受動喫煙防止へ助成制度スタート 10月1日 4時41分 職場で働く人が、他人のたばこの煙を吸い込む「受動喫煙」を防ぐため、厚生労働省は規模の小さい飲食店や旅館に対して、今月から喫煙室などの設置費用の一部を助成することになりました。 「受動喫煙」は、心筋こうそくや肺がんを引き起こす要因とされていることから、厚生労働省は職場で働く人の健康を守るために、事業主に対して「受動喫煙」の防止対策を義務づける方針ですが、さらに飲食店や旅館で接客にあたる人の受動喫煙についても減らそうと、今月から新たな助成制度を設けて支援していくことになりました。対象は従業員が100人以下の規模の小さな事業所などで、たばこの煙が外に漏れないように喫煙室を設けたり、たばこの煙の量を一定の基準以下にする換気装置を室内に設置したりする際に200万円を上限に、費用の4分の1を助成します。助成を受けるには、事業所のある都道府県に喫煙