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ブックマーク / tonan.seesaa.net (133)

  • 【紙面設計】三省堂 難読漢字辞典: ほぼ文字についてだけのブログ

    トナン・大熊肇の(ほぼ文字についての)覚え書きです。 充分に検証していないこともありますので、眉につばをつけてご覧ください。 連絡先:hajimeアットマークtonan.jp(「アットマーク」を「@」に変えてください) 『文字の骨組み』2刷の間違いとご指摘 『文字の骨組み』初刷の間違いとご指摘 『文字の組み方』訂正箇所

  • 『漢字整理案』「前書き」文部省普通学務局 大正8年7月: ほぼ文字についてだけのブログ

    トナン・大熊肇の(ほぼ文字についての)覚え書きです。 充分に検証していないこともありますので、眉につばをつけてご覧ください。 連絡先:hajimeアットマークtonan.jp(「アットマーク」を「@」に変えてください) 『文字の骨組み』2刷の間違いとご指摘 『文字の骨組み』初刷の間違いとご指摘 『文字の組み方』訂正箇所 拙著『文字の骨組み 字体/甲骨文から常用漢字まで』の第3章資料編に掲げたものですが、紙幅の都合で大きく掲載できなかったので、このブログに掲載します。 現今我が国に行はるる漢字を見るに、其の字形音訓及び用法等に於て整理を要すべきもの甚だ多し。今字形に就きて之を見るに、従来一般の標準たる康煕字典に於ても、まま統一を欠き或は煩冗に失するものあり。此の如きは国民教育上漢字教授の徹底を期すること困難なるのみならず、実際の不便亦尠しとせず。故に現今の漢字に就きて其の統一を図り整理を行ふ

  • 『漢字整理案』「凡例」文部省普通学務局 大正8年7月: ほぼ文字についてだけのブログ

    トナン・大熊肇の(ほぼ文字についての)覚え書きです。 充分に検証していないこともありますので、眉につばをつけてご覧ください。 連絡先:hajimeアットマークtonan.jp(「アットマーク」を「@」に変えてください) 『文字の骨組み』2刷の間違いとご指摘 『文字の骨組み』初刷の間違いとご指摘 『文字の組み方』訂正箇所

  • 日本名跡大字典: ほぼ文字についてだけのブログ

    トナン・大熊肇の(ほぼ文字についての)覚え書きです。 充分に検証していないこともありますので、眉につばをつけてご覧ください。 連絡先:hajimeアットマークtonan.jp(「アットマーク」を「@」に変えてください) 『文字の骨組み』2刷の間違いとご指摘 『文字の骨組み』初刷の間違いとご指摘 『文字の組み方』訂正箇所

  • 新字体と旧字体について: ほぼ文字についてだけのブログ

    トナン・大熊肇の(ほぼ文字についての)覚え書きです。 充分に検証していないこともありますので、眉につばをつけてご覧ください。 連絡先:hajimeアットマークtonan.jp(「アットマーク」を「@」に変えてください) 『文字の骨組み』2刷の間違いとご指摘 『文字の骨組み』初刷の間違いとご指摘 『文字の組み方』訂正箇所 たとえば、去年の米は今年の新米ができると古米といわれます。新米ができる前は去年の米でも古米とはいいません。 それと同じように、新字体ができたことによってそれまでの字体が旧字体と呼ばれるようになったわけです。 ですから、新字体が何かがわかれば旧字体もわかるはずです。 一般的に新字体とは、当用漢字表、当用漢字字体表、常用漢字表で簡易慣用字体になったものを指します。さらに人名用漢字で簡易慣用字体になったものも含めることもあるようです。 ですから、旧字体というのはこれらの簡易慣用字

  • 拙著『文字の骨組み』の初刷の間違いとご指摘: ほぼ文字についてだけのブログ

    トナン・大熊肇の(ほぼ文字についての)覚え書きです。 充分に検証していないこともありますので、眉につばをつけてご覧ください。 連絡先:hajimeアットマークtonan.jp(「アットマーク」を「@」に変えてください) 『文字の骨組み』2刷の間違いとご指摘 『文字の骨組み』初刷の間違いとご指摘 『文字の組み方』訂正箇所 『文字の骨組み』の初刷の間違いとご指摘(2014/05/09) 037 図版 フォント違い 041 図版 聾瞽指歸を正字側に 044 2行目下から7字目「の」を大きく 050 「指示」を「指事」に(3カ所) 051 4行目「(音符)」を小さく 053 「指示」を「指事」に(3カ所) 061 質問を字下げしない 067 「坊っちゃん」を「坊っちやん」に(4カ所) 068 「坊っちゃん」を「坊っちやん」に(1カ所) 074 「坊っちゃん」を「坊っちやん」に(1カ所) 9行目ルビ

