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ブックマーク / scienceportal.jst.go.jp (14)

  • THE MAKING (320)ヘッドホンができるまで | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    原料や材料から身のまわりにある製品ができあがる姿を追う「THE MAKING(ザ・メイキング)」。第320回は、ヘッドホンができるまで。 ヘッドホンは、振動板、ハウジング、イヤパッドなどの部品から作られ、プラスチック、金属、布などのさまざまな材料が使われます。音を発生させる「振動板」とマグネットを、金属を削り出したハウジングに組み込んで固定します。たくさんの部品が作られて一つの製品になっていく様子をご紹介します。 再生時間:14分 制作年:2022年 出演・協力機関 株式会社final(撮影場所:神奈川県川崎市) 株式会社final 山形工場(撮影場所:山形県上山市) 日黒鉛工業株式会社(撮影場所:滋賀県大津市) 株式会社 甲陵樹脂(撮影場所:神奈川県横浜市) 不二化成工業株式会社(撮影場所:静岡県沼津市)

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  • 【文理融合】「歴史鳥類学」〜古文書を読み解き、タンチョウを調査する 久井貴世さん | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    インタビュー 【文理融合】「歴史鳥類学」〜古文書を読み解き、タンチョウを調査する 久井貴世さん 2023.05.23 一條亜紀枝 / サイエンスライター 【文理融合】の第2回は「歴史鳥類学」。理系の鳥類学と文系の歴史学を結びつけているのは、古文書や古典籍などの歴史資料だ。意外にも、鳥類に関する記録は少なくないという。主に江戸時代の文献からタンチョウを調査しているのが、北海道大学大学院文学研究院准教授の久井貴世さん。鳥類学と野生動物管理学の知見をベースに、歴史鳥類学を切り開いてきた。 江戸時代の「鶴」の正体と生態を探る ―歴史鳥類学とはどんな学問ですか。 歴史鳥類学は、鳥類を研究する手段として歴史資料を用いる学問と位置づけています。先人たちの残した記録を読み解き、歴史的な観点から鳥類の生態や分布を調査しています。過去の生息状況が分かれば、現在の野生鳥獣の保全にも役立つからです。 私は、主に江

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  • 「3日取らないと命の危険」水が体を出入りする量の計算式、初めて開発 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    サイエンスクリップ 「3日取らないと命の危険」水が体を出入りする量の計算式、初めて開発 2023.01.27 青松香里 / JST「科学と社会」推進部 水は、私たちの体に欠かせない。ごく当たり前のことだが、体を日々出入りする量は、これまで科学的に明らかにされてはいなかったそうだ。その量を推定する計算式を、医薬基盤・健康・栄養研究所(NIBIOHN=ニビオン)などの国際研究グループが初めて開発した。体や環境のデータを基に、1日に失う水分量の目安を算出できるという。人生のさまざまな時期や災害時などに必要な量を予測できれば、健康管理に役立ちそうだ。 「重水素」手がかりに大規模調査 私たちの体のおよそ半分は水。一般的な成人男性で体の53%、成人女性で45%、乳児では60%を占めるという。この量を維持するため、私たちは飲んだり、事や呼吸をしたりして水分を取る。ここでストック、つまり体に含まれる水分

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  • 琥珀の新たな付加価値を求めて【地面の下のたからもの】 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    木村さんの研究室で使用している久慈産琥珀(こはく)の粉末(右)と琥珀のメタノール抽出物(左)。囲みの写真は琥珀の原石(久慈琥珀提供) 特集「地面の下のたからもの」では、地中に眠っている資源に注目し、その価値や新たな利用方法について紹介する。第1回の「たからもの」は岩手県久慈市周辺で産出される琥珀(こはく)。有名な宝石だが装飾品として使えるのは採掘したうちのほんの一部だ。そこで、岩手大学農学部教授の木村賢一さんらは、地球から人類への素敵な贈り物である琥珀のもつ生物活性物質を探索して新たな付加価値を追求し、琥珀エキスを配合した商品の開発も進めている。 太古の植物樹脂の化石 宝石として世界中で珍重されている琥珀。その正体は、太古の植物樹脂の化石である。 樹脂は樹皮などが損傷した際に補修のため分泌される。それが倒木などで地上に落ち、川から海へ流されたり再び陸地に流れ着いたりして、気の遠くなるような

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  • 「地層に刻まれた声を聴け」チバニアン決定、実ったグループの格闘≪特集 令和2年版科学技術白書≫ | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    サイエンスウィンドウ 「地層に刻まれた声を聴け」チバニアン決定、実ったグループの格闘≪特集 令和2年版科学技術白書≫ 2020.09.03 今年1月、日の科学界に一大ニュースが駆け巡った。地球の歴史を語るのに欠かせない地質年代の境界の基準地として、千葉県市原市の地層が選ばれ、そこから始まる約65万年間の時代を「チバニアン」(ラテン語で千葉時代の意味)と呼ぶことが国際学会で正式決定したのだ。この年代境界の特徴を世界で最もよく記録した貴重な地層だと認められた。これにより、この時代に関連する地質学や古生物学などの研究の拠りどころとなる基準が定まった。厳しい審査の過程からは、科学の成果をライバルと競うことの大切さも浮かび上がった。令和2年版科学技術白書のトピックとなった研究を詳しくご紹介する。 年代表の「Chibanian」見て実感 「地質年代表に『Chibanian』と刷り込まれているのを見て

