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scienceとanimalに関するgavのブックマーク (26)

  • ゾウは名前で呼び合う 複雑な社会の要請か | 共同通信

    Published 2024/06/11 00:09 (JST) Updated 2024/06/11 00:25 (JST) 【ワシントン共同】野生のアフリカゾウは互いを名前で呼び合っているとする研究を、米コロラド州立大などのチームが10日、英科学誌ネイチャー・エコロジー・アンド・エボリューションに発表した。イルカやオウムが相手の鳴き声をまねして呼びかけるのに対し、ゾウは鳴き声のまねではなく、仲間のそれぞれに異なる音を割り当て、集団の中で共有しているらしい。 ゾウは家族や親族などの集団に属し、年齢・性別といった自分に関する情報や感情を声でやりとりするおしゃべりな動物。複雑な社会関係を生きる上で、各メンバーに名前を付ける必要があったとチームはみている。 今回の研究では、40年近くにわたりケニアの国立公園などで収集された「ランブル音」という低い鳴き声を利用した。遠くにいて姿の見えない相手に呼

    ゾウは名前で呼び合う 複雑な社会の要請か | 共同通信
  • クジラの言語構造、想像以上に人間の言語に近かった

    マッコウクジラは「コーダ」と呼ばれる短いクリック音のシステムを用いて仲間内でコミュニケーションをとることが知られている。MITの研究チームは、統計モデルを用いた分析で、コーダによるやり取りが文脈に応じて構造化されていることを明らかにした。 by Rhiannon Williams2024.05.09 293 15 マッコウクジラは魅力的な生き物だ。あらゆる種の中で最大の脳を持ち、その大きさは人間の6倍もある。その大きな脳は、知的で理性的な行動をサポートするために進化したのではないかと科学者たちは考えている。 マッコウクジラは社会性が高く、集団で意思決定をする能力を持ち、複雑な採餌行動をとる。 しかし、マッコウクジラが「コーダ」と呼ばれる短いクリック音のシステムを用いてコミュニケーションをとるとき、お互いに何を伝えようとしているのかなど、マッコウクジラについてはわかっていないことも多い。そん

    クジラの言語構造、想像以上に人間の言語に近かった
  • アフリカゾウは互いに「名前」で呼び合っている!?ヒト以外で初! - ナゾロジー

    一人一人が「名前」を持つことは、あらゆる生物の中で人間固有のものと考えられています。 しかし米コロラド州立大学(CSU)は今回、野生のアフリカゾウがお互いを名前で呼び合っている可能性が高いという驚くべき研究結果を発表しました。 これが真実であれば、人間以外で個人の名前を持つの動物の初発見となるかもしれません。 さて、ゾウたちはどのように名前を呼び合っているのでしょうか? 研究の詳細は、2023年8月27日付で査読前論文がプレプリントリポジトリ『bioRxiv』に公開されています。 African Elephants May Use Names For Each Other, A First Outside Of Humans https://www.iflscience.com/african-elephants-may-use-names-for-each-other-a-first-o

    アフリカゾウは互いに「名前」で呼び合っている!?ヒト以外で初! - ナゾロジー
  • オウムはなぜ人間のマネをしてしゃべるのか? - ナゾロジー

    海賊の船長が肩に乗せたい鳥ナンバー1に輝くオウムは、なぜ人の言葉でしゃべるのでしょうか? 人間の言葉をしゃべる動物というのは、よく考えるとかなり衝撃的な存在です。 オウムの声マネには一体なんの意味があるのか? 今回はそんな声を擬態する鳥「オウム」について解説していきます。

    オウムはなぜ人間のマネをしてしゃべるのか? - ナゾロジー
  • 「クジラの言葉を理解するための研究」では一体何が行われているのか?

