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ブックマーク / bn.dgcr.com (111)

  • 気になるデザイン[33]基本3色の樺色、日和色、クリーム色って?/津田淳子

    気になるデザイン[33]基3色の樺色、日和色、クリーム色って? ── 津田淳子 ── 投稿:2009年10月27日  著者:津田淳子 こどもの頃、必ずといっていいほどとっていた『小学6年生』『小学5年生』が休刊。うわー、当? とちょっとびっくりした。 昨晩、そのニュースを伝えるテレビ番組のなかで、マンガ「あさりちゃん」(私がこどもの頃も掲載されていましたが、まだ連載されているとは!)の作者が「以前と比べると、流行りがなくなった」というようなことを話していた。版元の話でも「学年で区切ってだすのは難しい時代になった」というような趣旨のことも聞こえた。確かに屋さんに並んでいる雑誌をみれば、これだけ細分化したものがたくさんでているわけで、情報が反乱している現状で、こういう大きなくくりで雑誌をだすのは難しいんですかね。 部数もかなり落ち込んでいたようで、こいういニュースを耳にするたびに、同じ業

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  • 気になるデザイン[13]極太丸ゴシック赤文字の沖縄の選挙ポスター/津田淳子

    気になるデザイン[13]極太丸ゴシック赤文字の沖縄の選挙ポスター ── 津田淳子 ── 投稿:2008年06月10日  著者:津田淳子 先週末、沖縄県議選があり、県政与党の自公が過半数割れした。というニュースが流れましたが、与党が破れたということより(だって当然の結果でしょ)私が気になっていたのが、そこで使われていたであろう、選挙ポスターだ。 私は、沖縄・離島好きで、年間、十指に余るほど沖縄へ行く。それほど行っていると、当然、選挙期間中に当たることもあり、そうなるとどうしても選挙ポスターに目が行ってしまう。 だって、沖縄の選挙ポスターは、変わっているのだ。 いや、変わっていないからこそおもしろいのかもしれない。どの候補者のポスターも概ね同じデザインなのだ。写真がドーンと全面に敷かれ、そこに極太の丸ゴシック体で名前が載る。そしてその名前は、ほとんどがひらがなかカタカナに開かれ、おまけに下の名

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  • 気になるデザイン[12]「DTPデザイナー」って何?/津田淳子

    気になるデザイン[12]「DTPデザイナー」って何? ── 津田淳子 ── 投稿:2008年05月27日  著者:津田淳子 以前から気になっている言葉がある。それは、 DTPデザイナー という言葉。ここ何年かは、もう市民権を得ているのでしょうか。 今、googleで検索してみても、なんと501,000件もひっかかる。ひょえー。DTPオペレーターは指定紙からデータを作り上げる仕事、対してDTPデザイナーはDTPソフトでデザインするのが仕事、という区分のようですな。 お仕事カタログ[DTPデザイナー・DTPオペレーター] < http://www.keikotomanabu.net/job/s/c20-015_00030001.html では、DTPデザイナーとグラフィックデザイナー、エディトリアルデザイナー、デザイナーとの違いはなんぞや。今、後者のデザイナーだって、多くはDTPソフトを使って

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  • 笑わない魚[241]ヒゲは住めない堅気の世界/永吉克之

    僕は、かれこれもう25年以上もヒゲを生やしているんですよ。一時的に剃ったことはありますけど、ほとんど常に僕はヒゲとともにありました。しかし最近、ヒゲを蓄えていることが、どれだけ人生を困難にするかを知って、失意の日々を送ってるんです。 年末から年始にかけてやった郵便局の深夜アルバイトの面談(なぜか「面接」とは言わないんですよ)で、担当者さんから、ひょっとしたらヒゲを剃ってもらうかもしれないけど、それでもいいですか、と訊かれました。僕は、どう答えればいいのか大いに迷ったのですが、一晩考えさせてくれとも言えないので、気持はぜんぜん決然としていないのに「ヒゲは剃れません。剃らないことが不採用の理由になってもかまいません」と、口調だけは決然と答えました。まあ結局は採用されたんですけど。 担当者さんから詳しい労働条件聞かされたあとに、身だしなみの条件のひとつとしてヒゲは剃ってもらいますけどいいですかと

    笑わない魚[241]ヒゲは住めない堅気の世界/永吉克之
  • ブックガイド/「日本語組版の考え方」向井裕一著 誠文堂新光社刊

    ●「何をどのようにすれば読みやすい版面を整形することができるか」を考えるために、日語組版の材料を整理することと、これからDTPで日語を組む人たちのための参考書となることを目的としてつくられたである。 日語のベタ組みの考え方は、それほど複雑なものではない。行頭・行末の約物の配置を決め、調整の方針と調整量を決めてしまえば、あとできることは限られた範囲でしかない。この理屈が理解できれば、InDesignの文字組み設定もさほど苦にはならないだろう。 日語はどのように組まれているのか、その理由(考え方)と、アプリケーションでどれだけの項目(属性)を設定すれば日語は組めるのか、ということがわかれば、あらゆる場面に対応できる力がつくはずである。デザイン系学生、編集者、DTPオペレータ、InDesignの「文字組み設定」項目の多さに挫折して(?)個別の設定をあきらめている人などにおすすめである

    ブックガイド/「日本語組版の考え方」向井裕一著 誠文堂新光社刊
  • [0211] 「日本語の文字と組版を考える会」会報のすごさ

    [0211] 「日語の文字と組版を考える会」会報のすごさ 投稿:1998年12月22日  著者:デジタルクリエイターズ編集部 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 【日刊・デジタルクリエイターズ】 No.0211 1998/12/22発行 http://www.dgcr.com/      1998/04/13創刊 情報提供・投稿はこちらまで mailto:zacke@ppp.bekkoame.or.jp 登録・解除・変更・FAQはこちら http://www.dgcr.com/regist/index.htm 広告の御相談はこちらまで   mailto:sales@dgcr.com ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ---PR---------------------------------------------