  • 清水金之助名人、新聞で紹介される: ほぼ文字についてだけのブログ

    トナン・大熊肇の(ほぼ文字についての)覚え書きです。 充分に検証していないこともありますので、眉につばをつけてご覧ください。 連絡先:hajimeアットマークtonan.jp(「アットマーク」を「@」に変えてください) 『文字の骨組み』2刷の間違いとご指摘 『文字の骨組み』初刷の間違いとご指摘 『文字の組み方』訂正箇所

  • 『文字の骨組み―字体/甲骨文から常用漢字まで』大熊肇著: ほぼ文字についてだけのブログ

    トナン・大熊肇の(ほぼ文字についての)覚え書きです。 充分に検証していないこともありますので、眉につばをつけてご覧ください。 連絡先:hajimeアットマークtonan.jp(「アットマーク」を「@」に変えてください) 『文字の骨組み』2刷の間違いとご指摘 『文字の骨組み』初刷の間違いとご指摘 『文字の組み方』訂正箇所 を上梓しました。 序文は府川充男さんに書いていただきました。 の内容は、このブログに書いてきたようなことをまとめたものですが、ブログに書かなかった新しいネタも収録しています。 大熊肇[著] 府川充男[序] 彩雲出版発行 体2000円+税 四六版 462頁 2色刷(資料編を除く) 日図書館協会選定図書になりました。 『図書新聞』(第2924号 2009年07月04日号)に拙著『文字の骨組み』の書評が載りました。評者は小池和夫さんです。 ▲クリックすると拡大 正誤表 〈

  • 金子鴎亭の書いた活字: ほぼ文字についてだけのブログ

    トナン・大熊肇の(ほぼ文字についての)覚え書きです。 充分に検証していないこともありますので、眉につばをつけてご覧ください。 連絡先:hajimeアットマークtonan.jp(「アットマーク」を「@」に変えてください) 『文字の骨組み』2刷の間違いとご指摘 『文字の骨組み』初刷の間違いとご指摘 『文字の組み方』訂正箇所

  • 夏目漱石の「仮名」: ほぼ文字についてだけのブログ

    トナン・大熊肇の(ほぼ文字についての)覚え書きです。 充分に検証していないこともありますので、眉につばをつけてご覧ください。 連絡先:hajimeアットマークtonan.jp(「アットマーク」を「@」に変えてください) 『文字の骨組み』2刷の間違いとご指摘 『文字の骨組み』初刷の間違いとご指摘 『文字の組み方』訂正箇所 【か】漱石は「か」ではなくて一貫して変体仮名の「可」を書いています。1900年の小学校令で、仮字は一音につき一字と決まったのですが、6年経った1906年でも変体仮名を書いています。 【な】現在の「な」とは形が違いますが、現在の「な」と同じく元の字は「奈」ですから、変体仮名ではありません。 【そ】基的には現在の「そ」と同じなのですが、かなり傾いているようです。 【た】漱石は、元字を「太」とする「た」は用いず、一貫して変体仮名の「多」を書いています。 【く】これも形は異なりま

  • 夏目漱石の「損」: ほぼ文字についてだけのブログ

    【損】〈きへん〉を〈てへん〉と間違えるのはよくあることですが、〈てへん〉を〈きへん〉に間違えるのはめずらしいと思います。この場合は間違えというレベルではなくて〈てへん〉と〈きへん〉を混同しているのです。旁の「員」の「口」を「ム」で書くのは、伝統的字体の特徴で、「口」を書くことの方がめずらしいのです。 〈きへん〉の基形は(1)のようになるんですが、(2)のようにハライが短く書かれたとしても〈木きへん〉です。ところが筆が入る角度を読めない人が(3)のように書いちゃうと〈てへん〉になってしまいます。間違えも続くと通用するようになってしまいます。

    funaki_naoto
    funaki_naoto 2008/08/30
    「旁の「員」の「口」を「ム」で書くのは、伝統的字体の特徴で、「口」を書くことの方がめずらしい」
  • 夏目漱石の「鉄」: ほぼ文字についてだけのブログ

