内部告発サイトWikiLeaksは24日、英ロンドンでJulian Assange代表が記者会見し、機密文書などを公開する活動を一時休止し、資金集めに専念すると発表した。金融機関が相次いで同団体との取引を停止したことで資金難に陥り、資金問題を解決できなければ年内にもサイト閉鎖に追い込まれる可能性があるという。 非営利団体のWikiLeaksは運営資金を全世界からの寄付に頼っており、寄付金の受付にPayPal、Visa・MasterCardなどのサービスを利用していた。昨年12月にAssange氏がスウェーデンでの婦女暴行容疑で逮捕されたのを受けて、PayPalやVisa・MasterCardがWikiLeaksへのサービスを遮断、Western Union、Bank of Americaなども続いた。 WikiLeaksによると、現在寄付の5%しか届かず、95%は同団体の運営に反映されてい