    マッコウクジラは人間の6倍という大きさの脳を有し、複雑な社会構造を持ち、「コーダ」と呼ばれるクリック音を使ったコミュニケーションと社会活動に多くの時間を費やしています。コーダは最短で10秒、長くて30分以上続くといわれていますが、クリック音を通してクジラたちがどのようなやり取りを行っているのかは、まだ謎に包まれています。そこでCetacean Translation Initiative(CETI)というプロジェクトでは、科学者によって「コーダを解読する」試みが行われています。 Cetacean Translation Initiative: a roadmap to deciphering the communication of sperm whales (PDFファイル)https://arxiv.org/ftp/arxiv/papers/2104/2104.08614.pdf Wi

    「クジラの言葉を理解するための研究」では一体何が行われているのか?
  • ボスゴリラは孤児を養子にして、直々に面倒を見ることが判明!「母なしのデメリット」を家族でカバーしていた - ナゾロジー

    ボスゴリラは孤児を養子にして、直々に面倒を見ることが判明!「母なしのデメリット」を家族でカバーしていた ゴリラも血のつながりをこえた愛情をもっているようです。 ダイアン・フォッシー・ゴリラ基金(Dian Fossey Gorilla Fund)の最新報告により、ゴリラの家族は、母親を失って孤児になった子ゴリラを引き取り、養子として育てることが明らかになりました。 しかも、一家の大黒柱であるボスゴリラが直々に孤児の面倒を見ていたとのことです。 研究は、3月23日付けで『eLife』に掲載されています。 Motherless gorillas beat the odds. For both gorillas and humans, it takes a village to raise a child. https://gorillafund.org/motherless-gorillas-b

    ボスゴリラは孤児を養子にして、直々に面倒を見ることが判明!「母なしのデメリット」を家族でカバーしていた - ナゾロジー
  • イカは「ジッと待つ」自制心をもつことが判明! 無脊椎動物で初めて確認 - ナゾロジー

    イカ「ガマン、ガマン…」 イギリス・ケンブリッジ大学の最新研究により、イカに「自制心(self-control)」あることが判明しました。 自制心は高度な知性のなせる技であり、これまで霊長類やカラス、オウムなど、一部の脊椎動物にしか確認されていません。 無脊椎動物としては初であり、イカが知的な生命体であることを証明しています。 研究は、3月3日付けで『Proceedings of the Royal Society B』に掲載されました。 A Cephalopod Has Passed a Cognitive Test Designed For Human Children https://www.sciencealert.com/cuttlefish-can-pass-a-cognitive-test-designed-for-children THIS SURPRISING CEPHA

    イカは「ジッと待つ」自制心をもつことが判明! 無脊椎動物で初めて確認 - ナゾロジー
  • 草しか食べないのに馬は筋肉マッチョ! その理由は草食動物の真のエサにあった? - ナゾロジー

    はるか昔、人類にとって馬は乗るものではありませんでした。 馬が家畜化された当初、馬の主な用途はヤギや牛と同じく雌馬は乳用、雄馬は肉用だったのです。 しかし車輪の発明によって馬の運命は大きく変わっていきます。 車輪をつけた台座に武装した兵士を載せ、馬に引かせる「戦車」は古代世界の戦争における最強の兵器となり、巨大な帝国を形成する原動力となったのです。 そんな人類の歴史に大きな影響をあたえた馬ですが、その激務に必要としていたのは驚くべきことに、主に「干し草」と「水」だけでした。 栄養のなさそうな干し草のどこに、馬の肉体を動かすエネルギーが潜んでいたのでしょうか?

    草しか食べないのに馬は筋肉マッチョ! その理由は草食動物の真のエサにあった? - ナゾロジー
  • 5mの魚竜の胃になんと4m級の獲物、「大物食らい」最古の証拠か

    魚竜の仲間ベサノサウルスの群れの復元図。魚竜は古代の海生爬虫類で、今日のイルカやクジラに似ていた。新しい研究により、ベサノサウルスに近い魚竜の化石の腹の中に最後の事が保存されていたことが明らかになった。(ILLUSTRATION BY FABIO MANUCCI) 今からおよそ2億4000万年前、巨大な海生爬虫類が、自分より体長が少しばかり短い海生爬虫類をのみ込んだ直後に死亡し、化石になった。 2010年に中国南西部の科学者たちが発掘を始めるまで、2頭はそのままの状態で石の中に閉じ込められていた。科学者たちは、太古の海での生と死に関する知識の多くが、海のモンスターのこの「ターダッキン」(七面鳥(ターキー)の中にカモ肉(ダック)や鶏肉(チキン)などを詰めて焼いた料理)によって覆される可能性があると主張している。 米カリフォルニア大学デービス校の古生物学者である藻谷亮介氏は、体長5メートルは

