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ブックマーク / www.nakanishiya.co.jp (22)

  • 史料から広がる世界 12 - 株式会社ナカニシヤ出版

    国内外を問わず、一片の史料の探索・分析・読解によって広がる最新の歴史研究を紹介。歴史学の魅力を伝える13編を収録。 ●著者紹介 木下光生(きのした・みつお) 奈良大学教授。日近世史担当。福岡県生まれ。大阪大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。 主な業績 『貧困と自己責任の近世日史』(人文書院、二〇一七年) 渡辺晃宏(わたなべ・あきひろ) 奈良大学教授。日古代史担当。東京都生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。 主な業績 『日歴史04 平城京と木簡の世紀』(講談社学術文庫、二〇〇九年) 山崎 岳(やまざき・たけし) 奈良大学教授。東アジア史担当。神奈川県生まれ。京都大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。 主な業績 「アジア海域における近世的国際秩序の形成」『岩波講座世界歴史』一一(岩波書店、二〇二二年) 川正知(かわもと・まさとも)

    史料から広がる世界 12 - 株式会社ナカニシヤ出版
  • オルタナティブ教育運動の社会学 - 株式会社ナカニシヤ出版

    「あたりまえ」を問い直す 「学校」という「あたりまえ」に抗してオルタナティブな活動を行う人たち。 多様な運動同士の日常的なつながり方、連携の技法を、フィールドワークをもとに明らかにする。 ●著者紹介 藤根雅之(ふじね まさゆき) 博士(人間科学)、関東学院大学社会学部現代社会学科准教授、専攻:教育社会学、社会運動論。京都外国語大学外国語学部英米語学科卒業、大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程単位取得退学、大阪大学大学院人間科学研究科助教、美作大学生活科学部児童学科講師を経て現職。 はじめに 第1章 「教育の公共性」とオルタナティブ教育運動のネットワーク 1 「教育機会確保法」と「教育の公共性」 2 現代日のオルタナティブ教育運動 3 オルタナティブ教育運動内の複数性とダイナミズムへの着目 4 書の構成 第2章 「教育の公共性」とはなにかをめぐって 1 「あたりまえ」を再生産する学校

    オルタナティブ教育運動の社会学 - 株式会社ナカニシヤ出版
  • 音の本を読もう - 株式会社ナカニシヤ出版

    音と芸術をめぐる新鮮な考えかた、語りかた、聞きかたを見つけるために―― 音と芸術をめぐる、40冊についての書評、気鋭の論者たちが80冊以上を紹介しながら、サウンド・スタディーズの現在を検討する座談会を収録。サウンド・スタディーズとサウンド・アート研究の動向、広がり、そして、その来し方、行く末を一望できる、音について考えたい人のための画期的なブックガイド このは2010年以降に出版された音と芸術をめぐる著作の書評を集め、学術や批評の場でこのテーマが近年どのように語られてきたのかをまとめている。音というだけでは広すぎるので芸術という枠をつけて、編者の私を含めて22名の著者による40書評を集めた。〔…〕 このの章立てはすべての原稿が揃ってから決め〔…〕多くのサウンド・スタディーズ系アンソロジーを参考にした。まず重視したのは、既存の領域のリンクである。音と芸術というテーマを一つの領域と見

    音の本を読もう - 株式会社ナカニシヤ出版
  • 〈京大発〉専門分野の越え方 - 株式会社ナカニシヤ出版

    学際性とは何か? 共同性とは何か? 異分野の人と話すだけで、学際的といえるのか。大学院生が教育活動に取り組む意義とは。「院生が学部生に模擬講義を行う」という活動を通して若手研究者たちが直面した問いに、議論を重ねながら迫る! 専門分野も違う,興味関心もてんでばらばら。そんなメンバーが集い,「大学院生が学部生に模擬講義を行う」という活動をやり始めた。〔その結果、〕私たちは常に「異質な他者と共に何かに取り組むとはどういうことか」という問いにさらされることになった。 書では,この問いに対して,「学際性」と「共同性」という二つの視点から考察を加えていく。〔この活動に〕中心的に関わってきたメンバーの論考に加えて,第一線で活躍する外部研究者を含めたさまざまな「他者」を巻き込みながら議論が展開される。(「序章」より) 執筆者紹介(執筆順,*は編者) 1)現所属,2)執筆時所属 萩原広道*(ハギハラ ヒロ

