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ブックマーク / shomotsugura.hatenablog.com (41)

  • 本の函(「書籍用紙函」)を円本時代に機械生産した「加藤製函所」について - 書物蔵

    (前口上)先だって編集フレンズと話して「やっぱりツイッターは流れちゃってもったいない」ということで一致したので、ブログのほうを強化することにした。 図書の函は、基、和装(和)、漢籍、仏書系の「帙」と、洋装(洋)のボール紙函の2種類にわけてよいだろう。 和の帙は古典書誌学ですでにいろいろあるだろうから、ここでは洋の函についてメモしておく。 文生書院さん及び森洋介さんのツイッター発言からいくつかメモ。 洋裝の函は輸送時の損傷からカバーする實用品なのに日では工藝品に。出版界で知られる老舖は加藤製函所だが社史は編んでないやうで、自社サイトに「経歴書」飜刻あり。http://www.katoseikan.com/katoseikankeirekisyo.html … あとは紙器工業組合の團體史から業界史を探るとか?@bunseishoin 1件の返信 7件のリツイート 2 いいね

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  • 本をみんなで楽しんだ明治大正の魚山村:『「本読み」の民俗誌』 - 書物蔵

    近視眼的に考えると、は個人で自由に勝手に黙って読むもの!と言ってはばからないむきもある。しかし、歴史的にはどうだったか。ラジオやテレビから類推すれば、でさえそうでなかったことが想定され、それを実証するのが書、ということになる。 民俗学からの一撃! 次のをほぼ読了。第三部は飛ばし読み。 川島秀一『「読み」の民俗誌―交叉する文字と語り』勉誠出版2020/6 「読み」の民俗誌―交叉する文字と語り 作者:川島秀一発売日: 2020/06/12メディア: 単行 著者川島, 秀一, 1952-は震災で自らも被災した気仙沼の民俗学者。彼の問題意識は巻末の「まとめに」にあるように、どちらかというと読むより書くにあり、それを書では「読む」ほうでまとめたもの。そういう文脈では、当方の書の読み方は、読むほう、つまり読書史として読んでしまうので、著者の関心のコアからずれてしまうだろうが、書の読

    本をみんなで楽しんだ明治大正の魚山村:『「本読み」の民俗誌』 - 書物蔵
    funaki_naoto
    funaki_naoto 2020/07/27
    文語文の話もあるのか。
  • 「在野研究ビギナーズ」は15人の実践録 それにつけても図書館の重要さよ - 書物蔵

    縁あって荒木優太さんの編著「在野研究ビギナーズ」(明石書店、2019.9)を入手。昨日、暁ふ頭公園で一気読み。日スタバにて読了したので、ここに感想をば(´・ω・)ノ 大学に所属していないけれど学術論文を書く15名の方々による実践記録集。俸給生活者でありながら学問を実践している人たちの半自叙伝でもある。学問ジャンルは、工学、医学など機械や巨費が必須の学問を除いた自然科学や人文、社会科学といったところ。 在野研究ビギナーズ――勝手にはじめる研究生活 作者: 荒木優太出版社/メーカー: 明石書店発売日: 2019/09/06メディア: 単行この商品を含むブログを見る 冒頭の荒木さんの前書きと、あともうひとかた誰だったか、日の学会発表なるものは、質疑でお偉いさんのずれた話を延々きかされるとか、懇親会で愚痴をいいあうとか、そんなあるあるがあるらしく。歴史ある大規模学会の通弊なのだろうなぁ。 在

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  • コミック高岡の淵源は、日本最初のセドリ師ぢゃったΣ(゚◇゚;)  - 書物蔵

    オタどんが、軽く調べて、「「高岡店」ではなく「高岡書店」が正しいようだ」としたのだが、https://jyunku.hatenablog.com/entry/2019/02/10/200354 どうやら事態はもっと複雑だったらしい。 これはオタどんも引いている後藤金寿編『全国書籍商総覧』(新聞之新聞社、昭和10年)をよくよく分析的に読んで判明したことなのぢゃが、昭和10年段階で、高岡書店には、 出版業をする「高岡店」(神保町すずらん通り) その小売り部「高岡分店」(神保町すずらん通り) 小売りの店「高岡書店」(小川町靖国通り沿い)ここは「高岡支店」とも呼ばれた の3つがあったのぢゃ。 詳しくは年表を見られたいが、まとめると… コミック高岡の歴史 高岡安太郎(1864-?)が大垣から屋の親戚を頼って1877(明治10)年に上京。1880年に独立して、しばらくセドリをしてお金をため、18

