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ブックマーク / xtech.nikkei.com (88)

  • 将棋の人工知能をつくるには、まず棋士の思考を知るところから

    前回は、将棋プログラムの基盤として、駒の動きや盤面を管理する「将棋盤プログラム」のつくりかたについて、オブジェクト指向の観点から解説しました。(実際に将棋盤を完成させるには、まだまだつくる必要があるクラスがありますが…) 今回からはいよいよ、将棋の指し手をコンピュータに考えさせる人工知能プログラムのつくりかたに入っていきます。 人間はどのようにして次の一手を指すのか-人工知能プログラムをつくる前に 人工知能プログラムをつくる有力なアプローチの一つに、「人間の思考を真似ること」があります。このため、実際に人工知能による将棋の思考プログラムをつくる前に、まず人間の思考方法について考えることは重要です。 人間のプレイヤーはまず、現時点での将棋盤と持駒台の駒の配置を見て、次の指し手の候補を考えます。続いて、相手がどのような手を指すか、相手側になって考えます。さらに、その相手側の手に対して、自分がど

    将棋の人工知能をつくるには、まず棋士の思考を知るところから
  • デンソー、ディープニューラルネットワーク処理を15倍高速化

    デンソーは2016年10月15日、同社のAI人工知能技術を紹介するセミナーを開催した。その中でディープラーニング(深層学習:多層ニューラルネットによる機械学習)の1種であるDNN(ディープニューラルネットワーク)の処理を高速化、メモリー消費量を低減する技術を紹介。画像認識で必要なベクトルの計算をプロセッサーの処理に適した論理演算の形へ変換する工夫によって、処理速度を15倍高速化することが可能になった。リアルタイム処理が必要な車載カメラへの搭載を目指す。

    デンソー、ディープニューラルネットワーク処理を15倍高速化
  • 人工知能+オブジェクト指向で将棋プログラムをつくってみる

    将棋プログラムは、人工知能を学ぶのにぴったりな題材です。コンピュータに将棋の指し手を考えさせるには、第2回で説明した昔ながらの記号処理的人工知能から最近の機械学習まで、幅広く使う必要があるためです。それよりも何よりも、将棋という題材は楽しく盛り上がります。 前回までは、人工知能の定義や分類、向く仕事と向かない仕事人工知能歴史を見てきました。今回からはいよいよ人工知能のプログラミングとして、将棋プログラムをつくってみることにします。 様々なゲームの中から将棋を選んだのは、将棋が日人に親しまれているほか、将棋からミニ将棋まで幅広い種類があり、適当な難度の将棋を選択できるからです。たとえばミニ将棋であれば、研修の中でプログラミングできる難度です。後日、ミニ将棋を使った研修の事例を紹介する予定にしています。 将棋自体のルールはここでは紹介しませんが、将棋が他の盤上ゲームと比べてどのようなゲ

    人工知能+オブジェクト指向で将棋プログラムをつくってみる
    gayou
    gayou 2016/10/12
    将棋ゲームを作る話
  • 第2回 利用者をイライラさせないレコメンド機能を機械学習でどう実現するか

    この連載では、機械学習にまだなじみがないITマネジャーやエンジニアに向けて、ビジネスへの活用を前提に、機械学習とその応用について説明している。前回(機械学習は、なぜ「未知の問い」への答えを出せるのか)は、全体のイメージを把握していただくために、機械学習の基的な仕組みを説明した。 機械学習は万能の機械ではない。現在、ビジネスの様々なシーンで利用が進みつつあるが、機械学習だけでビジネス上の課題を解決しているわけではなく、多くの場合は他の技術や理論と組み合わせて利用している。 今回はネット店舗(ネットショップ)での商品レコメンド(推薦)機能を例に取って、機械学習をどのように活用しているのかを具体的に説明したい。あまり見慣れない数学用語も出てくるが、専門的な知識は必要ないので、「知っていれば、ちょっと格好いいかも」くらいの軽い気持ちで読み進めてほしい。 ネット店舗で「説明してくれる店員さん」を実