    〈京大発〉専門分野の越え方 - 株式会社ナカニシヤ出版
  • サウンド・アートとは何か - 株式会社ナカニシヤ出版

    音や聴覚を意識した視覚芸術か、あるいは、音楽の枠組みを超えた音響芸術か――美術・音楽・メディア・空間の交錯点に迫る 音や聴覚にまつわる様々な作品が一見雑多に包摂される「サウンド・アート」という曖昧で魅力的な芸術の領域は、どのように成立したのか。視覚美術、音響芸術、音響再生産技術への注目、サウンド・インスタレーションという四つの文脈から、各系譜を丹念に辿り、徹底的に整理・解説する! 私はサウンド・アートとは何かと問われたときに、サウンド・アートは、広い意味で音や聴覚に関わるアートを意味するラベル、あるいはジャンル名である、と答えるようにしている。単なる音楽でも単なる視覚美術でもないが、音楽でも美術でもないまったくの別もの、というわけでもない。つまりサウンド・アートには厳密な定義はなく、個々の論者や作例によってその意味するところは異なる。とはいえ、サウンド・アートという言葉で参照される大まかな

    サウンド・アートとは何か - 株式会社ナカニシヤ出版
  • 文化財学入門 11 - 株式会社ナカニシヤ出版

    考古学、美術史学、保存科学、史料学、文化財防災学、博物館学…… 文化財学のすべてが揃う日随一の文化財学科。 その教員たちが研究内容を分かりやすく披露します。 文化財学の扉をひらこう! ●著者紹介 今津節生(いまづ・せつお) 保存科学担当。一九五五年、和歌山県白浜町生まれ。奈良大学学長。青山学院大学大学院博士課程後期課程単位取得済退学。京都工芸繊維大学博士(学術)。専門は文化財保存科学。 主な著書 『正倉院宝物の研究 螺鈿紫檀五絃琵琶』〔共著〕(東京美術、二〇二一)、『興福寺乾漆像の研究─X線CTスキャナによる構造解析─』〔共著〕(奈良大学、二〇二〇)、『阿修羅像のひみつ』〔共著〕(朝日新聞出版社、二〇一八)ほか多数。 相原嘉之(あいはら・よしゆき) 考古学担当。一九六七年、大阪市生まれ。奈良大学准教授。奈良大学文学部文化財学科卒業。奈良大学博士(文学)。専門は日考古学・文化財学。 主な

    文化財学入門 11 - 株式会社ナカニシヤ出版
  • 技術と文化のメディア論 - 株式会社ナカニシヤ出版

    日常の身近な技術に注目することで意識していなかった文化の前提や原因を発見するために 音楽や映像や趣味など、私たちにとって身近な日常文化を、技術の「マテリアル」「インターフェース」「インフラストラクチャー」「システム」の四つの分析水準から考え、読み解く最新テキスト 書は,身近な文化の研究をやっていきたいと考えている大学生や,これまで何らかの文化的現象の研究を進めてきたが今後その現象を支える技術にも注目したいと考えている研究者を読者として想定している。そのような読者にとって必要なのは,ある文化的現象を技術から考察するとは,具体的にはどうすればよいのかという議論であろう。(「はじめに」より) 書では,これまでのメディア研究が技術をどのように捉えてきたのかを振り返り[…],分析対象となる技術の数と,分析対象の抽象度に即して,次の四つの分析水準に分けて考えることを提案する。 1 ある技術を構成す

    技術と文化のメディア論 - 株式会社ナカニシヤ出版
  • ついスマホに頼ってしまう人のための日本語入門 - 株式会社ナカニシヤ出版

    正しく伝える、豊かに語る―― 作家歴40年のプロと日語学者が、日語のとっておきの秘訣を教えます! 日語の運用能力をチェックしましょう。 リモート時代の今、直接会う代わりに文字でのやりとりは増えました。 伝達されたことばそのものに、より神経を注がざるを得ません。 文章に求められる役割はどうやらますます大きくなっていきそうです。 ●著者 堀田あけみ 『1980 アイコ十六歳』(文藝賞を当時最年少で受賞)で作家デビュー。椙山女学園大学国際コミュニケーション学部教授。教育の現場では、心理学、小説創作などで教鞭をとる。 村井宏栄 椙山女学園大学国際コミュニケーション学部准教授。日語学、国語学を専門とし、研究テーマは日語書記史、辞書史。2010年、日語検定1級合格。平成22年度第2回日語検定読売新聞社賞(最優秀賞)受賞。 はじめに 第一章 辞書と付き合う 一 ことばの宇宙に踏み出そう 二