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  • 遅刻ぢゃ〜 トチゲキだすっ!`・ω・´)o:或る司書の出勤風景 - 書物蔵

    おことはり 次の記述は根も葉もあるフィクション(ウソごと)ぢゃ。 新旧かなづかひが混在するのハ、主人公の意識の混濁によるものなのぢゃ。 また「ヤヴァシ」「モーレツ」など後代の表現がみられるのはタイムトラベルによるアナクロニズムであーる(`・ω・´)ゝ もやもやーっと思ひだす ん?(・ω・。) ここはドコ?( ・ o ・ ;) わちきはダレ?(*´д`)ノ と、タイムスリップしたるは昭和三十年代。東京は半蔵門あたりを走るバスにわちきは乗ってをったのぢゃ(">ω<)っ)) もやもやーっと、記憶がよみがえってくるなり。 ん?(・ω・。) さうぢゃ、これからわちきは国会図書舘に行くのぢゃった……。 でも読みに行くのかってか?(σ・∀・)σ いやサ、そんなアタリマヘのことをしに行くのではないゾ(  ̄▽ ̄)b なんと、勤めにいくのぢゃ。 わちきハ若き国会図書舘員。これから登庁するところであったことを

    遅刻ぢゃ〜 トチゲキだすっ!`・ω・´)o:或る司書の出勤風景 - 書物蔵
  • 発禁するのぢゃー - 書物蔵

    いま、「水沢不二夫のブログ 発見の手帳 PART Ⅲ」を見たらΣ(・ω・ノ)ノ! なんとΣ(゚◇゚;) ハッキンの示達書命令書ぢゃないすかっ!(*ω*;)´´ スゲーなぁ…ごがいなもんが、残ってゐたとはとは…(・o・;) 上記ブログによれば、「徳富蘇峰記念館」にあったのを数年まへに水沢さんが見つけたのが、やうやくHPで見られるやうになったとのこと(。・_・。)ノ おそらく現存最古の*1発禁処分の命令書。 1921(T10)年6月16日『国民新聞』 「水沢不二夫のブログ 発見の手帳 PART Ⅲ」http://blogs.yahoo.co.jp/kafuka1964/26252825.html まあ、この当時、つまり対象期はまだ、「発禁:はツきん*2」なる略語は通用されてをらんで、「発売頒布禁止」といはれとったに相違あるまいが…(はツきん、は昭和初期にできた略語だと、尾佐竹猛はチャーナリズム

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  • 『伏字の文化史』は先週の半ば、やうやっと読了した(。・_・。)ノ - 書物蔵

    『伏字の文化史』は先週の半ば、やうやっと読了した(。・_・。)ノ 伏字の文化史―検閲・文学・出版 作者: 牧義之出版社/メーカー: 森話社発売日: 2014/12メディア: 単行この商品を含むブログ (7件) を見るワンサと書込みしつつ読んだので、時間が大分かかってしまったc(≧∇≦*)ゝアチャー しかしおととい行った東京堂の軍艦台でも面陳されとったから、けっこう売れてんのではあるまいか。さういや、わちきが昨年末に「正式の発行日」の前日あたりに同じ書店おなじ台から買ったさいにも面陳されとった憶えがあるよ(゜〜゜ ) してみると「読書人の東京堂」ならではの現象かなぁ… 大屋幸世氏の100均小僧もベストテン入りしたといふから…(σ^〜^) 大屋幸世叢刊「百円均一蒐集日誌」(定価2160円)が東京堂書店週間売り上げランキングベスト6に https://twitter.com/yumenoy

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  • 「今年の執筆予定」気になったもの - 書物蔵

    これで気になったものをメモ 「今年の執筆予定」『出版ニュース』(2367) pp.20-57 (2015.1.上中旬) 佐藤卓己 『ヒトラーの呪縛』の増補版を中公文庫新書で。『「図書」のメディア史』(岩波書店) 鈴木貞美 『日における「日記」および「随筆」』(和泉書院) 藤井淑〓 『江戸川乱歩大事典』(勉誠出版) 大衆文化、モダニズム事典の性格も。日近代文学大事典の新聞・雑誌編を「しのぐものになると自負」 高宮利行 「英国愛書家の系譜」(『書物学』連載)を1冊に 中野三敏 『師恩江戸文芸研究者列伝』 井上俊 永井良和と『現代ニッポン・ことばの風景(仮題)』(ミネルヴァ書房) いちばんの期待は『「図書」のメディア史』。まだ執筆中なら、資料送りつけちゃほうかすら(σ・∀・) 誰かがブログで佐藤卓己批判を展開中に、鈴木庫三などスメラ学がらみでトンデモなのを佐藤は知らんだろう、といふカキコがあ

