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ブックマーク / tonan.seesaa.net (133)

  • 取り調べの可視化: ほぼ文字についてだけのブログ

    トナン・大熊肇の(ほぼ文字についての)覚え書きです。 充分に検証していないこともありますので、眉につばをつけてご覧ください。 連絡先:hajimeアットマークtonan.jp(「アットマーク」を「@」に変えてください) 『文字の骨組み』2刷の間違いとご指摘 『文字の骨組み』初刷の間違いとご指摘 『文字の組み方』訂正箇所 以前デザインした取り調べの可視化のリーフレットを改訂しました。 リーフレットのpdfが http://www.amnesty.or.jp/modules/wfsection/article.php?articleid=4504 の左ソデからダウンロードできます。 〈以下コピペ〉 拡散希望! 可視化ってなんとなく知っているし、興味がないわけじゃないけど、刑事司法の難しい話はちょっと・・・という方、奮ってご参加ください。このセミナーは都内ですが、5月から、金沢や静岡など、全国で

  • 仮名で見分ける活字ガイド: ほぼ文字についてだけのブログ

    アイデア編集部編『もじのみほん 仮名で見分けるフォントガイド』誠文堂新光社を買いました。 とても良いですが、これに載っているのは現在発売されているデジタルフォントだけで、金属活字や写植は調べられません。 ボクが作った「仮名で見分ける活字ガイド」のPDFをアップします。 主な文用の金属活字、写植などの特徴的なひらがなをまとめたものです。 金属活字のひらがなは原寸で載せています。 これは「組版道場」で配布している資料です。 〈追記2012/01/25〉 下記のPDFデータを修正(「*」印を「晃文堂系」と訂正)しました。 120125-2.pdf

  • ボクの名前は「肇」でいいですよ: ほぼ文字についてだけのブログ

    トナン・大熊肇の(ほぼ文字についての)覚え書きです。 充分に検証していないこともありますので、眉につばをつけてご覧ください。 連絡先:hajimeアットマークtonan.jp(「アットマーク」を「@」に変えてください) 『文字の骨組み』2刷の間違いとご指摘 『文字の骨組み』初刷の間違いとご指摘 『文字の組み方』訂正箇所 ボクの名刺はこんなのなんですが、これを見て郵便に一所懸命「肈」と書いて送ってくださる方がいらっしゃいます。 ごめんなさい。ふつうに「肇」でいいです。 金文にはもともと「肇」「肈」の両方の系統があるようです。 金文には「聿」のないものや「攴」や「戈」のないものもあります。 説文解字には「攴」部に「肇」が、「戈」部に「肈」が載っています。 康煕字典では「聿」部に「肇」「肈」の両方がまとめられています。 「攴」は隷変で「攵」になる。「攵」はさらに(誤って?)略されて「又」になるこ

  • 号数サイズの変遷とルビ: ほぼ文字についてだけのブログ

    トナン・大熊肇の(ほぼ文字についての)覚え書きです。 充分に検証していないこともありますので、眉につばをつけてご覧ください。 連絡先:hajimeアットマークtonan.jp(「アットマーク」を「@」に変えてください) 『文字の骨組み』2刷の間違いとご指摘 『文字の骨組み』初刷の間違いとご指摘 『文字の組み方』訂正箇所 日の号数活字のサイズです。 なぜか四号の半分のサイズがありません。 アメリカンポイントが決まったのが1886年ですから、美華書館の活字をアメリカンポイントで換算するのはあまり意味がないとおもいます。 美華書館から輸入した号数活字は日でサイズを整えられました。 昭和2年に、築地活版の宮崎榮太郎がはじめて築地活版の号数活字をアメリカンポイント換算で何ポイントになるか発表します(板倉雅宣『号数活字サイズの謎』Vinette 12 朗文堂より孫引き)。 縦の列は倍数関係がありま

