19:32私自身の窮状を省みて、ここで一つの問題提起をしたいと思います。すなわち、社会で本当に弱い者は、障害者ではなく、健常者と障害者の狭間にある第三のカテゴリーである、ということです。 「性同一性障害」を抱えた人は、社会的な偏見に晒され、就職が非常に難しくなっています。フリーターや水商売に追い込まれた人たちはたくさんいます(ちなみに入管法上、外国人はフリーターにも水商売の従業員にもなれません。入管法違反で国外退去の対象となります)。社会的な偏見に晒されるのは、他の精神障害者ないし身体障害者にも言えることですが、彼らは「障害者」と認識され、障害者手帳を持って障害者枠で就職活動をすることができるのです。 ところが、「性同一性障害」はアメリカ精神医学会にも正式に「精神障害」として認められたにも関わらず、「性同一性障害」を抱えた人は障害手帳がもらえず、障害者枠で就職活動をすることができません。明
4月18日付のエントリで紹介させていただいたガックリ・カヴァー曲ブログの管理人(というご紹介の仕方もアレかとは存じますが:笑)である hina さんとは、作家の伏見憲明さんがマスターを勤めていらっしゃる、通称「Fメゾ」にて、よくお会いいたします。 その「Fメゾ」の席で hina さんから教えていただいたのが、1980年代中期のアメリカのハード・ロック・バンド、キング・コブラのヴォーカリストであったマーク・フリーが、性適合手術を受けて現在では女性ロック・ミュージシャンのマーシー・フリーとして活動している、という情報。この話は、藤嶋にはちょっとした衝撃でした。 というのも、ハード・ロック、あるいはヘヴィ・メタル界のLGBTアーティストというと、藤嶋の知る限りではジューダス・プリーストのヴォーカリストのロブ・ハルフォードぐらいしかこれまでは思いつかなかったので、ましてやMtFのアーティストがハー
部屋が汚い30歳台後半の独身男です。 自分で言うのもナンですが、一流企業でソコソコの収入があり、話題も比較的豊富で、合コンなどでは、ガツガツはしてませんが、結構モテます。 しかし、大きな欠陥があります。 掃除ができません。一人暮らしの部屋にはゴミが平均標高100cmほど堆積しており、その地層の最下層をボーリング調査したところ、2002年の日韓ワールドカップの記事の書いてある読売新聞が出てきました。 こんな部屋に、彼女になった女性を呼ぶことも出来ず、「実は家族があるの?」とか不審がられ、3ヶ月から最大半年で振られます。 でも、掃除はできません。物が捨てられられません。 「自分でできないならプロに掃除してもらえば?」ともアドバイス頂くのですが、恥ずかしくて業者さんも部屋に入れることができません。 僕は30年後くらいに、ゴミと天井に挟まれた状態で、独身のまま圧死してしまうのでしょうか?
