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*laboralに関するgenesisのブックマーク (17)

  • 大学教員市場の開放係数

    NTT出版の"Webnttpub"において,竹内洋教授が「高学歴ワーキングプア:教養難民の系譜(1)」という論稿を書かれています。タイトルの通り,大学院博士課程を修了しても行き場のない高学歴WPについて触れられています。 http://www.nttpub.co.jp/webnttpub/contents/university/001.html 博士課程修了生の多くは大学教員を志望していますが,近年,供給が需要を大きく上回っていることはよく知られています。発生する空きポスト(需要)はごくわずか。その一方で,博士課程から送り出される修了生(供給)は激増。大学教員市場の崩壊です。 竹内教授は,市場の崩壊の程度を測る簡便な数値指標を考案されています。その名は「大学教員市場の開放係数」。上記の需要と供給を照らし合わせるものです。 具体的な算出式は,求人数(大学教員増加数)÷求職者数(前年度の博士課

    大学教員市場の開放係数
  • 第一次世界大戦後の英国メイド事情は非常に複雑 - ヴィクトリア朝と屋敷とメイドさん

    朝にいろいろと考えをまとめたので、書き出しておきます。 第一次大戦に従軍した男性が不在となった職業へ女性の就業が進み、メイドの世界崩壊に繋がる転機としての第一次大戦。しかし、単純に労働者人口だけを見ると、実は第二次大戦直前には第一次大戦以上の労働人口になっている。 #maid_uk 2011-06-18 07:43:42 via web その辺りが数字上目立って見える景色と、現実にあったとされる景色に違いが出てくる。特に大きいのが、日勤の増加。住込みだったメイドを経済的に抱えられなくなっていく雇用主と、他の労働者より労働条件が悪い住込みからの脱却を願うメイド。 #maid_uk 2011-06-18 07:45:46 via web しかし、元々、メイドの仕事は「周辺に仕事がない地域」から働きに出される要因が強かった。地方から都市への「移民」という話が近代には見られていたものの、経済発展が

  • 介護労働 - memo/diary

    少人数制の授業で学生と一緒にビデオを見る。あわせて自分自身理解を深めるために、町田隆男氏の「介護労働と介護問題」(『日労働年鑑78集』2008年所収)を読む。平易な言葉で実態と背景、制度的問題点が論じられている。一番有益だったのは、介護職の賃金カーブが年功的に運用されず、事実上フラットにしかならない現状である。その他の福祉の仕事であれば、年齢、経験とともに技能が積み重ね、賃金も上がるのであるが、介護職は40代になっても驚くほどあがらない。 「賃金センサス」によれば「福祉施設介護員」の所得は、経験年数ゼロでも214.9万円(男)、196.0万円(女)であるのに対し、15年以上経験しても297.0万円(男)、247.1万円(女)、いずれも年収300万円に達しない。これでは、人材が離れていくのは当然である。専門性を持つ仕事は技能や経験に応じて賃金は上がるべきだし、それが社会的に評価されることが

  • 奈須きのこvs竜騎士07、人間関係の「断絶」の正反対な描き方 - 魔王14歳の幸福な電波

    空の境界読んだ感想として。Fateとか月姫はよく知りません。 『ひぐらしのなく頃に』と『空の境界』は両作とも人と人との「断絶」を描いているんですけれど、よく見てみるとその断絶の描き方が正反対であることがわかります。あくまで傾向、の話ではありますけれど、その違いを大雑把に箇条書きすると次のような感じになります。 『空の境界』 会話は抽象的で曖昧だが容易に通じ、お互いの言わんとすることはすぐ理解できる 思想のレベルで互いの価値観は相容れず、両者は対立する他ない 『ひぐらしのなく頃に』 会話はなかなか通じず、すれ違いと誤解が重なってなかなかお互いを理解できない 一度相手の心を理解すれば、質的に相容れないところはないことが分かり仲良くできる 空の境界はある種の思想闘争が描かれた作品です。対立する者同士が交わす言葉は抽象的で、日常生活では使われない特殊な「文脈」に沿っています。でもこのやり取りに

    奈須きのこvs竜騎士07、人間関係の「断絶」の正反対な描き方 - 魔王14歳の幸福な電波
  • ツアーバスを規制するにはどうすればいいのか。 - とれいん工房の汽車旅12ヶ月

    タクシーとバスの規制緩和を題材にしたシリーズの第3弾。 これまで京都でMKタクシーに乗って料金が格安となるカラクリを聞いた話。 - とれいん工房の汽車旅12ヵ月で、 MKタクシーは、タクシー会社を運営するのに必要な初期費用や経費をドライバーに相当分を負担させることで急成長した 運転手の過酷労働や賃金の問題について世間は関心を持っているが、運賃値上げには賛成しづらい でも、消費者は交通機関の「安全」に対してはたしてどこまで真剣なんだろうか? のようなことを話題にした。 続く「安全っていうのはイコールお金がかかるということではない」byツアーバス会社社長談 - とれいん工房の汽車旅12ヵ月では、 ツアーバスの運営会社の社長の安全を軽視するかにも見える発言の紹介 ツアーバスの勝因は、初期投資と固定費を低く抑えることができた点、繁忙期と閑散期の需給ギャツプから生じるリスクを限りなく少なくできた点、