    5mの魚竜の胃になんと4m級の獲物、「大物食らい」最古の証拠か
  • ジュラ紀の哺乳類はただのエサにあらず!? 逆に巨大な恐竜の肉を食べていたと判明 - ナゾロジー

    恐竜の時代の哺乳類は非力な存在であり、常に「肉」をべられる側の存在であった…と長年信じられてきました。 しかし新たに行われた調査により、ジュラ紀に生きていた哺乳類が、逆に恐竜の死肉をべていたことが明らかになりました。 約1億6000万年前のジュラ紀後期に生きていた恐竜の首の骨から、哺乳類にしかつけられない「左右対称」の噛み跡がみつかったのです。 同じ時期に生息した他の肉恐竜や他の動物には、意外なことですが左右で対になる歯は存在しません。 また今回の研究は図らずも、哺乳類の最古の摂行動の証拠を示すことになったとのこと。 しかし、いったいどんな哺乳類が恐竜の肉をかじっていたのでしょうか? 恐竜時代の哺乳類は単なるネズミではなかったジュラ紀から白亜紀にかけて哺乳類は多様化していった/Credit:nature恐竜の時代、哺乳類は陰で生きるネズミのような存在だったと考えられてきました。 し

    ジュラ紀の哺乳類はただのエサにあらず!? 逆に巨大な恐竜の肉を食べていたと判明 - ナゾロジー
  • 小さな海の生き物「ラーバシアン」は、粘液で自分の家を作る!? - ナゾロジー

    私たちのよく知る「クモ」は、体内から産出した糸を使って自分の周囲にエサを捕らえるトラップ構造を作ります。 Larvaceans(ラーバシアン)と呼ばれる大きさ1cmほどの原始的な脊索動物の一種も、体外に「家」と呼ばれる構造を作り上げることが知られています。 この家はラーバシアンから分泌される特殊な粘液から構成されており、粘液は体外に分泌されると、複雑なフィルター状の立体構造に自律的に変化します。 ただ、この粘液のフィルターがどのような役目をしているかは、長い間、明らかにはされませんでした。 なぜならラーバシアンの作る家は非常に脆く、僅かな接触によって容易に破壊され、元の構造がわからなくなってしまうからです。 ラーバシアンの体をとらえて、実験室内でフィルターを作らせようとする試みも繰り返されましたが、環境の違いによるのか、ラーバシアンは水槽の中では粘液の家を作ってはくれませんでした。 です

    小さな海の生き物「ラーバシアン」は、粘液で自分の家を作る!? - ナゾロジー
  • イルカが道具を使う狩り、同世代から学ぶ、初確認

    フランス領ポリネシアの海で狩りをするハンドウイルカ。一部のハンドウイルカは、捕の際に2種類の道具を使える。自然界では珍しい行動だ。(PHOTOGRAPH BY GREG LECOEUR, NAT GEO IMAGE COLLECTION) オーストラリア西岸、シャーク湾のハンドウイルカは、貝殻を使って上手に魚を狩ることがある。 イルカはこの手法を、親からでなく、同世代の仲間から学んでいるらしいことが最新の研究で明らかになった。同世代における技術の伝達は、これまで人間と類人猿でしか確認されておらず、イルカでは初めて。論文は6月25日付の学術誌「Current Biology」に発表された。 研究者らが注目したのは、彼らが「シェリング(shelling)」と呼ぶ狩りの手法。イルカはまず、海底に落ちている大きな巻貝の殻に魚を追い込む。次にこの貝殻を海面まで持ち上げ、鼻で揺らして流れ落ちる魚を捕

    イルカが道具を使う狩り、同世代から学ぶ、初確認
  • 初期の恐竜の卵は柔らかかった、初の発見、定説覆す

    ムスサウルスの卵の化石。ムスサウルスは2億2700万~2億850万年前に今日のアルゼンチンにあたる地域に生息していた首の長い草恐竜で、体長は約6mだった。(IMAGE BY ©DIEGO POL) モンゴルの砂漠とアルゼンチンの高地で見つかった化石が、恐竜のものとしては初めての発見となる、「柔らかい殻をもつ卵」の化石だったことが判明した。そこから、恐竜の産卵と子育てについて、新たな様相が浮かび上がってきた。初期の恐竜は、繁殖に関しては現代の爬虫類によく似ていて、産んだ卵は穴に埋め、その世話をすることはなかったようだ。 この論文は6月17日付けで学術誌「ネイチャー」に掲載された。「ネイチャー」の同じ号にはまた、南極大陸で初めて発見された、おそらく海生爬虫類のものと思われる柔らかい卵の化石についての論文も掲載されている。 今回報告された卵化石はどれも、保存状態の良さはもちろん、存在すること自

