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ブックマーク / jbpress.ismedia.jp (235)

  • 大航海時代が生み出した日本と英国の代表料理 揚げたてをいただく、天ぷらとフィッシュ&チップス | JBpress (ジェイビープレス)

    いえ、何も高級材とかでなくていいんです。ドイツもバイエルンなど多彩な肉料理がありますし、スイスの山の中は「アルプスのもんじゃ焼き」チーズフォンデュなんてものもある。 西に行けばスペイン、ポルトガル、東に行けばハンガリーなど東欧諸国と、イスラム圏の影響を感じさせる、地域の味が存在しているわけですが・・・しかし英国というのは当にべ物の名物が少ない気がする。 そんな中でよく言及されるのが、この「フィッシュ&チップス」、労働者階級の立ちいファストフードとして世界最古の部類に属する、「マクドナルドの祖先」みたいなものかもしれません。 そういう印象を強く持っていたのですが、やはり現地でべるとちょっと違うところがある。少し印象を新たにしました。 ヨークでべたフィッシュ&チップス 以前、仕事で英国に渡ったとき、用向きのシェフィールドから週末ちょっと足を伸ばして古都ヨークまで行ってみたことがあり

    大航海時代が生み出した日本と英国の代表料理 揚げたてをいただく、天ぷらとフィッシュ&チップス | JBpress (ジェイビープレス)
  • 震災が米ワシントン州へもたらす2つの影響 がれきによる沿岸の環境悪化、日本語教育 | JBpress (ジェイビープレス)

    3月に起きた東日大震災の津波により、東北沿岸地の住宅施設、木材、船舶、車両などが太平洋に流され、その集合体は幅1300マイル、長さ360マイルでワシントン州の5倍の面積まで広がっている。 太平洋を東へ流れ、数年以内にワシントン州沖に流れ着くと予想されている。 漁業や観光業などワシントン州沿岸地域は、州内においても重要な産業地域となっている。海上では各種魚類、浜辺では貝類などのゲームフィッシングが行われ、現在はレーザークラム捕りが約2週間に1度解禁され、オーシャン・ショアーズやウエストポートなどの沿岸地に足を運ぶ市民も多い。 北にオリンピック国立公園があり、夏には休暇を利用し、アクティビティーが盛んだ。初冬から初夏にかけてはメキシコとアラスカを回遊するコククジラの移動海域にもなる。 米環境保護庁(EPA)と米海洋大気庁は毎月、海に押し出されたがれきの位置情報などを発信している。震災直後の調

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  • いつの間にか味の改良が進む「緑のたぬき」 旬到来!日本そばの進化は続く(後篇) | JBpress (ジェイビープレス)

    「日そば」にまつわる温故知新を得るため、前篇では日そばの歴史をたどった。数千年の長いそばの歴史の中で、450年前の戦国時代にそばは麺の形になった。比較的新しい出来事といってよさそうだ。 ここ100年で、そばを巡る大きな変革を挙げるとしたらどうだろう。屈指と言えそうなのが「即席そば」の誕生である。そばは、手打ちの生麺から、棒状の乾麺へ、そして袋やカップに入った即席麺へと発展していった。 後篇では、スーパーマーケットやコンビニエンスストアでも見られ、国民的存在となったカップそば「緑のたぬき」を製造・販売している東洋水産の開発者・研究者に話を聞いた。従来のそばを意識しつつも、即席麺としての風味を追究していく。開発は温故知新の積み重ねのようだ。また、東洋水産はそばを健康などの側面からも研究している。その中で、日人に馴染みのなかったそばにも研究の眼を当てているのだ。 日そばの即席麺というジ

    いつの間にか味の改良が進む「緑のたぬき」 旬到来!日本そばの進化は続く(後篇) | JBpress (ジェイビープレス)
  • 中国4000年より深い「そば」の歴史9000年 旬到来!日本そばの進化は続く(前篇) | JBpress (ジェイビープレス)

    秋から冬にかけては「そば」が旬の季節。秋の新そばが出回り、年末の「年越しそば」で最盛期を迎える。歳時記でもそばは冬の季語だ。 うどん、そうめん、中華麺、洋麺と、麺類は日人の主の1つとなっているが、頭に「日」が付くのは「そば」のみ。日人の麺文化において、そばの存在を欠かすことはできない。 そんなそばと日人の関わり合いの歴史はどのようなものだったのだろうか。歴史を探ってみると、今から400年ほど前、日のそばのべ方における“大きな変革”があったことが分かる。 前篇では、われわれがしているそばが、どのように今のような形になっていったか、そばのべ方、そばの供し方、そばへの見方などを追いながら、その歴史を辿っていくことにする。 その歴史の先端にあるのが現代だ。そば屋でべる、そばを打つといった営みから発展して、そばは即席麺の世界にも広がっている。後篇では、品メーカーによる「即席そ