    ついスマホに頼ってしまう人のための日本語入門 - 株式会社ナカニシヤ出版
  • 人類学者たちのフィールド教育 - 株式会社ナカニシヤ出版

    この不確実な世界を生き抜くには何が必要か 昨今注目されている「フィールドワーク教育」を気鋭の人類学者たちが徹底的に実践することを通して思考する 課題解決型学習(PBL)に自己変容型フィールド学習(SFL)という新たな手法を実装する人類学者たちによる多様で革新的な教育実践に基づいたフィールドワーク教育への提案の数々を紹介 小川さやか氏推薦! 驚きに満ちたフィールドで、学生とともにつくる教育っておもしろい 書で提唱する「自己変容型フィールド学習(SFL)」とは、〈なじみ〉から切断された空間で実施される具体的な課題への取り組みを通して、自分が抱いていた「暗黙の前提」に気づき、自身の世界観を更新していくことを目指す学習のことである。(「はじめに」より) ●著者紹介 執筆者紹介(執筆順,*は編者) 箕曲 在弘(みのお ありひろ)* 東洋大学社会学部社会文化システム学科准教授。同大学助教,専任講師を

    人類学者たちのフィールド教育 - 株式会社ナカニシヤ出版
  • メディアとメッセージ - 株式会社ナカニシヤ出版

    現代社会において多種多様なメディアは私たちの何を変えたのか メッセージは今、どのようにつくられ、流通し、受容されているのか、多角的に考察し、メディア研究とコミュケーション研究の現在知/現在地を浮かびあがらせる 書は「メッセージの産出・流通・受容」というメディア学およびコミュニケーション学の双方にとって重要な課題を,現代社会の諸相に関連づけながら多角的に考察するために企画されました。そして現代社会における「メッセージの産出(message production)」に焦点をあてることで,メディア研究とコミュケーション研究の現在知/現在地を浮かびあがらせることを企図しています。(「まえがき」より) 執筆者紹介(*は編者) 松健太郎*(まつもと けんたろう) 二松学舎大学教授 担当:第1章 鈴木謙介(すずき けんすけ) 関西学院大学准教授 担当:第2章 金暻和(キム キョンファ) 神田外語大学

    メディアとメッセージ - 株式会社ナカニシヤ出版
  • イエスと空海 - 株式会社ナカニシヤ出版

    キリスト教と真言密教、二つの教えを比較研究し宗教の普遍性を探る。 カトリック神父にして、研究と修行を重ね真言密教を学んだ著者が、 両者の教理とその共通性を中心に分かりやすく日語で語った労作。 各章末には付記として著者の貴重な宗教・修行の体験談も載せた。 『週刊仏教タイムス』(2013年8月15日・22日合併号)にて紹介されました。 【著者紹介】 ペテロ・バーケルマンス(Peter Baekelmans) 略歴: 1960年        ベルギー生まれ。 1980年‐1985年 スイス,ルガノ国際大学,及び同大学院修士課程。修士(比較宗教学)。 1986年‐1990年 ベルギー,ルーベンカトリック大学(神学専攻)。 1988年         カトリック淳心会入会。 1989年10月    初誓願。 1990年12月    来日。 1991年‐1992年 関西国際学友会日語学校(現大阪

    イエスと空海 - 株式会社ナカニシヤ出版
  • 現代アラビア語の発展とアラブ文化の新時代 - 株式会社ナカニシヤ出版

    現代アラビア語における言語改革の動きを探究。国民意識を支える「国語」からアラブ民族意識を繋ぐ「国際語」へと発展する現代アラビア語、その生成とアラブ世界の形成を、言語と社会の動態的関係の中に位置づける画期的研究。 ●著者紹介 竹田敏之(たけだ・としゆき) 2003年 大阪外国語大学卒業(専攻語:アラビア語)。 2006年 大阪外国語大学大学院言語社会研究科博士前期課程修了。 2010年 京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科博士課程修了。博士(地域研究)。 現 在 京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科特任准教授。 著 作 『ニューエクスプレス アラビア語』(白水社,2010年),『アラビア語表現 とことんトレーニング』(白水社,2013年),「アラビア語正書法の成立」「アラビア書道の流派と書家たち」(『イスラーム 書物の歴史』名古屋大学出版会,2014年),他。 序論 現代アラ