    ツアーバスを規制するにはどうすればいいのか。 - とれいん工房の汽車旅12ヶ月
    genesis
    genesis 2008/09/20
    曰く,「どこが安全なのか。交通機関を判断する基準となるデータを誰かがきちんと提供して欲しい。それをやるのは公的機関の仕事だと思う。」
  • 『MAMA』読了 - 積読を重ねる日々

    genesis
    genesis 2008/03/27
    曰く,「異世界を描きながらも、設定そのものには囚われず、空気感を紡ぎだすことに腐心しているということがまずあると思う。そこには設定厨がよく陥りがちな堅苦しさがなく、ごく自然に異世界が現出してくる」
  • 初めて読む「空の境界」

    映画化も決まり、友人が口を揃えて面白いというので読んでみた。初の奈須きのこ。 驚くぐらい面白くなかった。これは確かに同人小説だ。オナニー文だ。人を楽しませようという意識が微塵も感じられない。 説明が長すぎるという感想をいくつか読んだが、逆だ。必要な説明がまるでない。特に人物を表現する描写が少なすぎる。これでまず初読みの読者は振り落とされるだろう。表紙を描いている武内氏のファンやアニメ・ゲーム等に慣れ親しんでいる人間でないと、和服の上に皮のジャンパーをはおるユニセックスな美女というものを、この文章だけではまず頭の中で構築できない。俺の想像力が貧困なのは認めるが、それ以前の問題だ。想像させる材料がない。最初から、ファンでないと読めないのだ。 そう友人に伝えると、 「これを読み辛いという奴は普段から文章を読んでない証拠」 「式はまったく新しいヒロイン像」 アホか。それも逆だ。俺自身はクソのような

    初めて読む「空の境界」
  • 東浩紀『ゲーム的リアリズムの誕生 動物化するポストモダン2』 - Sound and Fury.::メルの本棚。

    ◆東浩紀『ゲーム的リアリズムの誕生 動物化するポストモダン2』講談社現代新書、2007年3月 従来の純文学を中心として文学史観を相対化するという書の目的は、達成されていると思う。たしかに、私自身、これまでライトノベルなんて類型的で平板な物語でしかないと見ていたが、そうした見方自体が偏ったものでしかなかったのだ。書はその偏見が何に由来しているのかと問うている。そこで、「ゲーム的リアリズム」とか「環境分析」など新しい概念や方法論が提示される。 それに、日の近現代文学の研究で一番弱いところが、いわゆる大衆文学の分析で、たしか何かののなかで石原千秋が、構造主義がもっとも力を発揮できる大衆文学の分析があまり行われなかったことを指摘していた。なので、文芸批評に限らず、近現代文学研究でも大衆文学やエンターテイメント系の文学をうまく分析する方法がなかった。書の登場によって、ようやく大衆文学やエン

    genesis
    genesis 2007/04/30
    曰く,「従来、メタフィクション論といえば、「書くことについて書く」...作品がもっぱらだった。しかし、本書で取り上げられている作品は、書くことではなく「読むこと」について言及がなされるメタフィクション」
  • 東浩紀 『ゲーム的リアリズムの誕生 - 動物化するポストモダン2』 - オシテオサレテ

    ゲーム的リアリズムの誕生~動物化するポストモダン2 (講談社現代新書) 作者: 東浩紀出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/03/16メディア: 新書購入: 34人 クリック: 461回この商品を含むブログ (467件) を見る このはほんとうに評価するのが難しい。少なくとも私にとっては難物でした。そもそもこの記事自体、出来があまりよくない上に、妄想が入っている気がします。でも、せっかく書いたのでアップしておきます。 『ゲーム的リアリズムの誕生』の概要 まず書の内容を簡単に紹介します。書で扱われるのは、東氏が「オタクたちの文学」と呼ぶ一連の作品です。「オタクたちの文学」とは、ライトノベルと美少女ゲームを指すと考えて差支えありません。 書での東氏の目標は、90年代後半から2000年代前半にかけて現れた一連の作品を素材として、オタクたちの文学の特徴、歴史的背景、そしてそれらの作

    東浩紀 『ゲーム的リアリズムの誕生 - 動物化するポストモダン2』 - オシテオサレテ
    genesis
    genesis 2007/04/05
    曰く,「東氏の議論だとライトノベルとマンガのあいだの区別がつけられないように思います。」
  • 若者が働くとき: 「使い捨てられ」も「燃えつき」もせず | 熊沢 誠 |本 | 通販 | Amazon