    第2回 利用者をイライラさせないレコメンド機能を機械学習でどう実現するか
  • 「ビッグデータ・ベースボール」が描くデジタル時代の組織改革

    写真1●「ビッグデータ・ベースボール」(KADOKAWA刊、トラヴィス・ソーチック著、桑田 健訳)の表紙。副題は「20年連続負け越し球団ピッツバーグ・パイレーツを甦らせた数学の魔法」と長い。 2012年10月、メジャーリーグのピッツバーグ・パイレーツのゼネラルマネージャー(GM)と監督は、『野球界においてこれまでで最も型破りで、体系的で、独創的な戦術の採用に合意した』――。 2016年3月に日で刊行された「ビッグデータ・ベースボール」(写真1、文中『』内は同書からの引用)は、パイレーツがデータを駆使した戦術を導入し、21年ぶりに勝ち越しを果たす過程を追ったドキュメンタリーである。 書は表向きは、パイレーツの2013年前後の戦いぶりについて書かれた野球の専門書だ。しかし絶えず競争に晒されている組織が、データ活用によってどうやって組織を変え、どうやってライバルを出し抜き、どうやって成果を

    「ビッグデータ・ベースボール」が描くデジタル時代の組織改革
  • マイクロソフトやフェイスブックが力を入れる「チャットボット」の可能性

    米マイクロソフトや米フェイスブック、LINEなどが、メッセンジャーアプリで動作する「チャットボット」を開発しやすくする仕組みやプラットフォームの提供を相次いで発表している。なぜ、チャットボットが急速に注目を集めるようになったのだろうか。 なぜチャットボットが注目されているのか IT業界の動向をウォッチしていて、ここ最近急速に耳にする機会が増えたと感じる言葉の1つに、「ボット」(Bot)が挙げられる。 広義のボットはロボットの略称であり、人間に代わって自動的に処理をするプログラムのことを指す。検索エンジン用のデータを収集するクローラーや、Twitterで自動的につぶやいたり返信したりするキャラクターの「ボット」、そして「ボットネット」を構成するマルウエアの「ボット」なども、全て広義のボットの一種である。 だが現在話題となっているボットは、そうしたボットの中でも、メッセンジャーアプリ(チャット

    マイクロソフトやフェイスブックが力を入れる「チャットボット」の可能性
  • [チュートリアル]Amazon Machine Learningの使い方

    記事は、Amazon Machine Learning(Amazon ML)の特徴と、仕組みを理解する上で必要となる機械学習の知識を説明した「Amazon Machine Learningで何ができるか」を補完するものだ。お読みでない方は、まずこちらからご覧いただきたい。 ここではAmazon MLのサンプルを用いながら、学習用データのインポートから学習モデルの構築、予測結果の出力までの流れを追いかける。 ●Amazon MLの仕組み 前の記事で説明した通り、Amazon MLでは機械学習の作業の流れが整理されており、順に行うことで簡単にモデルや予測APIを構築できる。Amazon MLにおける機械学習は、基的には以下の流れに従って進める。 各作業の成果は「エンティティ」と呼ばれるAWS上のオブジェクトとして管理される。各エンティティの詳細は表のとおりである。 この章では、各作業が具体

    [チュートリアル]Amazon Machine Learningの使い方
    gayou
    gayou 2015/09/24
    気になる
  • ものづくりへの技術者の劣等感が招いた、日本のソフトウエアの悲惨

    昔、メインフレーム全盛の時代、ソフトウエアはハードウエアのオマケだった。国産のコンピュータメーカーでは当然、機械を造る技術者が偉い。ソフト技術者たちは“日陰者”だった。そのコンプレックスからか、日におけるソフト開発は、製造業の一員としての「一流のものづくり」を目指した。その結果は悲惨。今や日の産業全体を危機的状況に追い込んだ。 今でこそソフトの価値を疑う人はいないが、昔は酷かった。四半世紀も遡れば、ソフトの価値を認めないユーザー企業はそれこそごろごろいた。今ではソフトを最も重要な知的財産と位置付ける家電メーカーですら、当時は「なぜソフトにカネを払わないといけないのか」と平然と話していた。ここで言うソフトとは、もちろん業務アプリケーションのことだ。 さらに遡ると、コンピュータメーカー自身がソフトを軽んじた。メインフレームを売ればたっぷりと儲かるので、顧客企業向けの業務アプリケーションはタ