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  • 間違いだらけの日本の英語学習 何のために英語の資格試験を受けるのか | JBpress (ジェイビープレス)

    ユニクロや楽天が社内公用語を英語にしたことがきっかけで、英語学習がまたもやブームなのだそうだ。社内公用語にするかどうかはさておき、多国籍化した企業、縮小する国内市場を飛び出して世界進出を目指す企業にとって、日人社員の英語力向上は避けて通れない道だ。 しかし、日人の英語学習熱、裏返せば英語コンプレックスは今に始まった話ではない。社会人になってから英語の勉強に挫折した人も多いだろう。いったい日人はどうやって英語と向き合えばいいのか、『残念な人の英語勉強法』の著者である山崎将志氏と、『イングリッシュ・モンスターの最強英語術』の著者、菊池健彦氏に聞いた。 ビジネスマンはいつまでTOEICを続けるつもりなのか ―― 今日は、英語学習を書かれたお2人に、日人の英語能力をどのように考えるか、また英語教育の問題点などについて語っていただこうと思います。 山崎将志(やまざき・まさし)氏 ビジネス

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  • 喧嘩上等のカメラ店が「ど素人」に教わった商売の極意 | JBpress (ジェイビープレス)

    店員がカウンターの上に数台の一眼レフカメラを並べて説明を続けている。 店員の話を聞いているのは、2歳ぐらいの小さな子供を連れたお母さんとおばあちゃんである。店員は手振り身振りを交えてカメラを操作してみせ、時にはお母さんにファインダーを覗かせたりしながら、使い方を説明している。 お母さんとおばあちゃんは、カメラに関してずぶの素人のようだ。きょとんとした顔をして説明を聞いているが、当に分かっているのだろうか。見ていてこちらが心配になってくる。 もしも業務効率化のコンサルタントがこの店を見たら、「なんと非効率的なのか」と顔をしかめるに違いない。 買うのか買わないのか分からないような相手に、なぜそんなに時間をかけて対応しているのか。相手は素人なんだから、うまく説得してさっさと買わせるか、適当なところで話を切り上げてしまえばいいではないか。 それだけではない。店内を見渡すと、客が写真をプリントする

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  • 急速に劣化する米国のインフラ 「楽園に続く橋」を阻止する政治の対立

    (2011年11月7日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) 車のドライバーがワシントンで渋滞につかまっている。すると男が窓をノックしてきて言った。「テロリストらが議会を乗っ取り、1億ドル払わなければ、ガソリンで議員に火をつけると言っている。我々は今、1台ずつ車を回って寄付を募っているところだ」 ドライバーが、ほかの人は平均どれくらい出しているのか尋ねると、「ああ、1ガロンくらいかな」という返事が返ってきた――。 人の悪い話だが、このジョークが最近、ワシントン関係者(引退した外交官と学者のグループ)のメーリングリストに流された時、反応は上々だった。喜劇王のボブ・ホープがこんなギャグを飛ばしたとは、まず思えない。現在の風潮では、かつて高い信頼を得ていた米国の民主主義制度をどれほど侮辱しても行き過ぎではないように見える。 侮辱されまくる米議会 それでも、議会がこんな目に遭う(犠牲になることではなく

  • 庶民の食材が「高嶺の花」に上り詰めた理由 マツタケ、人工栽培への道(前篇) | JBpress (ジェイビープレス)

    人を魅了し続けてやまない材の1つにマツタケ(松茸)がある。その気品ある香りと風味の良さは、実りの秋のを、より彩りあるものにしている。 実は、マツタケをこれほどまでの「風味ある材」として珍重しているのは、日文化特有のものであるともいう。日の里山の中で、マツタケはマツの成長とともに育っていった。そして美味しくされていった。 前篇では、日人とマツタケの関わりあいの歴史をたどっていく。さらに、戦後マツタケが「高嶺の花」になってしまった背景を、マツタケ研究を行っている茨城県林業技術センターの小林久泰氏とともに見ていく。また後篇では、マツタケ栽培化への挑戦の歩みを紹介したい。 日には、価値ある品を「贈り物」として大切な人に捧げる習わしがある。古の時代から「茸」(たけ、きのこ)は、贈り物としてふさわしい材だったようだ。 奈良時代に成立した『日書紀』を見てみると、庶民から天皇へ