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  • EU労働法政策雑記帳 :: ホワイトカラー適用除外の迷走

    厚生労働省のHPに、今後の労働時間制度に関する研究会報告書の素案が掲載されています。いうまでもなく、ここ数年来規制改革サイドから要求されてきたホワイトカラー適用除外制が最大の論点なのですが、ざっと中味を読んでみると、なんだか話が迷走しているようにも感じられます。 http://www.mhlw.go.jp/shingi/2005/12/s1221-5.html おそらく、企業側からこの動きを見てきた人にとって、一番あれっ?という感じになるのは、対象者の具体的イメージというところ(11頁)で、「企業における中堅の幹部候補者で管理監督者の手前に位置する者」や「企業における設計部門のプロジェクトチームのリーダー」といった者が対象労働者になりうることが想定される・・・というところではないかと思われます。 昨年6月に日経団連が発表したこの件に関する要望書では、法定業務又は労使協定と月給・年俸要件、

    EU労働法政策雑記帳 :: ホワイトカラー適用除外の迷走
    genesis
    genesis 2006/01/10
    曰く,「成果や能力で評価されることがふさわしい労働者にこそ、健康や生活への配慮が重要になってきているのではないでしょうか。」
  • ハードワーク~低賃金で働くということ

    ハードワーク~低賃金で働くということ
  • 野村正實 :: 定期採用の意義と歴史

    研究の周辺 (2009年7月8日)望田幸男『二つの戦後・二つの近代--日ドイツ--』ミネルヴァ書房、2009年、を読んで 望田幸男『二つの戦後・二つの近代』を読んだ。研究者としての望田氏の誠実さを強く感じた。この文章はの感想なので、以下、敬称は略す。 私が望田の名前を覚えたのは、学部生の時であるから、40年になる。望田や飯田収治たちの共著『ドイツ現代政治史』(ミネルヴァ書房、1966年)を読んだのが最初である。こののタイトルが「政治史」であり、また望田のその後の仕事ドイツの軍国主義にかんしたものであったので、私は望田を政治史の専門家であると思っていた。ところが1990年頃から、もっぱら「教育」「資格」について研究を次々と発表しはじめた。その時点で私は、ドイツにおける社会史研究の進展に影響されて望田が政治史から社会史へ移ったのだろう、と思った。 しかし、望田が「教育」「資格」の研究

    genesis
    genesis 2005/11/17
    筆者は東北大学大学院経済学研究科教授。
  • 3時間インタビュー『日本の人事部』 - 高橋伸夫 - 「成果主義」を終焉させる時が来た

    人事制度面での大改革と言われる「成果主義」。 10年後には日でも常識になっているかもしれない。 だが、この米国発のシステムが企業内に混乱をもたらすことはないのか。 成果主義で成功する企業と失敗する企業はどこが違うのだろうか? 「年功序列」型の賃金制度への批判を追い風にして、日の企業へ一気に広がった「成果主義」。ところが、その導入からしばらくして「これはどこか変だぞ」という違和感が多くの職場に漂い始めます。そして、それまで誰もが称賛していた新しいシステムを初めて真正面から批判した――2004年1月刊の『虚妄の成果主義』(日経BP社)がベストセラーとなるに至って、「成果主義」のイメージは逆転しました。今、日の企業は「成果主義」に振り回されたあげく、その見直しを余儀なくされている状況です。これから「成果主義」はどうなるのか。企業はどうしたらいいのか? 同書の著者で東京大学教授の高橋

  • Amazon.co.jp: 日本のニート・世界のフリーター: 欧米の経験に学ぶ (中公新書ラクレ 197): 白川一郎: 本

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  • 注目のセミナー 『日本の人事部』

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    genesis
    genesis 2005/10/30
    曰く,「「ニート」よりも「フリーター」のほうがより重要な問題」。余談だが,指先が綺麗~(*^^*)
  • 労使協調は労働者の意思だった

    1. ドイツ来てここが日との一番大きな違い 定時に帰るのは労働者の当然の権利だろうに、そう思わない社員が集まっている会社が世の中には多い。 定時に帰ったのでは仕事が終わらないのだとすれば、それは無茶な仕事量を割り振った上司が悪い。だから上司が判子を押して残業の指示を出す。これが残業の考え方。ところが、社会主義のイデオロギーが衰退した今、何故か悪徳経営者だけでなく、一般の労働者までもがこの考え方に反旗を翻す。 優秀な社員が「労働時間だけで給料が決まるのはいかがなものか。まじめに仕事をしていたとしても、結果が伴わないものはそれなりのペナルティがあっていい」というならまだわかる。平凡な社員までもが「俺はサービス残業をやって優秀な社員と同じだけの仕事を頑張ってこなしているんだから」と言い出す。頭おかしいんじゃないの。できない社員に味方すれば、平凡な社員はサービス残業しなくて済むのだし、法律も定時

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