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  • 【文理融合】「歴史情報学」~古文書をデジタル化し新たな知見を目指す 後藤真さん | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    インタビュー 【文理融合】「歴史情報学」~古文書をデジタル化し新たな知見を目指す 後藤真さん 2023.02.20 一條亜紀枝 / サイエンスライター 文理にまたがり、両者を融合する学問領域は新しい時代の象徴といえる。その先端を拓く研究者にインタビューする随時掲載企画【文理融合】の第1回は「歴史情報学」。古文書をデジタル化し、これまでになかった新たな知見を得ることを目指す。20年以上にわたって歴史情報学に取り組み、この分野をリードする国立歴史民俗博物館(歴博)研究部准教授の後藤真さん(総合研究大学院大学文化科学研究科准教授)に、歴史情報学のこれまでとこれからを聞いた。 正倉院文書をデータベース化 ―歴史情報学とはどんな学問ですか。 一例を挙げると、紙に書かれた古文書をもとにデータベースを構築します。そもそも歴史資料は、博物館や資料館などの収蔵庫に保存され、誰もが見たいときに見られるものでは

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  • THE MAKING (322)カメラ用交換レンズができるまで | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    原料や材料から身のまわりにある製品ができあがる姿を追う「THE MAKING(ザ・メイキング)」。第322回は、カメラ用交換レンズができるまで。 カメラ用交換レンズは、広角や望遠など、撮影の幅をひろげるのに欠かせません。内部に入っている一枚一枚のレンズは、「硝材(しょうざい)」から削り出され、磨かれて、コーティング加工などを経て作られます。レンズはその後、アルミニウムやプラスチックなどを加工して作られた筒型の部品などに組み込まれて、1の交換レンズに仕上げられていきます。

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  • 「竜脚類は植物食」歯化石の傷を立体分析、恐竜で初解明 早稲田大など | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    竜脚類の恐竜が植物をべていたことを、歯の化石の傷を立体的に分析して裏付けた。早稲田大学などの研究グループが発表した。これまでは歯や顎の形から推測されてきたが、岩手県久慈市で見つかった化石から、初めて客観的な証拠を得たという。べ物で歯が摩耗した痕跡を3次元で調べる手法を、恐竜に初適用。恐竜のべ物の物性を客観的に示したのは、世界初という。 竜脚類は首と尾が非常に長く四足で歩く恐竜で、植物と推定されてきた。ただ現在、似た形の動物がいないなどの事情で、決め手を欠いていた。 そこで研究グループは、べ物により歯が擦れ、歯に微小な摩耗痕ができることに着目した。久慈市の中生代白亜紀の約9000万年前の地層から見つかった、竜脚類の歯の化石8の先端の摩耗痕を、顕微鏡を使って立体的に測定。得られたデータを卵、肉、昆虫、植物、藻類、果実などさまざまな物をべる現生のトカゲのものと比べ、べ物の硬さを

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  • ネコ型ロボットを開発し、「反射」で歩く仕組みを解明 阪大 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    ネコがてくてくと安定して歩く「反射」の仕組みを、神経や筋肉の特性を再現するネコ型ロボットを開発して明らかにした、と大阪大学の研究グループが発表した。動物愛護の観点から実験に制約もある中、ロボットを活用して神経科学の研究をするニューロロボティクス分野の一環。より動物に近いロボットを実現するロボット工学の観点からも意義があるという。 反射は、ヒトなどの動物が熱い物に触れると瞬間的に手を引っ込めるなど、刺激を受けて無意識に起こる反応の仕組みだ。動物が歩くためには脳や脊髄の複雑な回路ではなく、この反射回路をうまく使って動きが生まれていることが、近年の研究で分かってきた。それに関わるとみられる個々の神経回路は過去の研究で分かっていても、歩行を実現するための全体的な配線は未解明という。生体を動かす神経の仕組みを調べることには限界がある上に、動物愛護のため動物実験が厳しく管理、制限されるようになっている