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  • 「ルビをふると論争になる」ってホント?(゚∀゚ )アヒャ - 書物蔵

    Rubyといはんか、ルビ(ふりがなの活字)は大切で。 昨日も、其中堂の古書目録の記事にふられたルビから、「古屋」は「ふるほんや」より「こほんや」と読まれていた可能性がおほきいといふことに気づかされたが。 ここに『図書』といふについての雑誌がありテ、そこに「ルビ」につきこんな記述を見出した(´・ω・)ノ 〔網野善彦〕先生は決して読者サービスの精神に富んだ人ではなかった。(略)難しい地名や人名にはルビをふるとか、それを自らがするということはなかったと思う。 編集者が、「先生、この文字にルビをふってください」と頼んで初めてルビがふられる。ときには、それは出来ないと言われたこともある。理由は「ルビをふると論争になる」。それでもたまりかねて某社のにはあんなにルビがふってあるじゃないですか」と反論すると、「あの出版社にはルビをふる専門の人がいるから」と言うのである。要するに編集部が勝手にルビをふ

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  • これも一種の出版史本:造化機論といふジャンルを知り、日本SF創作の嚆矢を思ふ - 書物蔵

    いやサ、造化機論についちゃあ、名のみ聞けど、その中身についてはあまり知らなんだ。 周辺的ポルノとして消費されちまった明治の性科学、その嚆矢たる 造化機論 / ゼームスアストン原撰 ; 千葉繁譯述. -- 乾 ; 坤. -- 神奈川 : 薔薇樓 , 1875.11. -- 2冊 : 挿図 ; 23cm. -- 和装 ; 見返しの責任表示: 善亞頓原撰. -- (BB02547541) ; http://ci.nii.ac.jp/ncid/BB02547541 とか ゼームス・アストン 著 ; 千葉繁 訳. 通俗造化機論. 稲田佐兵衛, 明9. 100p とかの訳者、千葉, 繁 || チバ, シゲル のプロフィールを赤川学先生がおっかける、てふこのほんを読み終えた(σ・∀・)σ 明治の「性典」を作った男: 謎の医学者・千葉繁を追う (筑摩選書) 作者: 赤川学出版社/メーカー: 筑摩書房発売日

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  • 装丁家から本を見つけるには - 書物蔵

    田坂, 憲二, 1952- || タサカ, ケンジ氏の、 「菊池信義と神奈川近代文学館」『日古書通信』79(10)=(1023)p.4-6(2014.10) を読んだ。この記事は前半、標記文学館(以下、カナ文とする)で開かれた「装丁=菊池信義とある「著者50人の」展」の感想なんだけど、2つオモシロいことが書いてあったのでメモ。 古の保存には北海道がよい? 日の古屋を通じて古を買った際、田坂氏が感じたことには「北海道の古書店はどんなでも丁寧に保存している」ということと、かつて古をたくさん見た際に「北海道の古書店から購入したものが圧倒的に保存がよかった」とも。 これは、北海道の気候と外地的性格によるものではなかろうか。 先月の札幌古行脚にて、たしかにそのやうな感触をもったことである。 装丁家からを見つけるには 著者や編者からなら、OPACやらで引けるが、装丁者から引ける書誌

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  • 拙ブログのまとめ2:出版・出版物史 - 書物蔵

    出版・出版物史 つづきね(〃⌒∇⌒)ゞ 年鑑とは何か 日における「年鑑」成立の歴史 http://d.hatena.ne.jp/shomotsubugyo/20110630 2000年前後からは皆、ファクト系の調べものをする際にはインターネットを検索するのがデフォぢゃが、ではその前は? といふと、そりゃー「年鑑」に決まってた。しかしてその年鑑、英語で云ふアルマナックなるものは、日でいつごろからあったのか、といふ話。実はこれ、今の文献どこにも書いてない(σ^〜^) 雑誌概念成立事始?:書籍ト新聞トノ中間ナル小冊とはナニそ http://d.hatena.ne.jp/shomotsubugyo/20120530/p1 明治初めから昭和前期まで、日の出版法制は基、2つの法律、出版法と新聞紙法で、わかりやすくいえば、モノグラフ→出版法、シリアル→新聞紙法なんだけど正確にはnewspaper