    ものづくりへの技術者の劣等感が招いた、日本のソフトウエアの悲惨
    gayou
    gayou 2015/04/13
    そもそも「ものづくり」の定義ってなんなの?
  • 第5回:マネジメントサイクルは「PDCA」ではなく「STPD」で回す

    第1回と第2回で解説したように、戦略を確実に実行に結び付けるには「伝達率の問題」「変換の問題」「言語の問題」という三つのハードルを乗り越えなければなりません。 そのためには、プロジェクトマネジャーが第4回で説明した「要求を引き出し、議論を深める力」「価値を設計する力」「不確実性に対処しながら、やり切る力」という三つの力をもって、戦略を現場の言葉に翻訳するための継続的なプロセスが必要となります。それが「マネジメントサイクル」です。 マネジメントサイクルで最も有名なのは「PDCAサイクル」でしょう。「Plan(計画)- Do(実行)- Check(評価)- Action(改善)」のサイクルです。品質管理の父といわれるウィリアム・エドワーズ・デミング博士が提唱したことから「デミングサイクル」とも呼ばれます。 マネジメントサイクルには他にも「PDC:Plan - Do - Check」や「PDS:

    第5回:マネジメントサイクルは「PDCA」ではなく「STPD」で回す
    gayou
    gayou 2015/03/30
    STPDというサイクル。
  • 時刻同期サービス「ntpd」に重大脆弱性、細工パケット一撃でサーバー乗っ取りも

    情報処理推進機構(IPA)とJPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)が共同で運営する脆弱性関連情報ポータルサイト「JVN(Japan Valnerability Notes)」は2014年12月22日、IT機器の時刻合わせに広く使われているサーバーソフト(デーモン)の「Network Time Protocol daemon(ntpd)」に複数の脆弱性が見つかったことを伝えた。発見された脆弱性の中には、不正に細工されたNTPパケットを一つ受け取るだけで、サーバーがいきなり乗っ取られる危険性があるものも含まれている。 見つかった脆弱性は四つ。(1)設定ファイルntp.conf中でauth keyを設定していない場合に、暗号強度が低いデフォルト鍵が生成される問題、(2)古いバージョンのntp-keygenが、弱いシード値を使って乱数を発生し、これを基に暗号強度の低い対称鍵を

    時刻同期サービス「ntpd」に重大脆弱性、細工パケット一撃でサーバー乗っ取りも
  • スマホ世界3位のHuawei、「SamsungのTizenには成功の見込みがない」

    韓国Samsung Electronicsが中心となって取り組んでいるモバイルOS「Tizen」について、中国の大手通信機器メーカー、Huawei Technologies(華為技術)がスマートフォンへの採用を拒絶していたことが分かったと複数の海外メディア(米Forbesや米Re/codeなど)が現地時間2014年8月25日に伝えた。 これは、Huaweiのコンシューマービジネス部門を統括するRichard Yu氏が米Wall Street Journalのインタビューに答えて明らかになったもの。それによると、Huaweiは複数の通信事業者からTizenを採用するよう要請された。だが社内で結論を出した後は、そうした要請を一貫して断り続けてきたという。「我々にはTizenの研究チームがあったが、私はそれを中止させた。(我々は)Tizenに成功の見込みがないと感じている」と同氏はWall St

    スマホ世界3位のHuawei、「SamsungのTizenには成功の見込みがない」
  • [特報]ヤフーとカカオ、合弁を解消へ

    ヤフーと韓国ダウムカカオの合弁会社、カカオジャパン(写真)からヤフーが資を引き上げることが誌取材で明らかになった。両社は2012年10月、ヤフーがカカオジャパンの第三者割当増資を引き受ける形で合弁会社となり、日国内市場でメッセンジャーアプリ「Kakao Talk(カカオトーク)」の普及を推進してきた。国内最大手のポータルサイトと韓国最大手のメッセンジャー会社が半々で出資する形で再スタートを切ったカカオジャパンだが、約2年で両社の関係は終焉を迎える。 カカオ(当時)は日国内ではLINEよりも早い2010年10月からメッセンジャーアプリの提供を開始。だが、後発のLINEに抜かれ、ヤフーが資参加した2012年10月時点でLINEの登録者数が3200万人に対し、カカオは750万人だった。 ヤフーの資力を得たカカオジャパンは一時、テレビCMを積極的に展開するなどしてLINEを追ったものの

