「経済教室」は日本経済研究センターの短期経済予測。竹内淳・主任研究員が7~9月期からの回復見通しは崩れないと分析しています。雇用改善が下支えとなって内需が立ち直り、輸出も遅まきながら回復するとみています。リスク要因としては新興国経済の混乱を指摘しています。
地方に焦点を当てた良記事だったね。「消費は物価と賃金で決まる」という当たり前の事実だ。外したエコノミストは基本に立ち帰りたい。グラフで注意すべきは、関東や都市部でも5月の戻しの水準が高かっただけで、その後の推移は、あまり違いがないことだ。経済水準の高い地域は増税に対応しやすかったのだろう。その後の推移は「全国的」に弱いね。 センター予測だが、米国に反動減はないのかな。中国は危ういし、海外は余禄と思った方が良い。公需の予算は前年並み、施工高で実質減か。賃金と雇用は、在庫増の中で伸び続けられるのかが鍵だ。したがって、ポイントは、消費者マインドより、鉱工業生産の在庫、所定外労働時間になる。これらが早く出る。悲惨な1997年も雇用悪化は晩秋からだったよ。 前回増税は、翌年10月になっても、まだ底入れしていなかった。そんな中で再増税になる可能性もあるということだよ。「増税しないと将来の不確実性から消
消費税増税ショックは「想定外」の激しさである。4~6月期の国内総生産(GDP)第1次速報値では、GDPの6割を占める家計消費が5・2%減(年率19・2%減)と、戦後最大級の落ち込みぶりで、これまで日本経済の先行きに楽観的だった海外メディアも「アベノミクスに試練」(英フィナンシャル・タイムズ8月14日付社説)と騒ぎ立てた。アベノミクス頓挫は、20年デフレが30年デフレになるばかりではない。安全保障・外交の国際社会で日本は中国に対する弱小国、負け犬として扱われかねない。 ところが、国内メディアの報道をみると、国内景気を楽観する一方で、膨張する中国についての現実を見ようとしない。 グラフを見よう。日中のGDP(名目)をドル建てでみると、アベノミクス効果が出たはずの2013年の日本は4・9兆ドルで、前年比で17%減、対する中国は9・2兆ドル、同12%増と、日本との差をさらに広げている。GDP速報値
政治ブログランキング、いつもクリックありがとうございます! 徳間書店刊 「日本経済のミステリーは心理学で解ける」 全国の書店で好評発売中です! ↑この本の目次項目一覧はこちら 改めて、 私がこの新著をどうしても出したかった理由 について説明させて頂きたいと思います。 【新著の出版目的 その1】 もちろん、第一に「日本の国の借金は大丈夫だ」論を広めるため、であります。 ただ、「日本の国の借金は大丈夫だ」というのは半分だけ正解で、半分は間違いとも言えます。 より正確には、 「日本の国の借金が大変だと過剰に恐怖していると、将来における水、食糧、エネルギーなどを確保するための投資ができなくなるため、財政破綻などよりずっと恐ろしい物流上の破綻を防げなくなってしまう。 これまでの世界各国の財政破綻の歴史を振り返れば、いまのところ、日本の財政はむしろ世界でも最も余裕がある状態と言える。余裕のあるうちに、
「日本の財政は厳しいので、いずれの増税はやむなし。でも、今、そして消費税である必要はなかった。低所得者や事業主への負担も大きく経済は冷え込むでしょう」 とは、経済学者の飯田泰之氏だ。「社会保障のためならば増税は仕方ない」という世論もあるが、必ずしも社会保障のために使われるわけではないらしい。 「消費税は目的税ではないので、使い道は決められていない。消費税法案が衆院を通過した直後に“整備新幹線の認可”が下りましたが、これは『消費税を公共事業にも使いますよ』という意思表示だと思いますね。『予算があるなら使わなきゃ』という発想です」 また、消費税増税論を語る人には「日本の消費税は欧米と比べて低いので上げても問題ない」と指摘する人も。 「とんでもない。各国の税収構成比のグラフから消費税の割合を見ると既に日本はそんなに低くないのに、今回の増税によって倍になる。また、『欧米に見習って食料品は軽減税率を
都会は人口規模や総生産にくらべて年少者に投資しないからなぁ。外から安く収穫するのが染み付いてしまっている。
通信社などの勤務を経て、フリーのジャーナリストに。1997年から日本の「ひきこもり 」界隈を取材。東日本大震災直後、被災地に入り、ひきこもる人たちがどう行動したの かを調査。新刊は『ルポ「8050問題」高齢親子〝ひきこもり死〟の現場から 』(河 出新書) 他に『ルポ ひきこもり未満』(集英社新書)『ひきこもる女性たち』(ベ スト新書)、『大人のひきこもり』(講談社現代新書)、『あのとき、大川小学校で何 が起きたのか』(青志社)など多数。TVやラジオにも多数出演。KHJ全国ひきこも り家族会連合会本部広報担当理事。東京都町田市「ひきこもり」ネットワーク専門部会 委員なども務める。YAHOO!ニュース個人オーサー『僕の細道』 「引きこもり」するオトナたち 「会社に行けない」「働けない」――家に引きこもる大人たちが増加し続けている。彼らはなぜ「引きこもり」するようになってしまったのか。理由とそ
景気回復が続き、株も上がったが、多くの米国人は経済は悲惨だ、と思っている、という調査。 http://t.co/bzbK2DYT6D 中間層は昔より貧乏になった、あれっ、物価が上がって給料が上がらない日本もそうじゃないか。
マーケティング4Pと言えば、あのフィリップ・コトラー教授が提唱したものだと思われているが、実は違う。にもかかわらず「コトラーがマーケティングの父」と言われるのはなぜか。9月に東京で開催されるワールド・マーケティング・サミットが開催されるのを記念し、コトラーが在籍するノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院の卒業生が、コトラーの業績を語る。 コトラー本人による理論とは? フィリップ・コトラーと言えば、言わずと知れたマーケティングの大家である。日本でも、分厚い著作(代表的には『マーケティング・マネジメント』)が翻訳されている。ちなみに、なぜあのように分厚い本になってしまうのかというと、多くのビジネススクールの、多くのマーケティング科目(コア科目のみならず選択科目にも)に、1冊で対応するためである。このため出版部数が大きくなり、マーケティングのバイブル的な地位を堅固なものにした。 岸本 義之 (き