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  • 朝日の書評欄に「古本はものすごい武器になる」と(゚∀゚ )アヒャ  - 書物蔵

    『20世紀エディトリアル・オデッセイ』を出した共著者の片方、赤田祐一氏が次のように。 彼ら〔若者〕にとって古は『終わったもの』なのかもしれない。でも昔のものであれ、自分が初めて見たのなら『新しいもの』です。歴史は繰り返す。単なるノスタルジーではなく、古はものすごい武器になると思います。 とのこと。 20世紀エディトリアル・オデッセイ: 時代を創った雑誌たち 作者: 赤田祐一,ばるぼら出版社/メーカー: 誠文堂新光社発売日: 2014/04/21メディア: 単行この商品を含むブログ (12件) を見るこのは、戦後サブカル雑誌を総覧する解題書誌のごときもの。できれば雑誌タイトル索引をつけてほしかったところぢゃが。 戦後の日は変態的文化ぐらいしか世界に貢献したものはあるまいに、その文化の揺籃(ゆりかご)、ふ卵器となった「雑誌」なるメディアについて総覧するものが実はなかったといふ。。。『

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  • 日本のカード式情報処理の歴史 - 書物蔵

    最初、このエントリ「カード式目録の歴史」と題したけど、よく考えたら、もっと広くって、「カード式情報処理の歴史」としてみた。 また、このエントリは次のエントリを受けて書いたもの。 カードを使えば、ありとあらゆることが可能だ!`・ω・´)o クライェフスキーのカードの世界史 http://d.hatena.ne.jp/shomotsubugyo/20140202/p1 〜〜〜 日におけるカード式情報処理の発展史を書くとしたらこんな感じになるかのー(σ・∀・)σ (明治半ば)図書館界へのカード目録普及 クライェフスキーのカード史でも、カード式情報処理の最初に、のメタデータ処理(=図書カタログ)を挙げてたけど、近代日でカード式を最初にまじめにやろうとしたのは図書館業界ぢゃった(。・_・。)ノ つぎのに、ごく初期のカード事例が挙げられとる。 圖書館管理法 / 西村竹間編. -- 東京 :

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  • タダでしか本を読まん連中は、タダで読めなくなったら買うようになるか?→社会実験で答えが出た! - 書物蔵

    最近わちきはレファレンスのために「図書館資料論」を再編すべぇとて、日出版史にかまけておるのぢゃが。。。 ひさびさにネットで図書館論そのものに重要な情報を見かけたので論評してみん(゚∀゚ ) 著作物の無料使用は厳罰に( ・`ω・´)b これぢゃ!(σ・∀・)σ 刑事罰適用1年 売り上げ回復せず 9月29日 16時44分 www3.nhk.or.jp/news/html/20130929/k10014898651000.html これは、「違法な音楽・動画をDLしたら死刑、ぢゃなかた、その手前の懲役・罰金にしたらどーなったか」という報道。 昨年の改正著作権法(施行2012.10.1)で、ネットの違法な音楽・動画をDLしたら厳罰(2年以下の懲役or/and200万円以下の罰金)にすれば、正規のサービスでの売上が上がるんぢゃないかとギョーカイの方々が期待していたもの。 今回、測ってみたら、違法D

    タダでしか本を読まん連中は、タダで読めなくなったら買うようになるか?→社会実験で答えが出た! - 書物蔵
  • とりあえず近代日本印刷史研究の単行本 - 書物蔵

    真性活字中毒者読 : 版面考證/活字書体史遊覧 / 小宮山博史, 府川充男, 小池和夫著. -- 柏書房 2001.9 和様ひらかな活字 / 板倉雅宣著. -- 朗文堂 2002.5 ヴィネット : Typography journal 03 日語のデザイン / 永原康史著美術出版社 2002.4 新デザインガイド 活字東へ : 長崎の活字のゆくえ / 板倉雅宣著朗文堂 2002.12 ヴィネット : Typography journal 07 大日印刷株式会社史 : 七十五年の歩み / [大日印刷編]ゆまに書房 2003.10 社史で見る日のモノづくり 8. -- 1952刊の復刻 欧文書体百花事典 / 組版工学研究会編朗文堂 2003.7 かごしま印刷史 / 高胗毅著鹿児島県印刷工業組合 2003.1 日の近代活字 : 木昌造とその周辺 / 『日の近代活字木昌造とその