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  • 科学博物館とは何か?その歴史と未来《科学史研究者・有賀暢迪さんインタビュー》【特集 日本科学未来館】 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    世界の博物館が参加する国際博物館会議(ICOM)の定義には、「博物館とは…有形、無形の人類の遺産を収集、保存、調査研究、普及、展示する常設機関」と書かれている。博物館にとって「収集・保存」はもっとも基的な機能なのだ。その中で、自然科学に関するものを扱うのが広い意味での「科学博物館」ということになる。 自然史と科学技術、2つの流れ 科学博物館には「自然史博物館」と「科学技術博物館」という2つの大きな流れがある、と有賀さんは説明を続ける。前者の自然史博物館は、主に、動物・植物・鉱物・化石といった自然界にあるものを対象としてきたものだ。 「西洋的、すなわち、キリスト教的な世界観では、自然界のものはすべて神様が作ったという考えが根底にあるので、それらを集めて自然について知るということ自体が意味のある活動だったわけです」 現在のような公共施設としての博物館の先駆けは、1753年に設立された大英博物

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  • 「ネコにマタタビ」は蚊を避けるため 謎の行動を遂に解明 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    サイエンスクリップ 「ネコにマタタビ」は蚊を避けるため 謎の行動を遂に解明 2021.01.28 草下健夫 / サイエンスポータル編集部 ネコがマタタビにじゃれつくのは常識だが、どうしてかは誰も知らなかった。この謎の行動に岩手大学や名古屋大学など日英の研究グループが挑み、「蚊を避けるため」という明快かつ意外な結論を導き出した。原因となるマタタビの成分は従来の説とは異なり、蚊の忌避剤として人間に役立つ可能性まで見えてきて、基礎研究の急展開に研究者たちも驚いている。 素朴な疑問から異分野コラボ ネコはマタタビが大好きだ。マタタビは日中国、朝鮮半島などに分布する落葉つる性植物。ネコがこの匂いを嗅ぐと、なめる、かむ、顔や頭を擦りつける、ゴロゴロ転がるなどの「マタタビ反応」を示す。江戸時代の浮世絵や農業書に書かれるなど、日人には古くから馴染みの現象だ。誰かにとっての大好物や効き目が大きいことを

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  • レビュー「『津波てんでんこ』を科学で乗り越える試み」 | SciencePortal

    近海の海底に巨大地震の巣を抱える日列島は、大津波から逃れられない宿命にある。そのとき、人々はどう避難すればよいのか。その街の人たちが避難場所を目指していっせいに歩き出したとき、限られた時間でほんとうにそこまでたどりつけるのか。その「限られた時間」とは、具体的に何分なのか。最近は、コンピューターの高性能化を背景に、かなりリアルな避難行動のシミュレーションができるようになってきた。大津波からの避難は、失敗が許されない一回限りの集団行動だ。津波が来たら、人にかまわずとにかく自分で逃げろという「津波てんでんこ」。科学はいま、この言い伝えを乗り越える試みを続けている。 避難の「難所」を明らかにする大規模シミュレーション 海底を震源とする巨大地震が発生すると、海底の地盤の大きなずれが海面に伝わり、それが大津波となって四方八方に広がっていく。日近海でこの巨大地震が起これば、それが日列島を襲う。20

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  • サラブレッドの「扱いやすさ」決める遺伝子見つけた 京大チーム | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    競走馬のサラブレッドを育てる際の「扱いやすさ」を決める遺伝子を見つけた、と京都大学の野生動物研究センターと文学研究科の研究チームがこのほど発表した。馬の性格、行動パターンと遺伝子型の違いとの関係を調べた研究は少ない。研究チームによると、飼育の仕方の決定や乗馬のほか人間を癒す「ホースセラピー」に向いた馬の識別に役立つかもしれない、という。研究成果は、英科学誌に掲載された。 研究チームは、サラブレッドを育てる際に人間や馬具などに慣らす難易度といえる「扱いやすさ」に着目。北海道JRA日高育成牧場で飼育中の、格的に調教する前の1歳サラブレッド167頭を調べた。 実験では、牧場の職員に馬を洗ったり馬具を付けるなど17の刺激を馬に与えてもらい、「新しい物や人間への不安」「身体接触への不安」「大きなものに対する恐怖」「新しい環境への慣れにくさ」「反抗的態度」の5項目で167頭を評点した。さらに、脳内

  • 研究者コミュニティへの影響大 30年ぶりの科研費改革 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    文部科学省の科学技術・学術審議会学術分科会は9月29日、科学研究費補助金についての改革の実施方針を了承した。第5期科学技術計画期間中、審査システムの見直し、研究種目・枠組みの見直し、柔軟かつ適正な研究費使用の促進という3柱での下、科研費改革を進めていくというものだ。 今回の改革では、30年ぶりに審査単位・区分の大幅な見直しが行われる。現行の審査体系は1968年に原型が作られたもので、細目ごとに審査を実施し、専門性を重視した審査体系が構築されたため、結果として、細目(学問分野)が細分化していった。現在、特別推進研究や新学術領域研究といった大型の研究種目では大きな分野区分(系)ごとに審査が行われているが、基盤研究、挑戦的萌芽研究、若手研究といった中規模・小規模な研究種目については321?432の細目(学問分野)ごとに審査が行われている。 科研費は日における基礎研究のベースをなすものであ

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