    【鉄】漱石は正字の「鐵」ではなく、現在の常用漢字と同じ「鉄」を書いています。「鉄」は古文の字体を継ぐ「銕」から変じた異体字と思われる字で、康煕字典にも載っていますし、江戸時代にはさかんに使われています。旁の「失」を「矢」とする例もたくさんあります。「銕」は『節用集』にも使われている字体ですから、中世にはこの字体が標準だったのでしょう。古文というのは紀元前、秦の始皇帝が支那(最初の統一国家「秦」に由来する名称で、そのアルファベット表記がCHINA)を統一し、字体を統一する前の他国で使われていた異体字です。楷書では真ん中の下部が「至」になっています。またこの部分が「隹」になっている異体字もあり、中国の唐代、日の上代ではさかんに使われています。

  • 夏目漱石の字体: ほぼ文字についてだけのブログ

    トナン・大熊肇の(ほぼ文字についての)覚え書きです。 充分に検証していないこともありますので、眉につばをつけてご覧ください。 連絡先:hajimeアットマークtonan.jp(「アットマーク」を「@」に変えてください) 『文字の骨組み』2刷の間違いとご指摘 『文字の骨組み』初刷の間違いとご指摘 『文字の組み方』訂正箇所 2007年に『直筆で読む「坊ちゃん」』(講談社新書ビジュアル版)というが出版されまして、さっそく購入したのですが、これが実に興味深いんです。「坊ちゃん」の直筆原稿が全頁カラーで印刷されています。これが書かれたのは明治39年(1906)です。夏目漱石という人は、知識人であり、書がたいへん上手な人で、作品としての書では当然、伝統的字体を使います。ところが小説の原稿のようなものには普段、日常的に書いていた字体を使うと考えられます。しかも漱石は教師の経験もありますから、文部省の字

  • 亜哀愛悪握圧扱安暗: ほぼ文字についてだけのブログ

    【亜】常用漢字の字体は江戸時代に頻繁に使われていた字体。 【愛】通用字体は「心」の最終画と「夂」の第1画をつなげて書く。 【悪】通用字体では「西+心」の字体が多く書かれるが「惡」の字体も書かれる。これは顔之推の『顔氏家訓』「書証篇」にも載っている異体字。常用漢字の字体は手書きでは中国の宋代、日の鎌倉時代に使用例が見られるが、多くはない。 【安】通用字体では「うかんむり」の点と「女」の第1画を一体で書く。 【暗】康煕字典では「音」の第1画が横線。

  • しんにょうの点の数はいくつ?: ほぼ文字についてだけのブログ

    トナン・大熊肇の(ほぼ文字についての)覚え書きです。 充分に検証していないこともありますので、眉につばをつけてご覧ください。 連絡先:hajimeアットマークtonan.jp(「アットマーク」を「@」に変えてください) 『文字の骨組み』2刷の間違いとご指摘 『文字の骨組み』初刷の間違いとご指摘 『文字の組み方』訂正箇所 先日、府川充男さんに「大熊君、に『しんにょうの点は、くねる1点かくねらない2点』って書いてたけど、弘道軒清朝とか漢籍の版には2点でくねる字あるよね」とするどいご指摘をいただきました(汗) 「くねる2点しんにょう」については、手書きの字にはほとんど出てこないので、例外ってことででは割愛したんですが、もうちょっとくわしく書きます。 弘道軒清朝の四号のしんにょうの部首の字種です。 「くねる1点しんにょう」と「くねる2点しんにょう」が混ざっています。 もう一度、古代文字から見