    [特報]ヤフーとカカオ、合弁を解消へ
    gayou
    gayou 2014/11/10
    LINE強いね。
  • 金沢大地、Arduino使った自社農場向け遠隔自動制御システムをクラウドサービス化

    金沢農業の農作物の加工・販売会社である金沢大地(石川県・金沢市)は2014年10月16日、自社農場向けに開発した遠隔自動制御システムをパッケージ化したクラウドサービス「まかしたくん」の提供を開始した(図、関連記事:マイコンボード「Arduino」で自作センサー農業、栽培農家がソリューションベンダーに)。汎用的なマイコンボード「Arduino」などを使用し、ハードウエアコストやメンテナンスコストを抑えたのが特徴だ。 まかしたくんは、施設園芸や水耕栽培向けに温度や湿度、土壌水分量などを監視し、自動制御するシステム。現場に設置するコントローラーユニットやセンサーユニット、電源ユニットなどのハードウエアも月額料金制で利用する。設定したしきい値を基準にアクチュエーターを起動し、オプションで提供する灌水ユニットやファン、ビニールの巻き上げ機などを駆動させることができる。 しきい値は遠隔から設定可能で、

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  • HTTPの標準規格が15年ぶりに改訂、文書を6分割し改善仕様を盛り込む

    図●新たに公開されたRFC7230の冒頭部分 RFC2616を破棄(Obsoletes)したことが示されている。 Webブラウザーによるアクセスをはじめ、スマートフォンアプリや家電機器、IoT(Internet of Things)デバイスの通信など、世の中のいたるところで使われている最も重要な基プロトコルの一つ「HTTP」(HyperText Transfer Protocol)が6月上旬、実に15年ぶりに改訂された(プロトコルのバージョン自体は1.1のまま)。 インターネット技術の標準化団体であるIETF(Internet Engineering Task Force)が2007年に立ち上げた「HTTPbisワーキンググループ(WG)」が規格改訂に携わった。 1999年の公開以来、長らくインターネットアプリケーション開発者のバイブルとして使われてきた「RFC2616」(RFCはreq

    HTTPの標準規格が15年ぶりに改訂、文書を6分割し改善仕様を盛り込む
    gayou
    gayou 2014/06/12
    よく分からない
  • 【 nohup 】 ログアウトした後もコマンドを実行し続ける

    nohupでコマンドを実行した場合は,ログアウトしてもプログラムを実行し続ける。長い処理を行っており,席を外したいときなどに使用すると便利である。ログアウトした後は,ジョブではなくプロセスとして管理することになる。また,処理中に出力されたメッセージは"nohup.out"に保存される。 grepをlogout後も継続して実行し続ける $ nohup grep "Jan" access_log > result & [1] 3769 nohup: appending output to `nohup.out' $ exit logout. ←ログアウトしても実行し続ける

    【 nohup 】 ログアウトした後もコマンドを実行し続ける
    gayou
    gayou 2014/03/21
  • スマートフォン向けアプリのテスト自動化

    前回までは、テストの作業に着目した分類でテスト自動化ツールを解説してきました。今回は視点を変えてテスト対象に着目します。取り上げるのはユーザーが急増しているスマートフォン(以下、スマホ)です。スマホ向けアプリケーション開発での実機を用いたGUIテストの自動化について、現状と問題点を示した後に、問題解決のためのツールを紹介します。 スマホ向けテストの現状と問題点 現在、スマホに代表されるモバイル市場が急速に成長を遂げており、今後もさらなる成長が予測されています。それに伴い、スマホ向けの新規システムの開発や従来システムのスマホ対応への要求が高まっています。 テストという観点で見た場合、スマホ向けアプリケーションが他と大きく異なるのは以下の二つの点です。 OSアップデートの多さ 対応機種の多さ そのため、アプリケーションはさまざまな環境で動作する必要があり、テストすべき環境のバリエーションも必然