    現代アラビア語の発展とアラブ文化の新時代 - 株式会社ナカニシヤ出版
  • サーフィン・スケートボード・パルクール - 株式会社ナカニシヤ出版

    人種、ジェンダー、エスニシティ、アイデンティティ、資主義の交錯―― 人々のライフスタイルに密着した新しいスポーツの空間、言説におけるさまざまな文化政治の力学を読み解き、その創造性と未来を問う 「ウィートン博士は書において,ライフスタイルスポーツを分析する理論フレームの提示もさることながら,徹底したケーススタディを通じて,ライフスタイルスポーツの誕生,発展,受容のプロセスにおいて「若者」「高齢者」「ジェンダー」「人種」の周辺で生じるカルチュラルポリティクスに焦点を当て,そこに現象するスポーツの支配的イデオロギーとのコンフリクトを描き出し,オルタナティブなスポーツの価値や意味の提示に成功している。」(「訳者あとがき」より) ■著者紹介 ベリンダ・ウィートン Belinda Wheaton ベリンダ・ウィートン博士は,2015 年よりニュージーランドのワイカト大学健康・スポーツ・ヒューマン

    サーフィン・スケートボード・パルクール - 株式会社ナカニシヤ出版
  • 新・ふしぎな言葉の学 - 株式会社ナカニシヤ出版

    「言葉」って何だ? 様々な言語現象の具体例を掲げ、できるだけわかりやすく言葉の質および日 語そのものについて説明、解説。好評前著に新章と章末問題を加えた改定版。 ■著者紹介 柿木重宜(かきぎしげたか) 博士(言語文化学)大阪大学 1965年滋賀県に生まれる。 1994年一橋大学大学院博士後期課程(社会言語学専攻)単位取得。 現職 関西外国語大学外国語学部教授。 関西外国語大学大学院外国語学研究科言語文化専攻教授。 日語語源研究会副会長。 著書 『なぜ言葉は変わるのか-日語学と言語学へのプロローグ-』(ナカニシヤ出版 2003) 『近代「国語」の成立における藤岡勝二の果した役割について』(ナカニシヤ出版 2013) 『日語学トレーニング100 題』(ナカニシヤ出版 2017) 『日における近代「言語学」成立事情Ⅰ』(ナカニシヤ出版 2017) 論文 「日語系統論における言語類型

    新・ふしぎな言葉の学 - 株式会社ナカニシヤ出版
  • 地域と統計 - 株式会社ナカニシヤ出版

    統計調査はなぜ困難になったのか? そしてインターネット調査はどこまで役に立つのか? 問題と可能性のさまざまな論点を検討する。 (書の)第一の特徴は,統計調査と地理学の方法論的な接点を探り,データの地理的な偏りを無視した場合に生じうる疑似的な地域差や地域相関の問題を提起することである。[…]第二の特徴は,インターネット調査の学術研究(とくに社会科学,地理学)への利用可能性を,さまざまな角度から探ることである。(「序」より) ■ 執筆者紹介(* は編者) 埴淵知哉*(はにぶち ともや) 中京大学国際教養学部教授。 『NGO・NPO の地理学』(単著),明石書店,2011 年。 『社会関係資の地域分析』(編著),ナカニシヤ出版,2018 年。 村中亮夫*(むらなか あきお) 北海学園大学人文学部 准教授 「京都府宮津市における身近な地域の文化財・景観の社会経済評価―支払意思額と労働意思量の地

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  • ウィトゲンシュタインの誤診 - 株式会社ナカニシヤ出版

    ウィトゲンシュタインの『青色』を 徹底的に読み解き、批判的に乗り超え、 哲学の新たな可能性を切り拓く永井哲学ワールド! 【著者紹介】 永井 均(ながい・ひとし) 1951年東京都に生まれる。1982年慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程単位取得。日大学教授。(専攻/哲学・倫理学)。 著書:『〈私〉の存在の比類なさ』(勁草書房),『転校生とブラック・ジャック』(岩波現代文庫),『翔太とのインサイトの夏休み』,『倫理とは何か』(以上、ちくま学芸文庫),『なぜ意識は実在しないのか』〈双書哲学塾〉(岩波書店),『西田幾多郎』(NHK出版),『ウィトゲンシュタイン入門』(ちくま新書),『〈子ども〉のための哲学』,『これがニーチェだ』,『私・今・そして神』(以上、講談社現代新書),『マンガは哲学する』(講談社),ほか多数。 はじめに 1 哲学における達成とは 2 私的体験が素材となって実在が構成