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  • 一口ごとに幸せな気分に、日本人の創意工夫で生まれた「オムライス」 | JBpress (ジェイビープレス)

    近所に、夫婦でやっている小さな洋屋がある。カウンターだけの店内は、10人座るといっぱいだ。奥さんは気さくにいろいろ話しかけてくる。一方、ご主人は黙々とキッチンを行き来する。 高めの椅子によいしょとよじ登り、メニューを眺める。ひと通り迷った挙げ句、いつものように「オムライス、ください」と言うと、背を向けているご主人がさっと動く。 カンッ、カンッ、カンッ。しばらくして、フライパンを五徳に打ちつける金属音が聞こえてくる。音が鳴り始めると、誰かと来ていても、急に言葉数が少なくなる。ご主人の動きに釘付けになってしまうからだ。 規則正しいリズムでフライパンがあおられ、ご飯粒がパラパラと空中を飛ぶ。ワンジャンプごとに、白いご飯がケチャップの色に染まっていく。あざやかな職人技である。 お次は手早くかき混ぜた卵のなかにチキンライスが投入され、みるみる黄金のひだに飲み込まれていくはずなのだが、なぜかクライマ

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  • 見えた! 中国政府の完璧な情報統制術 模倣サービスで利用者を囲い込み、外国製品を駆逐へ | JBpress (ジェイビープレス)

    人人網は以前は同学校の学生をつなぐという意味で「校内網」という名前であり、同じく学校内での交流を図るために作られたフェイスブック(Facebook)を見習ったもので、校内網のデザインは登場当初は誰もが認めるほどフェイスブックにそっくりだった。 厳戒態勢の中、その地域のSNSを遮断というと、北アフリカのチュニジアで発生した民主化革命「ジャスミン革命」が中国に波及して以来の動きを思い出す。 人人網のほかにも中国ネット企業では、アマゾン中国Amazon China)似のオンラインショッピングサイト「当当網」や、ユーチューブ(YouTube)似の動画サイト「優酷網」が昨年末に上場した。 当当網はアマゾンのシェア以上に人気であり、優酷網についてはライバルのユーチューブがネット規制によりアクセスできなくなったが、土豆網とともに非常に人気の動画サイトで、ユーチューブの存在感を消している。 ニコニコ動画

    見えた! 中国政府の完璧な情報統制術 模倣サービスで利用者を囲い込み、外国製品を駆逐へ | JBpress (ジェイビープレス)
  • 放射性物質に狙い撃ちされた村 飯舘村の悲劇(前篇) | JBpress (ジェイビープレス)

    福島県飯舘村は、福島第一原子力発電所から北西に40~50キロほどのところにある。阿武隈山地に抱かれた、標高500メートルほどの風光明媚な山村だ。今回はこの飯舘村の被曝の悲劇について書く。 前回、前々回と書いた福島第一原発から半径20キロの立ち入り禁止区域の記事と対比して読んでほしい。官僚が地図の上に線を引いただけの20(あるいは30)キロの規制ラインと、現実の放射性降下物の飛散がいかにまったく無関係だったか、そして住民を被曝から防ぐ意味でいかに無意味だったか、如実に示しているからだ。 原発20キロ圏内の陸地は、半円を塗りつぶしたように人が入れなくなった。家に帰れなくなった。会社や職場に行けず、失業状態になった。なのに、円形の立入禁止区域内には線量が外部とほとんど同じくらいの低さでしかない場所がけっこうある(20~30キロラインの中間地帯も物資輸送が止まり生活が破壊されたが、今回は話を分かり

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  • 緑色の粉に見る日本の「ものづくり」の原点 日本人と「抹茶愛」(後篇) | JBpress (ジェイビープレス)

    なぜ、日人は抹茶が好きなのか。「日人の抹茶愛」を探るストーリーは、前篇で明治時代まで進んだ。ここで、日の抹茶文化は大きな存続の危機を迎えることになる。 後篇では、近現代における日の中で抹茶がたどってきた歴史を、引き続き伊藤園中央研究所品科学研究室の沢村信一室長とともに見ていく。 ある“策”によって抹茶文化は存続の危機から息を吹き返すことになる。その後は、近現代の科学・技術の発展とともに、新たなステージへと進んでいく。そんな中で成立したのが、和菓子、洋菓子、主と抹茶の出合いだ。 日で数百年にわたって発展してきた抹茶文化には、大きな危機の時代があった。それは明治時代初期のこと。江戸時代まで抹茶を嗜んでいた「武士」という階級が消えてなくなり、茶の湯の風習が急激に廃れようとしていたのだ。 武士たちに寵愛されてきた茶家の一族「千家」も、多くが財政難に陥った。そうした中、抹茶文化継承のた