  • ベントン彫刻機についての覚え書き: ほぼ文字についてだけのブログ

    トナン・大熊肇の(ほぼ文字についての)覚え書きです。 充分に検証していないこともありますので、眉につばをつけてご覧ください。 連絡先:hajimeアットマークtonan.jp(「アットマーク」を「@」に変えてください) 『文字の骨組み』2刷の間違いとご指摘 『文字の骨組み』初刷の間違いとご指摘 『文字の組み方』訂正箇所 リン・ベントン(Linn Boyd Benton、1844年 - 1932 年)が考案し、1884(明治17)年(1885年とする資料もある)に特許を取得。米国ATF社(American Type Founders Inc.)が社内用に使用。 註:ベントン彫刻機の特許を1885年とする資料 〈http://www.typeproject.com/type_archive/chronology.html〉 註:ベントン彫刻機を1884年に考案とする資料 〈http://www

  • 高岡重蔵さんに聞く--猪塚良太郎さんのこと: ほぼ文字についてだけのブログ

    トナン・大熊肇の(ほぼ文字についての)覚え書きです。 充分に検証していないこともありますので、眉につばをつけてご覧ください。 連絡先:hajimeアットマークtonan.jp(「アットマーク」を「@」に変えてください) 『文字の骨組み』2刷の間違いとご指摘 『文字の骨組み』初刷の間違いとご指摘 『文字の組み方』訂正箇所 期 日:2011年2月16日 場 所:嘉瑞工房 参加者:高岡重蔵さん、高岡昌生さん、小池和夫さん、上田宙さん、立野竜一さん、大熊肇 1900年(明治33年)、猪塚良太郎生まれる(1901年・明治34年生まれとも)。 猪塚良太郎が経営していた「三友舎社交印刷店」(以後「三友舎」と表記)の前身は「一志舎」という印刷所で、明治時代に創業。弘道軒清朝のオリジナルも所有していたとおもわれる。 「一志舎」の経営者が猪塚良太郎の父から印刷所を担保に借金をし、返済できなかったため「一志舎」

  • 太宰治の拡張新字体「呕(嘔)」: ほぼ文字についてだけのブログ

    トナン・大熊肇の(ほぼ文字についての)覚え書きです。 充分に検証していないこともありますので、眉につばをつけてご覧ください。 連絡先:hajimeアットマークtonan.jp(「アットマーク」を「@」に変えてください) 『文字の骨組み』2刷の間違いとご指摘 『文字の骨組み』初刷の間違いとご指摘 『文字の組み方』訂正箇所

  • 年賀状の起源?: ほぼ文字についてだけのブログ

    トナン・大熊肇の(ほぼ文字についての)覚え書きです。 充分に検証していないこともありますので、眉につばをつけてご覧ください。 連絡先:hajimeアットマークtonan.jp(「アットマーク」を「@」に変えてください) 『文字の骨組み』2刷の間違いとご指摘 『文字の骨組み』初刷の間違いとご指摘 『文字の組み方』訂正箇所 恭賀新年 昨年までは正月になってから年賀状を書いていました。 というのは、すべからく手紙というのは書いた日の日付を書くものであって、年賀状のように届く日付を書くのはおかしいとおもっていたからです。 ところが認識が変わってきました。 『武士の家計簿』の著者・磯田道史さんが発見した古文書(磯田さんが出演したNHKラジオで知った)によると、どうも年賀状の起源は手紙ではなく名刺らしいのです。 現在の名刺は挨拶がわりに交換することが多いのですが、漢代の名刺は一種の不在票でした。 訪ね

  • 「鬱」の字体について: ほぼ文字についてだけのブログ

    」が新常用漢字に入るそうです。 この字、読むには読めるのですが、どう書いたら良いのでしょう。 9種類の千字文から「」を抽出してみました。 ※一番上の左の図版に誤字発見 誤 随 正 隋 (元さんのご指摘によります。2010/11/25) 「」はこんな風に書かれてきました。 井上千圃は文部省活字の版下を書いた人なのですが、活字と同じ字体は書いていませんね。 ※文部省活字には「」がありません。 蘇軾は「」の「※」の部分に「米」を書いているという情報が届いたので、蘇軾の「」を集めてみました。 「赤壁賦」の「」が「米」なのかな? 拡大しましたが、「※」にも見えるし「米」にも見えますね。

