「タイガーI」システムを用い、朝鮮戦争・ベトナム戦争・中東戦争での、 各国戦車の性能を仔細にデータ化した戦闘級戦車シミュレーション。 当時、タクテクス誌で「タイガーI」シリーズの紹介記事を眺めていて、 全部欲しくてたまらなかったものの、買えるのはせいぜい一つのみ。 日本の74式戦車と西ドイツのレオパルドIがデータ化されていたので、 迷う事無く「パットン」をチョイスしました。 朝鮮戦争とそれ以降では戦車の性能に格段の差があるとして、 「タイガーI」のデータとは互換性が無いゲームになっていますが、 「ガンダム戦史」のザクとクィン・マンサほどの開きは無いだろうに。 暇があれば、10面体ダイスにデータを書き換えてみたい。 第4次中東戦争で猛威を振るった対戦車ミサイルも新登場。 第二次世界大戦以降に限っても、人類の歴史とは即ち戦争の歴史、 兵器の進化の歴史、戦術と戦略の変化の歴史である事が良く分かり
「ガンダム戦史」のデザイナーの人の出世作にして最高傑作。 某有名戦術級ゲームと比較して、歩兵が出てこないという一事をもって、 随分と叩かれてしまったようですけど、そこら辺の議論が全く理解不能でした。 みんなそんなに歩兵に思い入れがあったの? お年玉でリモコンのタイガー戦車を買った純真小学生としては、 プラモデル歩兵セットとかの存在意義が分からなかった。 「タイガーI」は純粋に戦車対戦車のみを扱った「戦闘級」ボードSLGで、 各戦車の装甲厚や主砲の威力などを詳細にデータカード化し、 緻密なスケールで第二次世界大戦西部戦線のとある一戦場を再現。 特筆すべきは、1ターンを6つのフェイズに細分化した移動・攻撃システム。 1ヘックス移動するのに複数のフェイズを費やしたり、 何フェイズ毎にしか射撃が出来なかったり、チマチマとゲームが進行します。 メモの助けを借りる必要はあるでしょうが、プロット不要でプ
あまりに暇でブログ書くぐらいしかすることがないので、また書く。 昔、僕はボードゲーム、それもシミュレーションゲーム、特にウォーシミュレーションゲーム少年であった。そういう人は、決して少なくないハズである。佐藤大輔ファン(複雑なファンだが)であることも、決してそのことと無縁ではないと思う。別にゲームから佐藤大輔に辿りついたわけではないし、そもそも僕はアド・テクノスのゲームは持ってない。が、同じ、燃えるものを感じる。(いま、Google日本語変換は僕の打った「もえる」を、「燃える」より先に「萌える」に変換しやがった。がっかりだ) しかし、ファミコンの登場とともに、いつしか僕はサイコロを振らなくなった。ファミコン用の「大戦略」は、それはそれは酷いデキだったので、やがてPCゲームに興味が移った。 ちなみに僕が最初に自分用のサイコロを買ったのは、ウォーゲーム用ではない。『ガンバの冒険』のイカサマに憧
2008年03月18日 戦術級と私 (1) カテゴリ:ゲーム関係 私は戦術級のゲームをほとんどプレイしない。 持っていないわけではない。プレイしたことがないわけでもない。 初めて購入したSLGは「タイガー1」(ツクダオリジナル)だった。 「Jaburo」(ツクダオリジナル)も随分プレイしたものだ。 最近出版された戦術級のゲームでは「Combat Commander」(GMT)もこっそり入手済み。 太平洋版も出版が予定されているのでおそらく購入するだろう。 「ASL」(MMP)や「Panzer Grenadire」(AP)、「ATS」(CH)には手を出していない。 豊富なシナリオは非常に魅力的だ。 だが、あふれんばかりのモジュールに手を出すのが遅すぎた。 これらのゲームをプレイするのであれば、どっぷりと浸りきる必要があるのではないだろうか。 戦術級には戦術級のときめきがある。 国産戦術級とな
「ウェブリブログ」は 2023年1月31日 をもちましてサービス提供を終了いたしました。 2004年3月のサービス開始より19年近くもの間、沢山の皆さまにご愛用いただきましたことを心よりお礼申し上げます。今後とも、BIGLOBEをご愛顧賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ※引っ越し先ブログへのリダイレクトサービスは2024年1月31日で終了いたしました。 BIGLOBEのサービス一覧
先日ワニミさんにお会いした時に、タイガーⅠ論争ってどんなだったの?って聞かれました。 私が以前、これをリアルタイムで知っていると、ここで書いたのを覚えていらっしゃったようです。 で、倉庫の奥から昔のゲーム誌を引っ張り出しました。 事の発端は旧シミュレーター誌4号(83年5月刊)のクロスレビューに、T社ゲーム「タイガーⅠ」の評が載ったことでした。このころ同誌のレビュー記事は、4つのゲームクラブ代表がライターとなって、同じゲームのレビューをそれぞれ書くというスタイルでした。 ところが4者が4者ともタイガーⅠに対してあまり芳しくない評価をされていたのです。 このレビューそのものは、字数制限の関係で舌っ足らずだったこともあって、その後シミュレーター誌上で、タイガーⅠは是か非かの論争が繰り広げられることになり、後にはタイガーⅠのデザイナーや関係者も巻き込んでの論争(と、いうよりは半ば泥仕合)が展開さ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く