という企業理論で言われていることを実際に実証したNBER論文が上がっている。論文のタイトルは「Corporate Taxes and Capital Structure: A Long-Term Historical Perspective」で、著者はFrancis A. Longstaff(UCLA)、Ilya A. Strebulaev(スタンフォード)。 以下はその要旨。 We study the relation between leverage and corporate tax rates using an extensive data set constructed from all corporate income tax returns filed with the IRS from 1926 to 2009. This data set includes financi
他社のWebサービスなどから流出したアカウント(ユーザーIDとパスワード)のリストを使って、別のWebサービスに対して不正ログインを試みる「リスト型攻撃」が後を絶たない(図1)。国内ネットサービスの多くが被害に遭っている(関連記事:「リスト型攻撃」が止まらない)。 リスト型攻撃は、「リスト攻撃」「パスワードリスト攻撃」「アカウントリスト攻撃」などと呼ばれている。2013年末ごろからは、総務省が発表資料などで「リスト型アカウントハッキング」という名称を使っているため、Webサービス提供者なども、この名称を使うようになっている(関連記事:リスト型アカウントハッキング)。 リスト型攻撃では、特定のIPアドレスから、数万回から数百万回にわたって不正なログインが試行される。だが、一つのユーザーIDに対するログイン試行は1~2回であることがほとんどなので、正規ユーザーのログイン試行と区別することが難し
英帝大勝利www。 Britain is now the 'lowest-cost manufacturing economy of Western Europe' (英国は今や「西欧で製造コストが最低の国」) By Ben Wright, Senior City Editor Telegraph: 5:00AM BST 19 Aug 2014 Stable wages and improved productivity over the past decade made the UK increasingly competitive even compared to many Eastern European countries この十年間に亘って賃金が安定し生産性が改善されたことで、英国は多くの東欧諸国と比べてすら競争力を高めました。 The UK is recovering its
東の島国は西の島国の悲喜劇をよく見ておくと良いですね。 最近BBCのドキュメンタリーではスチュアート朝が花盛り…BBC Scotland製作のものはやっぱりそれっぽくてニヤニヤしますね。 個人的にはユダヤ系のセンセの再放送が面白い(10年ちょっと前のシリーズですが、あれほど「クロムウェル憎し」な方は初めて見ました)。 マーさんのは期待していたのにイマイチ。人気あるのにドキュメンタリーやるといつもぶっ叩かれますね、この方。 でも!一番好きなのは可愛い可愛い本当に可愛いルーシーせんせいのドキュメンタリー。新作楽しみです。 English reject Alex Salmond's plan to share the pound (英国人、サモンドのポンド共有プランを却下) By Simon Johnson, Scottish Political Editor Telegraph: 12:01A
今日からまたタイヘンタイヘン。 土曜日の記事だしどうしようかと思いましたが、あげちゃいますね。 英国は派兵するのか、空爆に加勢するのか、人道その他の支援物資以上のことをするのか、そもそも議会の夏休みぶった切りをやるのかやらないのかで大騒ぎですが、それと同時にウクライナの方も急激に温度が上がっていて、しかもスコットランドがギャースカギャースカ言ってて、来月の(スコットランド)国民投票の結果で「独立!」となったら兵士の数が思いっ切り減るんだけど大丈夫かとか…でもってインフレ率が下がったおかげでまたポンド安(得意の死んだふりか)。 この国際的な大問題を前に「独立!でもポンドは使うのだ、ウェーハッハッハ」とかスコットランドがやらかしたら大顰蹙じゃないのかしらとちょと心配したつもりになってみる…。 ああ、タイヘンタイヘン。 …Honourable Womanの最終回が楽しみです…。 David Ca
7月のコンビニの回復は鈍かったし、8/19の百貨店も同様だった。第一生命の高橋大輝さんによれば、百貨店の季調値は前月比マイナスらしい。7月の貿易統計も純輸出は横ばい圏で牽引力はなかった。気になるのは在庫増と減産の行方だ。止まらなければ、1997年の二の舞になるから、ハラハラして眺めている。V字期待の楽観論者は気楽でうらやましいよ。 2011/5/30の社会保障改革に関する集中検討会議(第9回)では、1997年の消費増税のマイナスの所得効果は0.3兆円で、景気後退の主因ではないとされたが、今回の4-6月期の家計消費(除く帰属家賃)は、駆け込みの2倍を超える落ち込み分が年換算値で4.1兆円にもなる。これの主因は何かな、お天気かね。 それから、検討会議の報告では、「増税や負担増が必ずしも景気後退をまねいてはいない」らしいし、「将来不安が払しょくされることにより、経済に与える影響は小さくなる 」そ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く