バチカンの「アウラ・パオロ6世ホール」でローマ信用金庫の役員や従業員、家族らに語るローマ・カトリック教会のフランシスコ法王(2015年9月12日撮影、資料写真)。(c)AFP/ANDREAS SOLARO 【9月15日 AFP】ローマ・カトリック教会のフランシスコ(Francis)法王は14日、ホテルなど宿泊施設やレストランを経営している教会などに対し「他の人々と同様に」納税を行うよう説いた。 ポルトガルのカトリック放送「ヘナセンサ(Renascenca)」とのインタビューで自らの好きな話題の一つである「宗教集団が陥りやすい『金銭の神』の誘惑と闘う」必要性を説き、ホスピタリティー・ビジネスを営みながら法の抜け穴を利用し続けている教団などを叱責した。 イタリアではこのところ、教会の特権に関する議論が盛んになっている。イタリアの教会は2013年に営利目的の建築物については課税されるようになった