    初期の恐竜の卵は柔らかかった、初の発見、定説覆す
  • ヘビも友達をつくる、「動物の友情」に新研究

    北米東部原産のトウブガーターヘビ(Thamnophis sirtalis sirtalis)。(PHOTOGRAPH BY MICHELLE GILDERS, ALAMY) ヘビに対して、冷たい、孤独といったイメージをもつ人は多いかもしれない。だが、その考えは誤りのようだ。少なくとも、ガーターヘビに関しては。 ガーターヘビは、カナダの平野部からコスタリカの森林地帯にかけて生息する、毒をもたないヘビ。今回新たな研究で、このヘビが一緒に過ごす仲間には明確な好みがあることが判明した。つまり、彼らには「友達」がいるのだ。 「あらゆる動物は、他者と交流する必要があります。もちろんヘビも」と、カナダ、ウィルフリッド・ローリエ大学の行動生態学を専攻するモーガン・スキナー氏は話す。今回の研究リーダーを務めた同氏は、トウブガーターヘビ(Thamnophis sirtalis sirtalis)の性格と社交性

    ヘビも友達をつくる、「動物の友情」に新研究
  • 人間顔負けのアーティスト。動物がつくる「不思議なアート」10選 - ナゾロジー

    動物はときに、驚くほど複雑な習慣を持っていたり、人間からみて「アート」としか思えないものを作り上げたりします。 ここでは、そんな動物たちによる驚くべきアート10選を紹介。あなたの知らない動物の世界を少しだけ覗いてみましょう。 1.クモのおとりCredit: Lary Reeves via Wiredペルーのアマゾン熱帯雨林で、非常に手の込んだ巣を張るクモが発見されました。巣そのものは珍しいものではありませんが、なんとこのクモは、そこにフェイクの「自分自身」を上手に作り上げて張り付かせるのです。 ゴミグモ属であると考えられるこの新種のクモは、がれきや草木、さらには昆虫の死骸まで利用して自身のレプリカを完成させます。 研究者たちはこの行動の目的について、彼らが「おとり」を作っていると考えているとのこと。つまり、自らが捕されないためにニセの自分を作り上げ、捕者の目を欺こうとしていることが考え

    人間顔負けのアーティスト。動物がつくる「不思議なアート」10選 - ナゾロジー
  • ネズミの喜ぶ表情が判明、くすぐって検証

    最新の研究成果によると、ネズミが喜んでいるかどうか見分ける一番のポイントは耳だ。上機嫌のネズミは耳がリラックスし、外側に向かって寝ているが(写真右)、そうでなければぴんと立っている(左)。(PHOTOGRAPH BY KATHRYN FINLAYSON) ネズミは喜びを感じるのだろうか。判断は難しい。ネズミは人間のように歯を見せて笑うわけではないからだ。 だがこのほど、ネズミ(Rattus norvegicus)が喜んでいるときの表情を、スイス、ベルン大学の動物行動学者ルカ・メロッティ氏の研究チームが見つけ、科学誌「PLOS ONE」に発表した。それによると、鍵を握っていたのは、耳だ。 研究結果によれば、実験室のネズミたちはくすぐられると大喜びして耳がピンク色になるほか、耳の力を抜いて外側に寝かせるのだという。 喜びや幸福感といったネズミのプラスの表情を見つけた研究はこれが初めてだ。これま

