東洋文庫ミュージアムにて「悪人か、ヒーローか」展が開催中。人が「悪」とみなされる、その背景に迫る「悪」とされる人々を描いた作品に焦点を当て、「悪」の背景に迫る展覧会「悪人か、ヒーローか」展が東京・駒込の東京文庫ミュージアムで開催されている。会期は9月5日まで。 歴史資料や創作物では、社会の規範や支配体制の枠組みにおいて「悪人」や「悪党」とみなされた人々が、一転してヒーロー・ヒロインとして魅力的に描かれている例が多々ある。そのいっぽうでは、歴史上で大きなことを成し遂げた人物が、後世への教訓のために「悪い例」として語り継がれていることも少なくない。 そんな多様な立場、視点によって記録された、古今東西さまざまな「悪人」あるいは「ヒーロー」たちを集結させ、その虚像と実像に迫る展覧会「悪人か、ヒーローか」展が東洋文庫ミュージアムにて開催中だ。 葛飾戴斗 絵本通俗三国志 1836 「集結!歴史のなかの