■12/31 紅白は驚いた。 数年前の、変えると言って結局何も変わらなかったときに比べると革命的なくらい変わった。 変な応援合戦がまったくなかったり、ボール投げでの間抜けな勝敗決定がなくなったり、 異様なほどかっこよかったGacktのステージとかこまごまファクターはありますけど、 でも、変わった8割以上は、鶴瓶のあの凄まじいまでの司会術のおかげだ。 参った。あれはすごいよ。 恐ろしいまでのフリーフォームからスタートし、まるで「いいとも」を見ているかの ようなざっくばらんな空気から、徐々に緩急付けながら要所要所を締めはじめ、 最終的には白組というよりほとんど総合司会として場を完全に牛耳る。 決して与えられた言葉をそのまま喋らず咀嚼して自分の言葉で語り、セットチェンジで 尺が必要なときには、歌い終えた歌手と軽いトークを入れて和ませつつきれいにつなぐ。 多分そこらも流れは台本どおりなのだろうけど