「田舎は好きだが、それでも東京を選択する。」(Hashさん) 【はてブ】 「田舎でコンビニを開いた都会育ちの人が思ったこと」(nakamurabashiさん) 【はてブ】 「田舎の人は循環する時間という「宗教」を信仰している」(essaさん) 【はてブ】 ひきこもりについて繰り返し訊かれることの一つが、「家で何してるの?」。 ケースに応じてネットやゲームとはいちおう言えるが、要するに「何もしていない」。 時間の流れをなかったことにする、まるで時間が同じ場所でとぐろを巻いているようなことに「主観的にしてしまう」ということで、そこから抜け出せなくなる。 これを「都会の時間」にムリヤリ合流させることは、自我について何の制作プラン*1もなく過剰な流動性に投げ込むこと*2。 ループする時間は、自我を守ろうとしている。そしてそれ以外の方法を忘れる。周囲の世界から切り離れた時間軸だけになり、合流はできず
法政大が2001年のボアソの一件から急激におかしなことになってるのは周知のとおりだ。学館解体・自治組織解体をへてやってきたのが06年の29人弾圧。いまや逮捕者数のべ100人以上という異常な事態だ。そして、曲折がありながらも中核派と一部ノンセクトが共闘するかたちでうつつづく弾圧に抗する運動を粘り強くつづけてきたことも、知る人はそれなりにいると思う。 さて、今年にはいってからの一連の弾圧のなかで、学生諸君の行動に「暴処法」が適用されるというエスカレーションがあったあとの展開については、よく知る人は逆にそれほど多くないと思う。わたしも知らない。ただ中核派とそれ以外で救援方針をめぐってなにやら揉めているということくらいは、法大市民監視団blogを見れば誰にでも分かる。ただ、それ以上のことは分からない。その後に出てきた一連の法大弾圧と弾圧体制に抗議し法大生を支援する全国学生有志がカンパを含む被弾圧者
自民党の鳩山邦夫前総務相は12日、地元の福岡県久留米市で行った講演で、親子が相次いで自殺するケースがあるとの認識を示した上で「自殺というのには、やはり何らかのDNAが働いているのではないかと言われている」と述べた。http://www.47news.jp/CN/200907/CN2009071201000586.html2009年3月までに出版された14件の論文(うつ病患者1,769人、比較群12,481人)を集計して総合評価したところ、これまでうつ病と関連があると考えられていたセロトニン・トランスポーター遺伝子によるリスクの上昇はなかったが、死別や離婚などのストレスフル・ライフ・イベントによるリスクは上昇し、両者の相互作用は認めなかった。論文はThe Journal of the American Medical Association 2009年6月17日号に掲載された。http://
小熊英二『1968年・上』出ましたね。昨日本屋言ったら平積みされてたので、収入が減ってどんどん貯金が突き崩されてく日々が続いているにもかかわらず、思わず衝動買いしてしまいました。税込みでしめて7,140円。あちゃー、買ってから後悔しきりですが、まあ衝動で風俗行ってしまったものと思って諦めナと、まわりから変な仕方で慰められてます。そか、お盛んな世の男性たちは自らの浪費を正当化するためにそんな慰め方をしてたのかw それはさておき、添付されたパンフの「著者のことば」*1を読んだら、ちょっと疑念というか懸念が湧いてきてしまいました。というわけで、以下それについて少し。まあ、あくまで本文を読む前の、こちらの一方的な懸念なので、読了後は(しかしそれはいったいいつのことになるんだ?)まったく的はずれになるという可能性大ですが。 まず、気になるところ全文引用。 ……著者はあの叛乱を、政治運動ではなく、一種
厚生労働省は「日本の貧困」の実態把握に乗り出す方針を決めた。所得と生活状態の関係や、ホームレスとなった背景などを詳細に調査して「貧困」の実像を明らかにする。調査費を来年度概算要求に盛り込む方向で調整している。日本には生活保護やホームレス支援、失業対策などの施策はあるものの、これらを統一的に扱う部署はなく、「貧困」の概念も明確にはされていなかった。 同省は、3年ごとに国民生活基礎調査の大規模調査を行い、所得や世帯構成、医療保険や年金の加入状況などを調べている。ホームレス調査は過去に03、07~09年の計4回、ネットカフェ難民調査も07年度に実施している。だが、いずれも数字の把握にとどまるうえに別々の部局で実施されていたため、体系的な貧困対策には結びついていなかった。 厚労省は来年度に(1)国民生活基礎調査の再分析・再調査(2)ホームレスなどの実態把握を実施する方針だ。ホームレス調査では、個別