    ネズミの喜ぶ表情が判明、くすぐって検証
  • ミヤマオウムに確率を理解する能力、統計データで意思決定 研究

    黒いトークンをくわえるミヤマオウム。ニュージーランド・オークランド大学のアマリア・バストス氏提供(2019年撮影、2020年3月3日提供)。(c)AFP PHOTO /AMALIA BASTOS PHOTOGRAPHY 【3月4日 AFP】オウム目の一種でニュージーランド固有種の大型の鳥「ミヤマオウム(ケアオウム)」には、確率に基づいて選択することを学習する能力があるとの研究結果が3日、発表された。意思決定の過程で統計モデリングを利用する動物は、大型類人猿以外では初めてだという。 野生動物の専門家チームは今回、統計に関する理解をテストするためのさまざまなゲームをミヤマオウム6羽に教えた。ミヤマオウムは高い知能を持つことで知られている。 6羽には、「黒色のトークン(代用硬貨)で餌のご褒美」「オレンジ色のトークンで餌なし」ということをそれぞれ関連付ける訓練を行った。 初期のテストでは、ミヤマオ

    ミヤマオウムに確率を理解する能力、統計データで意思決定 研究
  • 恐竜にカムフラージュ模様見つかる、アライグマ風

    約1億3000万年前、現在の中国東北部の平原を、小型の羽毛恐竜が歩き回っていた。しかし、その姿は周囲の風景に紛れて見えにくかっただろう。縞模様の尾と、顔に盗賊のような濃い色の「マスク」をまとっていたからだ。 シノサウロプテリクスは、白亜紀前期に生きていた小型の肉恐竜。極めて保存状態の良いその化石を調べた結果、科学者たちは、目くらましになる配色を発見、学術誌「カレントバイオロジー」に発表した。(参考記事:「恐竜の体色を初めて特定:科学的に再現」) 今回見つかった配色は、濃い色と薄い色の体色を組み合わせた「カウンターシェーディング」と呼ばれるカムフラージュの一種。現在の動物にも見られるこうしたカムフラージュは、恐竜でも同様に行われていたらしい。(参考記事:「恐竜に濃淡のカムフラージュ模様、初めて見つかる」) 例えばホホジロザメは、背中側は濃い色なので、上からだと暗く見える水の色に溶け込んでい

    恐竜にカムフラージュ模様見つかる、アライグマ風
  • 大量絶滅後の100万年を示す貴重な化石を発見

    岩石を割って発見された、6600万年前の大量絶滅を生き延びた脊椎動物の頭骨。見えているのは、古生物学者タイラー・ライソン氏の手。(PHOTOGRAPH BY HHMI TANGELED BANK STUDIOS) 恐竜の時代を終わらせた大量絶滅の直後、生命はどのように復活したのか。その概略が、米コロラド州で見つかった数百もの化石から明らかになり、10月24日付けの学術誌「サイエンス」に論文が発表された。 発掘された化石は、保存状態の良い少なくとも16種の哺乳類のほか、カメ、ワニ、植物など。大量絶滅から100万年後までに生息していたと見られる。 6600万年前、小惑星が地球に衝突し、地球上の生命は大打撃を受けた。衝突の余波で、ほとんどの恐竜をはじめ、全生物種のおよそ4分の3が絶滅したとされる。ただし、大量絶滅のすぐ後の時期については化石がほとんど見つかっておらず、多くの古生物学者がフラストレ

    大量絶滅後の100万年を示す貴重な化石を発見
  • 魚竜は中身も模様もイルカに似ていた、新たに判明 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト

    ドイツ、ホルツマーデンにある頁岩の採石場で出土した、1億8000万年前の魚竜ステノプテリギウス(Stenopterygius)。今回、ホルツマーデンから出土した別のステノプテリギウスの標を分析した研究者グループが、初めて化石に皮下脂肪の痕跡を発見した。(PHOTOGRAPH BY BENJAMIN KEAR) 約1億8000万年前、現在のドイツにあたる場所で、イルカに似た爬虫類が死に、海の底に沈んだ。海底でその死骸は驚くべきほど良好な状態で保存された。そのおかげで、この古代生物がクジラのような皮下脂肪をもっていた可能性を示す初の証拠が見つかった。(参考記事:「大きな魚竜と新種の首長竜、博物館で見つかる」) 12月5日付けの学術誌「Nature」に掲載された論文によれば、この化石は魚竜と呼ばれる海生爬虫類の一種で、ジュラ紀前期に生息していたステノプテリギウス(Stenopterygius)

    魚竜は中身も模様もイルカに似ていた、新たに判明 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト