日本企業の多くが日々、全社DX(デジタルトランスフォーメーション)に挑戦しているはずだ。だが「成功している」と断言できる企業は少ないだろう。全社DXが鈍化する原因には、従来の組織運営のなかで築かれてきた組織や企業文化などがある。それらを突破するためには、「戦略」「人材」「テクノロジー/ソリューション」の3つの柱において、推進方針を定め実行していく必要がある。これら3つの柱について、KPMGコンサルティングが提唱する「DXMO標準化モデル」をベースに、全社DXを成功に導くために重要な論点について、最新事例に基づき提言する。事業部でDX推進を任されたリーダーの方々には、この“一歩進んだ苦悩”については共感いただけるはずだ。 日本企業の多くが日々、全社DX(デジタルトランスフォーメーション)に挑戦しているはずだ。だが「成功している」と断言できる企業は少ないだろう。全社DXが鈍化する原因には、従来
こんにちは。壮(@sew_sou19)と申します。 メガベンチャー企業でエンジニアとして働いています。 エンジニアにジョブチェンジした当初は、ドキュメントの書き方なんてこれっぽっちも分かりませんでした。読みやすいドキュメントを書くことが本当に苦痛だったのですが、考えて、試行錯誤し続けた結果、以下のような評価を得るに至りました。 リーダーから「君は情報の整理が上手でドキュメントが本当に読みやすい。チーム全体の能力向上に繋げたいからドキュメント書く際のポイント共有してほしい」と言われたので、意識していることを言語化しつつテクニカルライティングの本でインプットしてるけど、学びが多い。ついでにnoteにもまとめてる — 壮 (@sew_sou19) November 28, 2022 そこでこのnoteでは、僕がドキュメントを作成するときに、特に意識して実践している7つのことを書きます。(本当は2
・やりたいことはあるのに、なかなか行動できない ・企画業務や、新しいことを考えるのが苦手 ・思いついたこと、やらなければいけないことを忘れてしまう ・心の中がザワザワして、落ち着かないことがある ・受験や資格試験の勉強をしなくてはいけないのに、なかなか進まない ・人生を変えたいのに、なかなか良い目標が決められない (「プロローグ」より) こうした悩みはすべてノートで解決できると断言するのは、『仕事と勉強にすぐに役立つ「ノート術」大全』(安田 修 著、日本実業出版社)の著者。「デジタル全盛の時代に紙のノート?」と感じる方もいらっしゃるでしょうが、こんな時代だからこそ、紙のノートがさまざまな問題を解決してくれるのだと断言しているのです。 大学卒業後に入社した日本生命保健相互会社で厳しい社会の現実に直面するも、ノートを駆使した学習を実践することで壁を乗り越えることに。以後も勉強を続けることでソフ
メルカリが検索に「売り切れ品」を置く理由、初期のLINEが友だち追加を「電話番号マッチング」に絞った理由など、アプリのマーケティング施策まとめ30 ※本記事はnoteにて過去に公開した記事を転載したものです。数値などは取材当時のものです。 https://markelabo.com/n/n90b7898231e8 2017年〜2020年(+α)に取材した記事から、今でも参考になりそうな施策などまとめてみました。※数値等はあくまで取材当時のものです。 1、フリマアプリの検索結果に、あえて「売り切れ商品」を表示している理由(メルカリ) フリマアプリの「メルカリ」では、検索をかけると販売済みになっている、「売り切れ品」も表示されるようになっている。 あるとき邪魔ではないかと、検索結果から「売り切れ品」を消してみたら、あらゆる数値(継続率・購入率など)が悪化してしまった。 実は「売り切れ品」を置い
「他部門のことを考えたくない」問題 斉藤:では、最後の問題「他部門のことを考えたくない」という話をしますね。そうだ、次のスライドを出す前に、八子さんに話してもらおうかな。こういう問題、現実にありますよね。 八子:ありますよ。「他部門のことを考えたくない」というのは、手短に話すと「部分最適」ですよ。これも製造業の話で恐縮なんですが、設計部門の方々がとある技術を使って、業界でナンバーワンのものを作ったんですよ。うまく仕上げて、そのままリリースすればヒットにつながるだろうなと確約できるんですけど、製造部門の人たちがまだ作れないんですよ。 「わかるけど、それをそのままの設計で製造しようとするとめちゃくちゃコストが高くなるし、今の技術ではなかなか量産体制に持っていくことができない」と言うわけです。設計部門は「いやいや、だったら自社の工場でそれを作らなければいい」とか言うわけですよ。 それで製造の部門
「不安」とは、私たちがもつ危機管理能力のことです。ジャングルのなかでは、「どんな猛獣に襲われるかわからない」と不安になって用心するからこそ、自分を守ることができます。 ただ、不安が多すぎるのは、精神衛生上いいことではありません。行動心理学、解剖生理学、生態学、マーケティング、コーチングなど多分野の知見をもつエグゼクティブ・コーチである秋山ジョー賢司(あきやま・じょー・けんじ)さんは、「不安だらけの『今の自分』を変えるには、『理想の自分』をうまく使うべき」と語ります。 構成/岩川悟 取材・文/清家茂樹 写真/石塚雅人 自分の望みを活かして、「理想の自分」を描く 今の自分のメンターとして、理想の自分に伴走してもらう 理想の自分に共感してもらい、不安を安心へ変える 自分だけの強力な「武器とエネルギー」を認識し、覚悟する 自分の望みを活かして、「理想の自分」を描く みなさんが抱えている不安を思い浮
先日こちらのツイートをしたところ、大きな反響がありました。私が顧問をしている企業だけでもユーザーヒアリングで大きな間違いをしていて、せっかくやったのに良い情報が得られず時間を浪費してしまうのは超あるあるです。 顧問先に「ユーザーヒアリングは解決策じゃなく課題を聞くんだよ!お兄さんとの約束だぞ!」って今日だけで3回言いました…! ・意見を聞くな!ファクトを聞け! ・解決策を聞くな!課題を聞け! ・なんとなくヒアリングするな!ペルソナは超具体的に深掘れ! 人生であと1000回くらい言う気がする😇 — Shin Sasaki (@shin_sasaki19) February 22, 2022 ユーザーヒアリングとは歴史・手法ともに奥深く、突き詰めようとするとどこまでもやれてしまいます。 しかし、手法はあくまで目的達成のための手段です。今回は難しいフレームワークなどは使わず、プロダクト作りに関
はじめに 先日、Java Silver[1]の試験に合格しました! この記事は、私がJava Silverの勉強をする前に知りたかったな〜と思ったことをまとめた記事です。 私のこと ・仕事:SESでIT支援業務(2年目) ・Javaの実務経験:なし ・Java Silverの勉強をした期間:約3ヶ月 基本の勉強方法 黒本 電子版を買って、iPadの左画面で問題を見ながら、右画面でGoodNotes5(ノートアプリ)に答えを書いていきました。 黒本は問題と解説のページに相互リンクがないので、ちょっと大変でした。(iPadで解説を読むときは、iPhoneで問題のページを見るようにして乗り切った) 実際の試験ではPCに問題が映し出されるので、模試だけはPCで問題を見ながら解くといいかも…!(当日の問題はコードの行間が詰まっていて、かなり見づらかったです…) 黒本の進め方 1周目 「1章を解く→解
ダニング=クルーガー効果とは?ダニング=クルーガー効果とは「正しく自己評価ができず、過大評価してしまうこと」です。 認知バイアスと呼ばれる心理現象のひとつで、これまでの経験・先入観・直感などが作用して実際の評価と乖離した「錯覚」のことを意味します。能力の低い人が他人の能力を認識できずに、自身の方が優れていると考え、正しい自己評価ができない非合理的な心理現象の一つです。 ダニング=クルーガー効果は、経験・先入観・直感などが作用して実際の評価と乖離した「錯覚」が要因です。 ※認知バイアスとは、認知心理学や社会心理学で使われる用語で、生活習慣や人生経験、思い込みや固定観念が原因となって非合理的な判断や行動をとってしまうことです。 例えば、「能力の低い人が他人の能力を認識できずに、自身の方が優れていると考え、正しい自己評価ができない非合理的な心理現象が生じている状態」はダニング=クルーガー効果に該
事業背景 あらゆる産業において、新たなデジタル技術を使ってこれまでにないビジネス・モデルを展開する新規参入者が登場し、ゲームチェンジが起ころうとしています。こうした中で、各企業は、競争力維持・強化のために、デジタルトランスフォーメーション(DX:Digital Transformation)をスピーディーに進めていくことが求められています。 このような中で、我が国企業においては、自らDXを進めるべく、デジタル部門を設置する等の取組みが見られます。しかしながら、PoC(Proof of Concept:概念実証。戦略仮説・コンセプトの検証工程)を繰り返す等、ある程度の投資は行われるものの実際のビジネス変革には繋がっていないというのが多くの企業の現状です。 今後DXを本格的に展開していく上では、DXによりビジネスをどう変えるかといった経営戦略の方向性を定めていくという課題もありますが、これまで
ここでは主導する方が知っておくべきものをまとめています。 なおこの記事での 1on1 とは、バスケのハーフコートにおける 1 対 1 の攻防ではなく、職場における 1 対 1 の定期的な話し合いのことです。 1on1 で話すべきこと 業務以外の課題解決 なにか課題を抱えていると他のどの話題にも身が入らないため、まず話せる環境を作りましょう。同様に課題は業務効率を落とします。 ここでの課題は次を指しています。 健康上の課題 業務が原因で病院受診が難しい場合の業務量の調整など お互いの健康テクニックの共有なども Good 家族との課題 お子さんが夜泣きで寝不足などの場合は就業時間の調整など 親族と折り合いが悪いなどの場合、第三者としての意見や、自分の経験を共有する 社会上の課題 コロナ禍によるつらみの共有など 業務に連動するわけではないため、前回課題がなかったからといって今回もないと仮定しては
よく、仕様書を書いていなくて、書いてみたいけど、具体的な仕様書がネット上に落ちてなくってこまってるって相談を受けるので 「仕様書の記載内容のイメージ」を作りました! ※前提として「現在仕様書を書いていない、自社開発のMVP検証前後のフェーズのスタートアップ向け」に書いています。PMが仕様書、エンジニアがDesign Docを書く分担です。 ついでに、システム開発の基礎である「システム開発のV字モデルをベースにした設計書の紹介」も含めてまとめてみましたー! 大規模開発に使われたり、古くからあるフレームワークなので、スタートアップの方だと、システム開発のV字モデルの概念やそれにあわせた成果物を知らない人が多いけど、「要件定義書」と「設計書」を全てドキュメント化するとどうなるかを理解した上で、「仕様書」として情報を削る方が、考慮漏れ防止やエンジニアがやっている設計内容の理解につながるので、全体を
いつでもどこでもモノがトドク、世界的な物流ネットワークを創りたい、207株式会社のイナバです。 207の1on1、めっちゃ良いんです!! 先日の忘年会で業務委託の方に「207に所属していて良いところは何か?」とお聞きして「1on1、めっちゃ科学されていて良いですよね」という話題に上がるくらいには良いです! 私自身、業務委託で色んな会社を見ているのですが、たしかに207の1on1は凝っていると思います。 という事で、本記事では「どんな質問を」「どんな意図で」しているのかを代表にインタビューしてきたのでまとめていきます。 1on1をやる目的 そもそも1on1を実施してよかった点ですが、たくさんのメリットの中でも特に、 - 認識のズレをなくす - 信頼関係を構築する - アラートの早期検出 みたいな効果を享受できています。それぞれ、どういう意味かをご説明していきます。 認識のズレをなくす 業務上
SNS上でしばしば話題となり、共感を呼んでいるスライド資料。作成した慶應義塾大学の渡辺宙志准教授に聞きました
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