一昨年の都知事選のとき、ゲイリブたちが「石原知事は二丁目をつぶそうとしている」というネガティブ・キャンペーンを張り、 「二丁目を守る会」なるものをつくって、石原知事の対立候補である浅野某を一団となって応援したことは記憶に新しいところです。 その後、この「石原都知事が二丁目をつぶそうとしている」という話は、一般ホモに「石原知事はホモの敵である」との印象を与えて、 対立候補である浅野某に投票させるためにゲイリブが仕組んだまったく根拠のないデマであることが判明し、 選挙後、批判に晒されたゲイリブたちは、「二丁目を守る会」を解散し、二度とこの言葉を口にしなくなります。 ところが「マチダタイムス」なるブログを書いているマチダさんというリブ系のブロガーの方は、いまだに石原知事が二丁目をつぶそうとしていると信じているらしく、 「石原は本気で2丁目をつぶそうとしている」 とブログに書いています。 http
higashimoto takashi taka.h77 at basil.ocn.ne.jp 2009年 6月 7日 (日) 18:08:21 JST 前の記事 [CML 000262] JR東日本が水を盗んだ 次の記事 [CML 000268] Fwd: 浅草聖ヨハネ教会の野宿生活者への給食活動 記事の並び順: [ 日付 ] [ スレッド ] [ 件名 ] [ 著者 ] 私はこれまで、旧AMLほかのいくつかのMLに浅草聖ヨハネ教会の野宿生活者や生活困窮者への 「日曜給食」活動について、また同給食活動に対する近隣の方々からの苦情の問題、それに対する 同ヨハネ教会の方々の誠実な取り組みについて、私なりに知っていることをお伝えする2通のメール を発信しました。 ■Fwd: 浅草聖ヨハネ教会日曜給食活動継続のためのお願い(AML 24864 2009年3月4日) http://list.jca
三宅一生さん 【ニューヨーク=田中光】世界で活躍するデザイナーの三宅一生さん(71)が、14日付の米ニューヨーク・タイムズ紙に寄稿し、これまで多くを語ってこなかった自らの原爆体験に触れながら、オバマ米大統領に広島を訪れるよう呼びかけた。オバマ氏が「核兵器のない世界」を訴えた4月のプラハでの演説に触発されたという。 寄稿によると、三宅さんは広島にいた7歳の時に閃光(せんこう)を目撃。黒い雲があがり、人々が逃げまどう光景が「今も目に浮かぶ」。母親は放射線を浴びて3年後に亡くなった。 一方で「原爆を生き延びたデザイナー」といったレッテルを張られるのを嫌い、「いつも広島に関する質問は避けてきた」という。 しかし、オバマ氏が「プラハ演説」で、単なる核の削減ではなく、廃絶に言及したことが「自分の中に深く埋もれていた何かを呼び覚ました」といい、「体験者の一人として個人的、そして倫理的な責任をかつ
雑誌『POSSE』http://npoposse.jp/magazine/index.htmlのvol.4に、「サルトル──ストライキは無理くない!」という文章を書きました。これは、サルトルが1952年に発表した論文「共産主義者と平和」を手がかりに1952年のフランスと現代日本の状況を比較し、政治・暴力・大衆の問題について考察した論文です。 サルトルの「共産主義者と平和」という論文は、サルトルがソ連と共産党をアツく擁護し、その「同伴者」となるきっかけとなった論文で、ある意味でとても評判の悪い論文です。ところが、今読んでみると、とても面白いのですね、これが。というわけで、一部を紹介します。 「一人の経営者がタイピストを必要とする。それこそ危機である。三十人の女性が、同じ能力をもち、同じ資格免許状をもって、応募する。経営者は彼女らみなをいっしょに呼び出し、彼女たちが望む報酬を自分に知らせるよう
不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 ここ最近、僕の興味の的となっているのは、ジョルジュ・バタイユと折口信夫。 「2009-07-11:東京国際ブックフェア」でもこの2人に関する本が含まれていました。 この2人に共通するキーワードは「古代」そして「生」。 2人とも歴史以前、文字以前の古代に焦点をあてながら、人間いや生命について考えている。 このあたりはいずれまとめてみたいと思っていますが、今日はバタイユの『エロティシズム』という著書から、こんな文章を引用。 生は、その全体から眺めてみると、再生(生殖)と死が織り成す巨大な運動である。生は絶えず生みだすが、しかし自分が生みだしたものを無化するためにそうしているのである。 バタイユは生というものを本質的に過剰に浪費するものとしてみています。その経済においては生産より
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