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ブックマーク / cheb.hatenablog.com (10)

  • シンポジウム「オープンデータとデジタルヒューマニティーズ」参加メモ - ささくれ

    先日職場で開催されたシンポジウムのメモと個人的な感想をちょろっと。役に立つ情報は後日公開されるであろう資料をご覧いただくとして……。 挨拶・趣旨説明(冨浦) 今回のシンポジウムのテーマはデジタルヒューマニティーズと人材育成。人文社会科学系のオープンデータということでデジタルヒューマニティーズ、分野を超えたデータの流通や活用を促進するためにはそれを支える人材が必要ということで人材育成、ということだった。 米国の大学を中心としたオープンデータの現状:訪問調査から(畑埜) 2016年3月の訪問調査(Harvard University、University of Illinois at Urbana-Champaign、California Digital Library)から、各大学のシステム基盤と人的体制(データキュレータが何人いて、実際どんな仕事をしているかなど)についての紹介。 内容につ

    シンポジウム「オープンデータとデジタルヒューマニティーズ」参加メモ - ささくれ
  • 『情報管理』にエッセイを寄稿しました - ささくれ

    http://doi.org/10.1241/johokanri.58.797 JSTの月刊誌『情報管理』の「この! おすすめします」というコーナーにエッセイのようなものを寄稿しました。 昨年9月中旬にオファーをいただき、11月1日締切で、その後、11月中旬に2回やり取り、11月末〜12月上旬にゲラ校正2回、というスケジュールです。まずは、最大3400字だから3冊くらいがいいのかな、なにか一筋を通しつつバリエーションを出せればいいなあ、図書館関係のはやめとこう、などと2週間くらい考えました。このコーナーの主旨としてはただ淡々とを紹介するのではなく執筆者の人柄を出してほしいということで、就職して10年という節目だし、新年号だし(?)、こんな内容になったというしだい。まあ、例によっていちばん苦しんだのは著者近影で、最終的にやる気のない感じになったわけですけど(ごめんなさい)。 数年前に

    『情報管理』にエッセイを寄稿しました - ささくれ
  • 『大学の図書館』の情報収集術特集に寄稿しました - ささくれ

    http://catalog.lib.kyushu-u.ac.jp/ja/recordID/1543631 大学図書館問題研究会の会報誌『大学の図書館』に(初めて)寄稿しました。上記の通り、セルフアーカイブしています。 2015年9月号は「まねしてみたい、あの人の情報収集術」という特集で、以下の4が掲載されています。 誰でもデキル簡単な情報収集―「話のタネ」の舞台裏―(加藤晃一) 私の情報収集方法(鈴木雅子) 情報収集は地道にこつこつ、みんなで協力して(林豊) 情報収集と情報発信は表裏一体! 図書館業界の渡り方(森いづみ) 兵庫支部の方から7月31日に3,000字程度ということで執筆依頼をいただき、8月31日締切、9月中に校正をして、10月中旬に刊行というスケジュールでした。情報収集の方法についてはこれまでもあちこちで書いてきたので同じようなものになりますよとお話ししたのですが、それでも

    『大学の図書館』の情報収集術特集に寄稿しました - ささくれ
  • 大学図書館向け電子書籍サービスにおける和書数学書の状況 - ささくれ

    マクロな状況も見飽きたので、自分に身近なフィールドについて調べてみることにした。 自分が学部生のころによく読んでいた数学書(特にシリーズ)っていまだにちっとも電子書籍化されてないんだなあ、と。 東京大学出版会:基礎数学 裳華房:数学シリーズ、数学選書 共立出版:共立講座 21世紀の数学 岩波:岩波講座現代数学の入門 or 基礎 or 展開 朝倉書店:講座数学の考え方 多様体の基礎 (基礎数学5) 作者: 松幸夫出版社/メーカー: 東京大学出版会発売日: 1988/09/22メディア: 単行購入: 7人 クリック: 36回この商品を含むブログ (33件) を見る多様体入門 (数学選書 (5)) 作者: 松島与三出版社/メーカー: 裳華房発売日: 1965/09メディア: 単行購入: 3人 クリック: 7回この商品を含むブログ (6件) を見る集合と位相 (数学シリーズ) 作者: 内田伏

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  • 学生に好まれる本のサイズ - ささくれ

    # タイトルにはやや偽りがあります ここのところ豪州出張のために(大学図書館向け、主に日語)電子書籍についていろいろ読んだり調べたりしていた。まだ終わってなくてまだまだ気が重たい状態が続く……。 「紙ののほうが読みやすい」という声が聞こえてきたりもするんだけど、紙の電子書籍と、どちらが読みやすいとか探しやすいとか議論することにはたぶん意味がなくて、紙のならではの読みやすさと探しやすさ、そして電子書籍ならではの読みやすさと探しやすさがあるだけなんだろうと思う。うまくいいとこどりできるといい。現状はとても「電子書籍すごく人気です!」「電子書籍探しやすいです!」などとは言いがたいのが正直なところで、どうしたらもっと使ってもらえるのかなあ、探しやすくできるのかなあと頭を抱えている。ほんと、電子書籍というのはなんであんなに探しにくいのか。図書館向けサービスはビューワーも微妙だし。。自分はも