  • 正字よりも複雑な異体字: ほぼ文字についてだけのブログ

    干禄字書には見慣れない異体字があります。 たとえばこういうものです。 左と真ん中は〈俗〉なのに右の字はなぜか〈通〉とされています。 正字はこれです。 これがなぜしんにょうみたいになっちゃうのでしょう。 ちなみに上の字種の草書はこうなります。 しんにょうのある字の草書を3つあげてみました。 草書ではしんにょうは「L」の形になるのです。 上の異体字は「匚=はこがまえ」や「匸=かくしがまえ」の「L」の部分を草書のしんにょうとまちがえてできた字だと考えられます。 つまり「匚=はこがまえ」や「匸=かくしがまえ」が「一+しんにょう」になってしまうのです。 これは「匠」の異体字の実例です。

  • 2010.12.02 取調可視化のための集会: ほぼ文字についてだけのブログ

    トナン・大熊肇の(ほぼ文字についての)覚え書きです。 充分に検証していないこともありますので、眉につばをつけてご覧ください。 連絡先:hajimeアットマークtonan.jp(「アットマーク」を「@」に変えてください) 『文字の骨組み』2刷の間違いとご指摘 『文字の骨組み』初刷の間違いとご指摘 『文字の組み方』訂正箇所

  • 本木昌造手稿「蝋型を取る文字の製法」: ほぼ文字についてだけのブログ

    トナン・大熊肇の(ほぼ文字についての)覚え書きです。 充分に検証していないこともありますので、眉につばをつけてご覧ください。 連絡先:hajimeアットマークtonan.jp(「アットマーク」を「@」に変えてください) 『文字の骨組み』2刷の間違いとご指摘 『文字の骨組み』初刷の間違いとご指摘 『文字の組み方』訂正箇所 板倉昌宣著『活版印刷発達史』印刷朝陽会の193頁に小さく載っていたものを拡大してみました。 筆ではなくペンで書いたものだと思います。 江戸っぽい崩し方ですね。 最初は6割ぐらいしか読めませんでした。トホホ。 ネットで検索したら http://www.um.u-tokyo.ac.jp/publish_db/1996Moji/05/5901.html の『歴史の文字 記載・活字・活版』の小宮山博史さんの文に、三谷幸吉『木昌造平野富二詳傳』に載っていた釈文が引いてありました。

  • 取り調べの全面可視化を急げ: ほぼ文字についてだけのブログ

    1年前、アムネスティインターナショナル日の依頼でデザインした、取り調べ可視化推進のためのリーフレットです。 以下からリーフレットのPDFファイルをダウンロードできます。 http://amnesty.or.jp/modules/mydownloads/visit.php?cid=4&lid=117 取り調べの全面可視化をして、冤罪を防ごう。 取り調べの全面可視化は民主党のマニフェストにあったはずだし、野党のときは法案を提出しているのに、与党になっても実現しません。 千葉法相もダメでしたね。 権力を手中にしてしまうと可視化しない方が都合が良いのかな?

  • 学参フォントの先祖? 渡部温『標註訂正 康煕字典』講談社: ほぼ文字についてだけのブログ

    トナン・大熊肇の(ほぼ文字についての)覚え書きです。 充分に検証していないこともありますので、眉につばをつけてご覧ください。 連絡先:hajimeアットマークtonan.jp(「アットマーク」を「@」に変えてください) 『文字の骨組み』2刷の間違いとご指摘 『文字の骨組み』初刷の間違いとご指摘 『文字の組み方』訂正箇所

  • 「々」のルーツ?: ほぼ文字についてだけのブログ

    トナン・大熊肇の(ほぼ文字についての)覚え書きです。 充分に検証していないこともありますので、眉につばをつけてご覧ください。 連絡先:hajimeアットマークtonan.jp(「アットマーク」を「@」に変えてください) 『文字の骨組み』2刷の間違いとご指摘 『文字の骨組み』初刷の間違いとご指摘 『文字の組み方』訂正箇所