    [0211] 「日本語の文字と組版を考える会」会報のすごさ
  • セミナー案内/JAGDA国際セミナー「ブルノ・ビエンナーレと日本のデザイン」

    セミナー案内 ── JAGDA国際セミナー「ブルノ・ビエンナーレと日のデザイン」 ── 投稿:2007年08月29日  著者:セミナー案内 デザイン界において最も歴史の古いポスタービエンナーレであるブルノ・ビエンナーレより主催者を迎えたセミナー。同ビエンナーレは、1964年にチェコ共和国・ブルノ市で創立。改めてその歴史と現在を学ぶとともに、数々の受賞者を輩出することでヨーロッパにおいて確かな存在感を示してきた日のデザインとの関わりを考える。(サイトより) スピーカー:マルタ・シルヴェストロヴァ、青葉益輝、永井一正

    セミナー案内/JAGDA国際セミナー「ブルノ・ビエンナーレと日本のデザイン」
  • セミナー案内/JAGDA教育委員会セミナー「文字の先と端」

    活版からインタラクションデザインまで「文字」文化全体に対しての知識や考えを深めることを目指し、特別セミナー「文字の先(さき)と端(はし)」を開催。第2回目にあたる9月講座「西方式/東方式」を9月14日、15日に東京ミッドタウン・デザインハブにて行う。(サイトより) ●「西方式/書体のデザインから始まるVI」 日程:9月14日(金)18:00〜20:00 内容:マークやロゴではなく、書体のデザインからVIを構築する。アルファベット圏ならではのタイポグラフィを基軸とした緻密かつ強力なアイデンティフィケーションを具体的に紹介。講師には、コントラプンクト社(デンマーク)創業者のボー・リンネマン氏を招聘。ヨーロッパ有数の実力派のデザイン・プロダクションのタイポグラフィのリアルな水準を体験。 ●「東方式/東アジアの文字の歴史を一望する」 日程:9月15日(土)18:00〜20:00 内容:東アジア文字

    セミナー案内/JAGDA教育委員会セミナー「文字の先と端」
  • /職業としての編集や校正の滅び 前田年昭

    前田年昭さん(編集者・アジア主義研究)の、「竹内好セレクション I・II」(竹内好著、丸川哲史・鈴木将久編 2006年、日経済評論社刊)についての書評歴史をかきかえるということはどういうことか 竹内好没後三〇年・日中戦争七〇年に際して」(「東方」第314号掲載)の結びにこうある。 いいだが残念なこともある。日清戦争を日露戦争とし、故兆民先生追悼会 を胡兆民先生追悼会とする誤字、「近代とは何か」での「敗北は、敗北とい う事実」の脱落など、誤脱は数十か所にのぼる。読者にはこのセレクション に従ってぜひとも図書館などで全集をひもといてほしい。なお、私がつくっ た正誤表を配布するので希望者は連絡をほしい。 そこで正誤表をとりよせてみると、すごいことになっていた。3月25日現在、なんと67か所におよぶ指摘があるではないか。その一部を紹介する(巻、ページ、行、内容とあるが、ここでは内容のみ。誤→

    /職業としての編集や校正の滅び 前田年昭
  • 文字文化の成熟と多様さをあらわす、文字どおりの「活字書体集成」 書評『基本日本語活字見本集成』/前田年昭

    文字文化の成熟と多様さをあらわす、文字どおりの「活字書体集成」 書評『基語活字見集成』 ── 前田年昭 ── 投稿:2007年05月08日  著者:デジクリトーク(ゲスト) 重い! というのがとにもかくにも書の第一印象である。宅急便で送るときには重さ2kg、三辺長さ計60cmまでという基料金の制限ギリギリであるから梱包材にはよくよく気を付ける必要がある。それほどまでに重く、A4変形判で640ページある。 ページを開くとなぜ重いかがわかる。百花繚乱! 日語OpenTypeフォント18社1650書体が収録されているからである。しかも活版や写植、初期DTPの1行見ではなく文に組んだ状態での「活字・組み見」470ページには圧倒される。解説として付された、小宮山博史さんによる「日語書体の分類(書体開発の変遷 含む)」、小形克弘さんと直井靖さんによる「デジタル活字の基礎知識(直井

    文字文化の成熟と多様さをあらわす、文字どおりの「活字書体集成」 書評『基本日本語活字見本集成』/前田年昭
  • ブックガイド/「基本 日本語活字見本集成 OpenType版」

    豊かな日語組版のための見帳決定版。640ページの大ボリュームで日語 OpenTypeフォント18社1650書体を収録。邦初の書体分類試案にもとづく多彩 な組見で掲載。丁寧で詳細な技術・用語解説も完備。すべてのデザイナー、 編集者、出版関係者必携の綜合見帳です。 ……という。とにかく大きい、厚い、重い。225(横)×296(縦)×34(厚さ)、640ページ、一部2色刷り、ソフトカバー、重量約1900グラム。電話帳かい? と言いたくなるボリュームである。この、わたしも編集に参加したから内輪誉めっぽくなるが、ちょっと内容を紹介したい。 さて、640ページの約8割が活字の見集である。それならこういうやり方が考えられる。デザインの仕様を設けて、メーカーに仕様通りに組んでもらう。さらにアウトラインデータ化してもらい、それをネットで送ってもらう。編集はそのデータを、スタイル別、メーカー

    ブックガイド/「基本 日本語活字見本集成 OpenType版」