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  • だから抹茶は愛される、数百年の歴史に秘密あり 日本人と「抹茶愛」(前篇) | JBpress (ジェイビープレス)

    その色は淡い緑。味はほんのり苦く、香りはすっと鼻になじむ。「抹茶」は、日で数百年以上の歴史をもつ、伝統ある嗜好品だ。現代に入っても、日の抹茶文化は大きな変貌を遂げつづけてきた。茶の湯に供されるだけでなく、和菓子、洋菓子、主などに抹茶の粉が練り込まれた「抹茶味」の品が増えつづけている。 抹茶が日を象徴する重要な役であることは、だれもが認めるところだろう。とはいえ、伝統が続かずに廃れていくもあるなかで、こうも抹茶が現代の日人の舌になじんでいるのはなぜなのだろうか。 そんな「日人の抹茶愛」を探るべく、抹茶を含むお茶の研究をしている伊藤園中央研究所品科学研究室の沢村信一室長に話を聞いた。 日的嗜好品としての抹茶の伝統はどのように誕生して発展を遂げたのか。そして、今、抹茶に対してどのような科学・技術の視線が注がれ、抹茶文化はどのように進化しようとしているのか。前篇では抹茶の歴

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  • ベルギーはもはや国ではない  JBpress(日本ビジネスプレス)

    ベルギーは今年2月、内閣不在期間がイラクを抜き、不名誉な世界最長記録を達成した(ベルギー・ゲントで、長期にわたる内閣不在状態に抗議し、デモに参加する人たち)〔AFPBB News〕 シュールレアリスムの画家、ルネ・マグリットを生んだベルギーだが、どんな芸術作品も、この国の政治のシュールさにはまずかなわない。ベルギーでは、正式な政府がない状態が400日以上も続いている。 今年に入って、国民は心配し始めた。 市民は連立を求める抗議活動を行った。ある議員は各政党の党首の配偶者に対し、連立政権が成立するまで党首とのセックスを拒否するよう求めた。ある俳優は、男性はひげを剃ることを拒もうと呼びかけた。すべてが無駄だった。 これまで以上にひげが伸び、愛を交わすこともなくなったかもしれないベルギーでは、ワロン人とフラマン人の対立が、泥と血にまみれた戦闘こそないものの、かつてフランドル(フランダース)地方に

  • Japan Business Press

    岸田政権、ああ無双…「青木率」まったく効かぬ異常っぷり、世論が見放した政権でも延命できる“奇妙”な政治情勢

    Japan Business Press
  • 今年の夏は食中毒にご用心 節電、停電で細菌が増殖? | JBpress (ジェイビープレス)

    焼き肉チェーン店「焼肉酒家えびす」で生肉をべた客が感染した集団中毒事件。5月16日時点で患者数は165人に達し、うち22人が重症、4人が死亡という被害状況だ。 毎年のように繰り返される中毒事件。しかも、今年の夏は電力不足による節電で、中毒が起こりやすいと懸念されている。そこで、4月に起きた「焼肉酒家えびす」での中毒事件を振り返るとともに、夏に向けて家庭と事業者が衛生面で注意すべき点を考えてみたい。 罰則のなかった衛生基準 「焼肉酒家えびす」での中毒の原因は、生の牛肉を使ったユッケから検出された腸管出血性大腸菌O111(オーいちいちいち)だった。 客に提供されたのは、生用ではなく加熱用の生肉だった。しかも、厚生労働省の衛生基準では、生肉の場合、肉の表面についている細菌を取り除く「トリミング」作業を求めていたが、肉処理業者もえびすもこの作業を行っていなかった。 厚生労働省のこの

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  • 理解されない福島の怒り 誰も伝えない被災地の「マスコミ不信」 | JBpress (ジェイビープレス)

