ハイブリッド印刷には部数切り替え型、固定+可変情報出力型、可変丁合型がある。これを支えるハイブリッドワークフローをつなぐ標準化技術について議論した。 【パネラーご紹介】 ハイブリッド印刷の後加工はオフラインで製本する ハイブリッドワークフローをつなぐJDF標準化技術について、CIP4アドバイザリー・ボードメンバーでもあるリコー・アメリカの関根氏からは、米国ではデジタルとオフセット・ワークフローについて、プルーフ用インクジェット・プリンターはオフセット専用で、デジタル印刷の校正は実際のデジタル印刷機で行う。また、オフセット印刷機とデジタル印刷機を組み合わせて使用するハイブリッド印刷の後工程はインライン加工機ではなく、オフラインの製本工程で行う傾向にある。 理由は、オフセットと同じ流れにするためと、ハイブリッドでは同じ仕事が流れるわけではないのでインライン加工機の稼働率が上がらず、投資効率が悪