    とりあえず近代日本印刷史研究の単行本 - 書物蔵
  • 2000-2013年の戦前雑誌論の単行本 - 書物蔵

    ciniiから。 分類:51*(日語の一般雑誌)で創ったりストから、目視で雑誌そのものや、雑誌そのものの復刻、戦後雑誌論を除いた。まあほんとは雑誌の復刻には重要な解題がついてをるのだけれど、それは単行レベルでなく論文レベルの文献ということでゆるされよ〜(*´д`)ノ 戦争のグラフィズム : 『FRONT』を創った人々 / 多川精一著. -- 平凡社 2000.7 平凡社ライブラリー 349 児童雑誌「小国民」解題と細目 / 鳥越信著. -- 風間書房 2001.1 雑誌『太陽』と国民文化の形成 / 鈴木貞美編. -- 思文閣出版 2001.7 戦爭と女性雑誌 : 1931年〜1945年 / 近代女性文化史研究会著. -- ドメス出版 2001.5 追跡『東京パック』 : 下田憲一郎と風刺漫画の時代 / 高島真著. -- 無明舎出版 2001.1 雑誌「少年赤十字」と絵画家岡帰一 /

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  • 文献レビューは大事だよ〜(*´▽`):00年代の日本近代出版史学 - 書物蔵

    こんなんよんだ。 掛野剛史「00年代の近代出版史研究」『出版研究』(43) p.3-23(2013.3?) いやぁこれは勉強になる。結構、知らなかった文献があるよ(*´д`)ノ これからのお勉強のためにメモせむ。 ご注意! 基、読む価値のある文献は、上記、文献レビューに挙げとられるんで、これから言及するものは、その殆どが、挙げられていないが、わちきが気になったもの。あるいは、参考までに挙げるものでござる。マジメに研究する人は原文を参照せられたし〜(´∀` ) 内容はこんな感じ。 項目立て 内容(わちきの解釈) 1 はじめに 関連レビュー紹介 2 出版社や雑誌、出版人などの送り手について 団体・人物中心研究:社史、伝記 3 雑誌・新聞など具体的なメディアについて 特定タイトル研究、類型論の萌芽 4 著者と出版社の関係について 出版契約史、著作権成立史 5 流通・書店・読者などの受け手につい

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  • 復刻版の意義が再考さるべきとぞ - 書物蔵

    こんなん読んだ(。・_・。)ノ 大澤聡「復刻の限界と展望(アーカイブ)」『出版ニュース』 p.15(2013.4月下旬号) まへまへから日における「復刻出版」の歴史にキョーミがあったので、それこそキョーミ深く読んだ。 復刻出版物の使はれ方 オモシロかったのは、復刻出版物の使はれ方についての指摘である。 気になることも。例えば、ある復刻が刊行されたのち、研究者たちがワッと群がって、一斉にい尽くしてしまふやうな現象が見られる。 たとえば、『変態心理』の復刻版(大空社/不二出版,1998/99)がそうだといふ。 あ、もちろん、この「変態」ちゅーのは「ヘンタイ」や、ましてや「hentai*1」とは全然ちがふ(σ・∀・)σ 話もどすと、復刻版が出るまで学界的には( ゜д゜)ポカーンで、出たら、すごいすごい(゚∀゚)アヒャヒャとて論文を製造するといふパターンがあるのではと。。。 「専門」にこもる

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  • 地図出版の戦後史:昭文社を中心に - 書物蔵

    いま、これを買って分析中なのだが、このの記述を解釈するのに補助的に役立つ文献を見つけた(って著者名から検索)。かように図書及び図書館は調べ物へとつながるのだな。。。 黒田敏夫 著. 全てがゼロ、だから成功する :. 講談社, 2005.4. 237p ; ISBN 4-06-212191-3 : 全てがゼロ、だから成功する―地図王への道 作者: 黒田敏夫出版社/メーカー: 講談社発売日: 2005/04/12メディア: 単行 クリック: 1回この商品を含むブログ (2件) を見るいろいろ面白いことが書いてある。 1980sの道路地図の出版部数 「昭文社、「MAPPLE」:大判の先駆け、社の顔に(あの商品は今)」『日経産業新聞』(2012.1.17)p.9ページによれば、道路地図「マップル」(1984〜)の部数はすごかったらしい。 Mappleはマイカーの普及によって大ヒットし、発売2〜

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