    スマートフォン向けアプリのテスト自動化
  • [特報]ANA、新基幹システムでNTTデータと成果報酬型契約を締結

    全日空輸(ANA)が、貨物事業向けの新基幹システムでNTTデータと成果報酬型の契約を結んでいることが分かった。新システムは、貨物の予約や搬入、積載など一連の中核業務を支援するもので、2013年3月に稼働している。 ANAは新システムの月額利用料金をNTTデータに支払っている。システム利用料金は、ANAが取り扱った貨物量(貨物の搭載重量)に応じて変わる。 「業績に応じてITコストを変動費化させるため、成果報酬型契約を結んだ。『事業が好調で払える時には多く、払えない時には少なく』ということ」。ANAの後藤孝宏業務プロセス改革室ITサービス推進部主席部員はこう説明する。従来型の契約を結んだ場合、数億円のシステム構築費用がかかったもようだが、ANAはこの初期費用をゼロにした。 「システム構築費用は工数に基づく料金をいただくのが基だが、事業環境の変化が激しく、ITコストの変動費化を望む場合は、成

    [特報]ANA、新基幹システムでNTTデータと成果報酬型契約を締結
    gayou
    gayou 2013/07/05
    1年後、2年後とかに良い点、悪い点とかを聞かせて欲しいな。
  • ユーザーに代わってブラウザーを操作するロボットソフト、ユーザックシステムが新版発表

    ユーザックシステムは2013年6月18日、ユーザーに成り代わってWebブラウザーを操作してくれるロボットソフト「Autoブラウザ名人」の新版(v4.1.0、写真)を発表、同日出荷を開始した。新版では、自動操作の内容を記述するスクリプトの中で利用できる関数を追加するなどして、以前よりも簡単に使えるようにした。 Web EDIの受発注を自動化する使い方のように、Web画面に依存している日々の業務アプリケーションの処理を省力化するソフトである(関連記事:Web業務アプリの画面操作を自動化するソフト)。単純にURLによるHTTPリクエストを再現するというのではなく、WebブラウザーというGUIアプリケーションを外部から制御し、実際に操作する。機能テストツールとは異なり、エンドユーザーのWeb業務を省力化することを目的としている。 操作内容は、実行可能なスクリプトとして記録する。スクリプトの形式はV

    ユーザーに代わってブラウザーを操作するロボットソフト、ユーザックシステムが新版発表
  • 発展途上国のモバイルインターネット市場

    発展途上国(新興国を含む)のモバイルインターネット市場を活性化させる動きが目立ってきた。各国の携帯事業者が、フェイスブック、グーグル、オペラといったIT業界の大手プレーヤーと提携し、無料・格安のサービスを投入している。発展途上国におけるモバイルインターネット市場の現状と各サービスの特徴を解説する。 ITU(国際電気通信連合)が公表している報告書「情報社会の計測報告2012年(Measuring the Information Society 2012」)によれば、2011年末時点で、先進国におけるモバイルブロードバンドの普及率(256kビット/秒以上のサービスで3カ月以内に利用があった契約をカウントしたもの)は51.3%と過半数に達した(図1)。一方で、発展途上国(新興国を含む意味で使用)は1桁台の8.0%と極めて低い水準にとどまっている(先進国、発展途上国の分類はITUによる)。 ITU

    発展途上国のモバイルインターネット市場
    gayou
    gayou 2013/05/10
  • Firefox OSとUbuntu Touch、話題のスマホ/タブレット向けOSを実機で試す

    Firefox OSとUbuntu Touch、話題のスマホ/タブレット向けOSを実機で試す Nexusシリーズにインストール、日フォント導入やサーバー化 iOS、Androidに続く第3極のモバイルOS「Ubuntu Touch」(Ubuntu on tablets、Ubuntu for phones)と「Firefox OS」は、Nexusシリーズへのインストールが可能だ。実機にインストールし、日フォントの導入やLinuxサーバー化を試した。 作業用PCとしてUbuntuマシンを用意すると、半自動でイメージファイルをNexusシリーズに書き込める。そこで適当なPCに、「インストール完全ガイド-Ubuntu 12.10 Desktop(64ビット版)」を参考に64ビット版Ubuntuをインストールするか、Windows上の仮想化ソフトを使う。 仮想マシンの場合は、米Oracle

    Firefox OSとUbuntu Touch、話題のスマホ/タブレット向けOSを実機で試す