) センドリターンとは、アンプの中のプリアンプとパワーアンプの間にエフェクターなどの機器をつなぐための回路です。 わかりやすく言えば、アンプの歪みやエフェクター、イ
毎日新聞社・スポーツニッポン新聞社・毎日新聞出版は、平成という時代を後世に残すため、広く国民から平成年間の写真を募集する「1億人の平成史」プロジェクトを始めます。 平成は天皇陛下の即位された西暦1989年1月から始まり、退位特例法の成立・施行によって、2020年までに終わります。日本の歴史に元号は約250ありましたが、平成の約30年という期間は、昭和、明治、一世一元制になる前の応永(室町時代)に次ぐ、史上4番目に長いものです。短いようで長かった日本のこの一時代を振り返り、変わったものと変わらなかったもの、政治・経済・社会・文化の特色、人びとの生活の喜びと苦闘を、永久に記録に残したいと思います。 平成元(1989)年に、海外ではベルリンの壁が崩壊しました。平成年間は、戦後体制が構造変化した冷戦後の世界と重なります。平成元年ごろに日本のインターネットの基礎が整い、平成7年のウィンドウズ95発売
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