  • tonan's blog: 字体インタビューのフォーマット

    トナン・大熊肇の(ほぼ文字についての)覚え書きです。 充分に検証していないこともありますので、眉につばをつけてご覧ください。 連絡先:hajimeアットマークtonan.jp(「アットマーク」を「@」に変えてください) 『文字の骨組み』2刷の間違いとご指摘 『文字の骨組み』初刷の間違いとご指摘 『文字の組み方』訂正箇所 「字体インタビュー」をご覧になった方から「自分もインタビューしたいのでフォーマットをください」という連絡をいただいたので、PDFをアップします。 jitai-inta.pdf ご協力お願いします。 なお、今回修正した点が2カ所あります。 「会」と「黒」は点々になるか横線になるかを調べたかったのですが、重複するので「黒」を「飲」にかえました。 「狭」と「来」は人人になるかどうかを調べたかったのですが、重複するので「狭」を「塩」にかえました。 インタビューするときにお願いしたい

    funaki_naoto
    funaki_naoto 2008/05/08
    すごい。
  • 「日本国憲法」の原本の字体: ほぼ文字についてだけのブログ

    トナン・大熊肇の(ほぼ文字についての)覚え書きです。 充分に検証していないこともありますので、眉につばをつけてご覧ください。 連絡先:hajimeアットマークtonan.jp(「アットマーク」を「@」に変えてください) 『文字の骨組み』2刷の間違いとご指摘 『文字の骨組み』初刷の間違いとご指摘 『文字の組み方』訂正箇所 「正統なものには正統な字体を使う」という唐代以来の伝統か、筆でBの系統の字体を書いているが、細かく見るとAの系統の書き方が混じっている。 「総意」の「総」は全体的には干禄字書で正とされている字体だが、糸偏の下部はAの系統の書き方。 「深」の右下を「木」ではなく、「ホ」に書くのはBの系統ではない。 「條」の右下も「ホ」なのでBの系統ではない。 「會」も全体的にはBの系統だが、縦線が上の横線まで達しているのはBの系統ではない。 「経」も全体的にはBの系統だが、糸偏の下部はAの系

  • Aの系統とBの系統-04: ほぼ文字についてだけのブログ

    伝統的筆記体と正字という言い方を、Aの系統とBの系統に改めました。 説文の字体は甲骨、金文に見あたらない。 韓仁銘は説文の字体。 顔真卿はAの系統とBの系統の両方を書いている。 Bの系統に揺れることもある欧陽通だが、この字ではAの系統を書いている。 文部省活字はこの字に関してはBの系統をとっている。 当用漢字字体表の字体は、草書をとりいれたもの。 楷書か行書の字体を採るべきだったのではないか。

  • tonan's blog: 「似非楷書」江守賢治さんと府川充男さん

    『江守賢治国語国字研究所 研究紀要 第1輯』(1997年6月)に府川充男さんの『組版原論』の内容が引用紹介されています。 府川さんの築地電子活版のサイトから引用します。 なお、築地電子活版のトップページはこちらですが、もれなく「インターナショナル」が鳴るので、仕事中の方は音量を絞ってご覧ください。 戦前の文部省活字には、Aの系統の文字とBの系統の文字が混ざっています。文部省活字は昭和10年から国定国語教科書に採用され、硬筆手としても使われました。ただし、書写(毛筆)の授業ではAの系統の文字を教えていたようです。それは江守さんの『解説 字体辞典』および府川さんの『聚珍録』の「第一篇 字體」に掲載されています。 実は書道字典の多くは漢和辞典と逆で、Bの系統の文字を無視しています。「干禄字書」「五経文字」「九経字様」「開成石経」顔真卿の「竹山聯句」などが載っている書道字典は希です。ただし見出し

  • 字体インタビュー: ほぼ文字についてだけのブログ

    トナン・大熊肇の(ほぼ文字についての)覚え書きです。 充分に検証していないこともありますので、眉につばをつけてご覧ください。 連絡先:hajimeアットマークtonan.jp(「アットマーク」を「@」に変えてください) 『文字の骨組み』2刷の間違いとご指摘 『文字の骨組み』初刷の間違いとご指摘 『文字の組み方』訂正箇所 Kさん 性別:女性 終戦時の年齢:満11歳(昭和9年生まれ) テスト後のインタビュー 私:「衛」はこう書いていたんですか? K:そうです。 (明朝体の旧字体を示して) 私:こんな字じゃなかった? K:そんな字は書いたことないです。 私:「横」はこういう字だったんですか? K:そうです。 (明朝体の旧字体を示して) 私:こういう字じゃなかった? K:そんな字は書いたことないわ。 私:「穏」はこう書くんですか? K:そうだと思うんですけど。 (明朝体の旧字体を示して) 私:ここ