ジュラ紀の巨大な恐竜の骨から左右対称の歯跡がみつかったジュラ紀において左右対称の歯跡を持つ動物は哺乳類しかいない恐竜時代の哺乳類は以前言われていたような非力な存在ではなく恐竜の死肉も貪っていた 恐竜の時代の哺乳類は非力な存在であり、常に「肉」を食べられる側の存在であった…と長年信じられてきました。 しかし新たに行われた調査により、ジュラ紀に生きていた哺乳類が、逆に恐竜の死肉を食べていたことが明らかになりました。 約1億6000万年前のジュラ紀後期に生きていた恐竜の首の骨から、哺乳類にしかつけられない「左右対称」の噛み跡がみつかったのです。 同じ時期に生息した他の肉食恐竜や他の動物には、意外なことですが左右で対になる歯は存在しません。 また今回の研究は図らずも、哺乳類の最古の摂食行動の証拠を示すことになったとのこと。 しかし、いったいどんな哺乳類が恐竜の肉をかじっていたのでしょうか?