生きている人を死者に見立てて本物そっくりの葬式を催し、災厄を笑い飛ばす奇祭「ジャランポン祭り」が10日、埼玉県秩父市久那の下久那公会堂で5年ぶりに行われた。祭壇をつくり、死人に見立てた生き仏役が棺おけに入って、僧侶役が即席のお経を上げる。江戸時代から同地区で脈々と受け継がれている祭りだが、コロナ禍の影響で中止が続いていた。久々に復活し、地元住民らの温かい笑顔の輪が会場中に広がった。
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生きている人を死者に見立てて本物そっくりの葬式を催し、災厄を笑い飛ばす奇祭「ジャランポン祭り」が10日、埼玉県秩父市久那の下久那公会堂で5年ぶりに行われた。祭壇をつくり、死人に見立てた生き仏役が棺おけに入って、僧侶役が即席のお経を上げる。江戸時代から同地区で脈々と受け継がれている祭りだが、コロナ禍の影響で中止が続いていた。久々に復活し、地元住民らの温かい笑顔の輪が会場中に広がった。
2012年に廃止となった旧所沢浄化センター跡地(同市東所沢和田3丁目、下水処理場跡地)の用地売却問題で、所沢市は2日、売却先を出版大手のKADOKAWA(旧・角川ホールディングス)に内定し、基本協定書を締結したと発表した。締結は5月30日付。 同社からは、跡地に出版機能の拠点施設を建設し美術館・図書館などの公共貢献施設を併設する計画が提案された。 跡地は武蔵野線東所沢駅から北西約0・8キロに位置。敷地面積は約3万7380平方メートルで、周辺は松郷工業団地のほか、住宅地になっている。 同市は下水処理場が県営荒川右岸流域処理場に移ったのを機会に、処理場の売却を決め募集していた。処理場の解体も含めた売却とし、KADOKAWAと不動産会社の2社が応募。買い受け希望価格を33億円としたKADOKAWAを優先交渉権者として選定し、9月定例市議会に売却にかかる議案を提案する。 市は文化施設を併設すること
碓氷峠に敷設されていた歯型付きアプト式レールの実物を示す学芸員の奥原さん。急勾配を示す66・7パーミルの標識も=さいたま市大宮区の鉄道博物館 さいたま市大宮区の鉄道博物館スペシャルギャラリーで特別企画展「越境のドラマ! 峠を越える鉄道の物語」が開かれている。今年は信越本線の横川―軽井沢駅間が急勾配を上るための「アプト式」路線で開業して120周年、またアプト式が廃止されて50年目の節目。建設時や開業後の社会の変化など“越境のドラマ”をたどる。会期は1月13日まで。 横川―軽井沢区間には古代以来の交通の難所、碓氷峠が立ちはだかり、鉄道建設は、急勾配を克服するため当時欧州で実用化されて間もないアプト式という特殊な方式を採用。機関車に歯車をつけて、歯型のついたレールとかみ合わせて上り下りした。 展示は、碓氷峠のほか東京と各地を結ぶために建設された山越え路線の歴史や、鉄道が開通したことによる沿線地域
さいたま赤十字病院(さいたま市中央区)で、小児科の常勤医師4人全員が退職の意向を示し、小児科の対応が必要なハイリスク妊婦の新規受け入れや、小児科専門外来への新規紹介患者の受け入れを一時中止する事態に陥っている。同病院は早期に後任医師を確保したい考えだが、全国的に小児科医不足が深刻化する中、めどは立っていない。 同病院によると、小児科の常勤医は現在4人で、全員が今夏から秋までの間に退職を希望。病院側は引き留めているが、全員退職する可能性が高いという。退職の理由は明らかにされていない。 持病や高齢などで出産時に危険が伴う「ハイリスク妊婦」は、未熟児を出産する場合も多い。産婦人科だけでなく小児科の対応も必要となるため、当面はハイリスク妊婦の新規受け入れは困難と判断した。小児科専門外来への新規紹介患者についても、長期診療が必要な患者に迷惑が掛かるとして、受け入れを一時中止している。 5月下旬にはホ
川口市立元郷小学校(川辺秀明校長、児童数515人)で、図書室の蔵書管理がバーコード化され、図書の貸し出しや返却の仕事がスピードアップ、訪れる子どもたちの数が増えた。1万冊もの本の情報を一つ一つパソコン入力する手間のかかる作業だったが、父母ら学校応援団が団結して達成。新しい図書室のオープンとともに子どもたちへのクリスマスプレゼントになっている。 昼休みの図書室に5年1組の子らがやってきた。図書委員の菊池奈々さんらの前に、返却や貸し出しの本を持った子らが列をつくった。 菊池さんらがバーコードを読み取る作業をてきぱきと進め、長かった列はすぐになくなった。「借りた本を返さないままに、本を借りようとすると、画面にエラー表示が出ます」と菊池さんは説明する。 同校には管理棟1階の図書室のほか、6学年の全クラスに学級文庫があり、蔵書は全部合わせると1万冊にもなる。この全てに分類番号や書名、著者名などを盛り
熊谷市箱田の県立熊谷図書館は、資料展示「奇書・偽書・禁書―謎と不思議と悲劇の本たち―」を5月26日まで行っている。妖怪や魔術、作られた歴史など奇想天外な本から発禁本まで、同館の蔵書の中から選んだ約100冊のアヤシイ*{を展示している。 奇書は妖怪や不思議な話を書いた本だが、中国ではまれにみる傑作を意味し、「西遊記」や「三国志演義」などを「3大奇書」に数える。一方、日本では男女の色事を書いた本も奇書としている。偽書は偽の歴史や著名人の名を偽り、世の中を揺り動かそうとした書物。禁書は時の権力者にとって都合が悪い内容のため、弾圧を受けた書物のことをいう。 同展では、解読不能とされている暗号で書かれた図画集「ヴォイニッチ写本」をはじめ、異形の人々や神々も紹介されている中国の博物誌「山海経(せんがいきょう)」、津軽地方に古代文明が栄えていたとする「東日流外三郡史(つがるそとさんぐんし)」、1999年
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