    福島県南相馬市からの報告を続けよう。福島第一原発から20キロ、30キロの線で市域が3つに分断されてしまった街である。 「地震・津波」と「原発災害」の2つの被災地(死者・行方不明者は福島県で最多)であるこの街を訪れるにあたって、聞いておきたいことがあった。東京その他の全国で流れているマスコミの報道について、地元の人たちがどう思っているかである。そして、「東京」を筆頭とする他の地域の人々が「被災地」「被災者」に向ける視線についてどう思うか、である。 私がびっくりしたのは、南相馬市の市役所を取材に訪れた時だ。取材が終わり、担当の男性職員と軽い雑談になったときだ。 「NHKも朝日新聞も(南相馬市から)撤退してしまった。こないだ朝日はファクスで取材の問い合わせ来てたよね? あれどこだった?(福島市の電話番号だと同僚が言う)ほら、福島市ですよ。福島市から電話とファクスで取材してくるんだよなあ」 福島市

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  • アマゾンの過激な販売戦略、アップル対抗鮮明に マックソフトのストア開設、音楽の激安販売も | JBpress (ジェイビープレス)

    米アマゾン・ドットコムが米アップルへの対抗策を打ち出し、過激な方法で攻勢をかけている。5月26日にはアップルのパソコン「マック(マッキントッシュ)」用ソフトウエアのダウンロード販売ストアをオープンした。 また音楽のダウンロード販売では、米人気歌手の最新アルバムを99セント(約80円)という激安価格で販売して話題になっている。 前者はアップルが今年1月に始めたソフトのダウンロード販売ストア「マック・アップストア(Mac App Store)」への対抗。後者もアップルの「アイチューンズ・ストア(iTunes Store)」への対抗だ。 アマゾンは、普及させたい製品やサービスがあると赤字覚悟で徹底的に価格を引き下げる企業として知られている。 また同社は、書籍、音楽CDなどを扱う従来のネット通販事業から、デジタルコンテンツの配信事業へとシフトを図っている。新事業の後押しに伴って、先行するアップルへ

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  • 福島の土壌はこうすれば生き返る 原発事故でどうなる?福島の農業(後篇) | JBpress (ジェイビープレス)

    福島第一原発周辺の地域の農家は、事故以前の農業を取り戻すことができるのか。重要になってくるのが、放射性物質が多く降り注いだ地域の土壌汚染への対処だ。 前篇では、放射線医学総合研究所の内田滋夫氏に、今回、原発から飛散した放射性物質の種類や特徴、さらに農作物への影響などを聞いた。半減期が約30年と長いセシウム137などは、土壌から農作物に取り込まれる経根吸収がこれからの問題となる。 では、汚染した土壌を今後、どのように元の状態に戻していけばよいのか。福島の農業復活に科学技術の知見が求められている。 相馬中村藩の農業を救った二宮尊徳 浜通りと呼ばれる福島県の沿岸地域は、江戸時代、相馬中村藩の領域だった。この土地の農民たちが、1755(宝暦5)年の「奥羽冷害」、1782~1787年にかけての「天明の大飢饉」など、数々の難局に直面してきたのは前篇で紹介したとおりだ。 天明の飢饉ののち、相馬中村藩の農

    福島の土壌はこうすれば生き返る 原発事故でどうなる?福島の農業(後篇) | JBpress (ジェイビープレス)
  • 福島の土壌にどれだけ放射性物質が広がったのか 原発事故でどうなる?福島の農業(前篇) | JBpress (ジェイビープレス)

    福島県の「浜通り」には、厳しい風土の中で幾多の災厄を乗り越えて、コメの収穫を守り続けてきた歴史がある。その農業は現代になり、多種多様な野菜や果物の収穫という形で発展を遂げてきた。 歴史ある浜通りの農業に、今、未曾有の危機が訪れている。放射性物質という、まったく体験しなかった見えない物質が、田畑の土に降り注いでいる。放射性物質と土壌の関係を見続けてきた研究者の目に、今の状況はどのように映っているのだろうか。 災厄のたびに立ち上がってきた「浜通り」の農業 福島県には、西から順に「会津」「中通り」「浜通り」と呼ばれる地域がある。南北に連なる奥羽山地、それに阿武隈山地を境に、各地域で風土が大きく異なるため、3つの地域に分けてこう呼ぶのだ。 浜通りでは、江戸時代、相馬中村藩の下で農民たちが稲作に励んでいた。だが、この地域は夏場、太平洋岸に「やませ」と呼ばれる冷たい風が吹きやすく、会津や中通りに比べて

    福島の土壌にどれだけ放射性物質が広がったのか 原発事故でどうなる?福島の農業(前篇) | JBpress (ジェイビープレス)