4月1日、東京国立博物館の「総合文化展(平常展)」が「東博コレクション展」に名称を変更された。 これは同館の「これまで以上にコレクションと向きあい、育んでいくことが大切である」という思いが込められているとともに、本館のオープンから100周年となる2038年に向けたプロジェクト「東京国立博物館 2038 ビジョン」の第一歩となるものだ。来館者や子供たち、企業、クリエイターといった様々なパートナーとともに、歴史を深く掘り下げ、未来へつなぐ新しい発見や感動を生み出す「最先端のミュージアム」となることを目指していくという。 なお、今月8日には、彫刻作品を展示する本館1階の11室をリニューアルオープン。高さ3メートル近い「金剛力士立像(仁王像)」2体の展示が見どころとなるほか、普段見ることができない背面も鑑賞が可能。 また、新しい展示ケースと照明も導入され、作品の特徴をより際立たせる展示環境に生まれ