    学生に好まれる本のサイズ - ささくれ
  • 医学系ではなぜ学術雑誌掲載論文を博士学位論文にするのか - ささくれ

    # 何かご存知の方がいらっしゃったら教えていただきたい的なエントリです。 あらゆる大学でそうなのかは分かりませんが――医学系の周辺では学術雑誌に発表済みの査読論文をそのまま博士学位論文として提出するという“特殊”なスタイルが多く見られるようで。これっていつごろからどういった経緯で始まったのかなあというのを最近調べている(@yukom622 さんとかにも尋ねたりして)。あと、外国ではどうなんだろうかとか。 例えば九大の医学系学府の課程博士では、 ◆学位申請論文(主論文)は、以下のいずれかとする。 (1) 英文で作成された原著論文であり,査読のある権威ある学術誌に掲載又は受理されたもの (2) 上記(1)を含めたテーシス形式論文であるもの(テーシス形式論文の体裁は別添参照) http://www.grad.med.kyushu-u.ac.jp/doctors_course/data/shins

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  • 明治大学のElsevierビッグディール契約中止の事例(文献紹介) - ささくれ

    2年前に「東邦大学がElsevierのビッグディールを切ってコストダウンに成功した事例」というエントリを書きました。以来、このテーマについては(担当でもないのに)継続的にウォッチしています。 ここ最近では以下の大学で動きが見られました。 滋賀医科大学:http://www.shiga-med.ac.jp/news/gakugai/12/html/2383.html 東京慈恵会医科大学:http://www.jikei.ac.jp/academic/micer/news.htm 名古屋大学:http://info.nul.nagoya-u.ac.jp/news/denshi/2013/140228 中央大学:http://www.chuo-u.ac.jp/library/database/2014/04/14982/ 加えて、うっかり見逃してましたが、明治大学も2014年度からElsevie

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  • カレントアウェアネス-E No.241感想 - ささくれ

    出張( #NIIウェブ研修 )+旅行( #しぶ旅 )中だったので遅くなりましたが,今号も感想を.帰りの新幹線で書きました. E1453 - アンニョリさんの眼に日はどう映ったか:インタビュー前編 翻訳の必要な外国人インタビューをCA-Eでやるとは……もしかして初めて? 既にCA1783で関係のできているアンニョリさんだから比較的スムーズにできたとは思いますが,それでも驚きました.渡邉さんの翻訳も読みやすくて.内容については前編の段階ではどうこう言いづらいです.「ですが,人々が図書館に行った時に自分の家にいるような気持ちになってもらうには,このような方法で市民を最初から図書館づくりに参加させるしかないと確信しています。図書館は,街や村のアイデンティティを創りだす役割を持っています。」がいちばん印象的でした.(第3段落で三点リーダーを繰り返さず使っていたのがちょい気になりましたがー.) E1

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  • 京都大学総合博物館「ウフィツィ・ヴァーチャル・ミュージアム」観賞 - ささくれ

    先週の国際シンポジウムで招待券をもらったので,京都大学総合博物館の「ウフィツィ・ヴァーチャル・ミュージアム」を観てきました.今日が元々の最終日でしたが,好評だったんでしょうか会期が23日まで延長されています. この展覧会ではイタリアのウフィツィ美術館所蔵作品10点,の超高精細デジタル化により制作された実物大複製が展示されています.ボッティチェリとかラファエロとかミケランジェロとか.なんかよく分からんけど皆さんばしばし写真を撮っていて,スタッフの方も注意していなかったので,ちょっとだけ撮ってみました. ドアップで写した2枚から分かるようにひび割れや凹凸もしっかり再現されていて,これ触ってみたらでこぼこざらざらしてるんじゃないかと思えるものでした.触るのは我慢しときましたけど. あと,院生の古川萌さんが制作したジュニアガイドがすごい良かった.分かりやすくて,イラストもとてもかわいくて. 冒頭,

    京都大学総合博物館「ウフィツィ・ヴァーチャル・ミュージアム」観賞 - ささくれ
  • 東邦大学がElsevierのビッグディールを切ってコストダウンに成功した事例 - ささくれ

    『薬学図書館』の57巻1号(2012年)に,東邦大学メディアセンターの吉田杏子さんによる「東邦大学における外国雑誌価格高騰への対応」という事例報告が掲載されていました.タイトルだけでも惹かれるものがありますが,内容もとても面白かったのでご紹介したいと思います. なお,僕は電子ジャーナル(EJ)の契約実務には携わったことはなくて,リンクリゾルバや電子情報資源管理システム(ERMS)への関心などなどからそのへんの人よりは多少知識があるかもしれないという程度の人間です. 論文のポイント 東邦大学では,2002年からElsevierの「フリーダムコレクション」を契約しているが,毎年の値上がりによって2006年には契約額が当初のほぼ倍になっていた. そこで,2008年にフリーダムコレクションの契約を中止し,利用の多いタイトルの個別契約とペイパービュー(Pay Per View:PPV)を組み合わせる

    東邦大学がElsevierのビッグディールを切ってコストダウンに成功した事例 - ささくれ
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