  • 『新書源』二玄社: ほぼ文字についてだけのブログ

    トナン・大熊肇の(ほぼ文字についての)覚え書きです。 充分に検証していないこともありますので、眉につばをつけてご覧ください。 連絡先:hajimeアットマークtonan.jp(「アットマーク」を「@」に変えてください) 『文字の骨組み』2刷の間違いとご指摘 『文字の骨組み』初刷の間違いとご指摘 『文字の組み方』訂正箇所

  • 翔平さんの「字体インタビュー」2: ほぼ文字についてだけのブログ

    トナン・大熊肇の(ほぼ文字についての)覚え書きです。 充分に検証していないこともありますので、眉につばをつけてご覧ください。 連絡先:hajimeアットマークtonan.jp(「アットマーク」を「@」に変えてください) 『文字の骨組み』2刷の間違いとご指摘 『文字の骨組み』初刷の間違いとご指摘 『文字の組み方』訂正箇所 翔平さんが,お友達にお願いして,お友達のおばあちゃんにインタビューした結果を送ってくれました。 インタビューの「手引き」は翔平さんの自作だそうです。 友達のおばあさんにやっていただきました。 私がインタビューしたのではなく、その友達にやってもらいました。 その際、申し訳ないのですが、分かりやすいよう「手引き」なるものを勝手ながら作らせていただきました。 自分の考えで作ったので及ばない点が多々あるかと存じますが、見ていただければ幸いです。 画像を見ていただければ分かると思うの

  • 『活字印刷の文化史』が第8回「竹尾賞」を受賞: ほぼ文字についてだけのブログ

    『活字印刷の文化史』(勉誠出版)が第8回「竹尾賞」デザイン評論部門の優秀賞に決まった,と小宮山博史先生から連絡をいただきました。 書において印刷文化を切り拓く論攷を集め、その抜きん出た水準でヴィジュアル・コミュニケーションのよりよいあり方に関わる立論を供した事に対して。 このようなの制作のお手伝いができて光栄です。 『アイデア』編集長の室賀清徳さんが,「デザイン書籍部門」で審査員特別賞の受賞が決まりました。 雑誌「アイデア」2002年300号以降の特集形式による1冊で完結する充実した編集内容とその活動に対して。

  • 翔平さんが調べた「字体インタビュー」: ほぼ文字についてだけのブログ

    トナン・大熊肇の(ほぼ文字についての)覚え書きです。 充分に検証していないこともありますので、眉につばをつけてご覧ください。 連絡先:hajimeアットマークtonan.jp(「アットマーク」を「@」に変えてください) 『文字の骨組み』2刷の間違いとご指摘 『文字の骨組み』初刷の間違いとご指摘 『文字の組み方』訂正箇所 2008年の「字体インタビュー」をご覧になって,「字体インタビューのフォーマット」を使ってインタビューを行った翔平さんから結果をいただいたので掲載します。 翔平さんは高校1年生だそうです。高校1年生からこういうことに興味があるなんて,将来有望です。ボクなんか高校1年生のときは何にも考えてなかった。 翔平さん,ありがとうございます。 それにしても翔平さんは字が上手ですね。書道を習っているのかな? 〈翔平さんからのメール〉 コメントさせていただきました、翔平と申すものです。 両

  • 高岡重蔵さんに聞く「今井直一『書物と活字』」: ほぼ文字についてだけのブログ

    トナン・大熊肇の(ほぼ文字についての)覚え書きです。 充分に検証していないこともありますので、眉につばをつけてご覧ください。 連絡先:hajimeアットマークtonan.jp(「アットマーク」を「@」に変えてください) 『文字の骨組み』2刷の間違いとご指摘 『文字の骨組み』初刷の間違いとご指摘 『文字の組み方』訂正箇所 先日(2010年3月19日),嘉瑞工房で高岡重蔵さんのお話を聞きました。 きっかけは拙著『文字の組み方』の参考資料に書いた次のような説明です。 今井直一『書物と活字』印刷学会出版部,1949 今読んでも得るものはたくさんある。図書館にあるかも。なお,府川充男『聚珍録』(三省堂)に 《『書物と活字』の内容は殆どルシアン・A・ルゴス Legos, Lucian Alphonse とジョン・C・グラント Grant, John Cameron の共著『Typographical