【図書館機構】京都大学貴重資料デジタルアーカイブ: 琵琶の演奏を家業として朝廷に仕え、豊臣政権とも密接な関係を築いた菊亭家(今出川家)に伝えられた「菊亭文庫」を新たに公開しました 「菊亭文庫」は、大正10-11(1921-1922)年に故菊亭公長侯爵から永久寄託されて以来、附属図書館貴重書庫に保管され、利用に供されてきましたが、現在の所有者のご厚志により、新たな関係資料とともに寄贈され、このほど正式に附属図書館所蔵資料としての登録が完了しました。今回デジタル化・公開したのは、今出川・菊亭家の系譜を今に伝える肖像画掛軸、家系図、特に貴重な歴史記録である『言継卿記』合計6点です。2021年1月21日現在、京都大学貴重資料デジタルアーカイブの公開件数は、19,436タイトル、1,614,552画像となりました。 ▼菊亭文庫 今出川家は、西園寺実兼(1249-1322 さねかね)の四男兼季(128