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  • 記録と記憶のメディア論 - 株式会社ナカニシヤ出版

    何かを記憶し思い出す。その多様な営為の実践に迫る 記憶という行為がもつ奥行きや困難さ,歴史性,そしてそれらの可 能性の条件となっているメディアの次元を考える。 記録と想起をめぐっては,多様でそれぞれ特異なメディア実践が,いたるところで,かつても,そしていまでも展開されている。書,すなわち『記録と記憶のメディア論』は,そうしたさまざまなメディア実践に目を向け,メディア論的な観点から記録と記憶の問いに正面から取り組んでいくことを目指している。(「はじめに」より) 執筆者紹介(*は編者) 谷島貫太*(たにしま かんた) 二松學舍大学文学部専任講師 担当章:第1章 門林岳史(かどばやし たけし) 関西大学文学部准教授 担当章:第2章 松山秀明(まつやま ひであき) 関西大学社会学部助教 担当章:第3章 水島久光(みずしま ひさみつ) 東海大学文学部教授 担当章:第4章 柿田秀樹(かきた ひでき)

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  • 追放と抵抗のポリティクス - 株式会社ナカニシヤ出版

    非正規移民とは誰か。 彼・彼女らを合法/不法に分割するものは何か。 非正規移民をめぐる追放と抵抗のポリティクスを描き出し、 戦後日における主権の境界作用の論理と効果を明らかにする。 ――ヨーロッパや北米で、非正規移民や難民申請者への対応が、ますます主要な政治的課題として認識されるようになっている。その背景の一つには、内戦や政情不安から逃れ、中東やアフリカから欧米にわたる移民・難民が増加していることがあるだろう。同時に、彼・彼女らの受け入れと排除をめぐる攻防は、社会のメンバーの境界が問い直されていることを示している。つまり非正規移民や難民申請者のうち誰を「われわれ」のメンバーとして認め、誰を排除するのか、その線引きが可視化され、政治化されているのである。――(書より) ●著者紹介 髙谷 幸(たかや さち) 神戸大学法学部卒業。京都大学大学院人間・環境学研究科修了。博士(人間・環境学)。移

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  • 論理と歴史 - 株式会社ナカニシヤ出版

    玄奘が残したとされる論理式「唯識比量」を巡る、東アジア全域にわたり、時代を超えて展開された議論を丹念に読み解き、さらにはそこから浮かび上がる、「論理」と「歴史」の間の「共生」的関係を解き明かす。 第1章 序論 一 対象と方法 pdf 9784779509292.pdf を立ち読みいただけます。(pdf注意:約1MB) ●著者紹介 師 茂樹(もろ・しげき) 1995年 早稲田大学第一文学部卒業。 2001年 東洋大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。 現 在 花園大学文学部准教授(専攻/仏教学・人文情報学・情報歴史学)。博士(文化交渉学:関西大学)。 著 作  『人文学と著作権問題――研究・教育のためのコンプライアンス』〔共著〕(好文出版,2014年),『大学で学ぼう――知のスキルアップ15』(好文出版,2014年),“Xuanzang's proof of idealism (眞唯

    論理と歴史 - 株式会社ナカニシヤ出版
  • 音響メディア史 - 株式会社ナカニシヤ出版

    音の技術と音の文化が交差する 19世紀から現代に至るまで、音のメディアは、どう変容したのか? その歴史を詳らかにし、技術変化と文化の相互作用を論じる。 「まえがき」より 「音響メディアの歴史」とは,ただ単にある技術の進歩や展開だけを論じていく類のものではない。……ひとつの技術が音響メディアとして世に広まり,何らかの音の文化と結びついていくその過程を,時代や社会との関連から広く論じていくことになるだろう。 ●著者紹介 谷口文和 (たにぐち ふみかず) 京都精華大学ポピュラーカルチャー学部音楽コース講師。東京藝術大学大学院音楽研究科博士後期課程単位取得退学。 著書に『音楽未来形―デジタル時代の音楽文化のゆくえ』(共著,洋泉社,2005年),『メディア技術史―デジタル社会の系譜と行方』(分担執筆,北樹出版,2013年)など。 中川克志 (なかがわ かつし) 横浜国立大学大学院都市イノベーション研

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