一連の問題の根底には、国民の視線を軽視しがちな農水省そのものの体質もあるのだろう。農業団体や族議員とのつながりが強く、生産者優先、省益重視の発想から抜け切れない。特に、旧食糧事務所などが母体になっている農政事務所は親方日の丸意識が根強いといわれている。 この問題は難問過ぎてどうしようもない。本気で取り組む人なんていないでしょう。
まあ、そうでしょう。身を引くべきだということ。結論からすれば。そして、それは小沢はもうわかっているでしょう。 以下は野暮で。 政治家に不祥事が持ち上がった時、問われるのは法的責任だけではない。重い政治責任を負わねばならない。政権をうかがう大政党の党首となれば、なおさらである。 それは違う。今回のケースでは不祥事を決めたのは検察で、検察の道理というのを朝日というジャーナリズムがどう判断するかによる。そこを短絡的に世論と一体化した正義であってはいけない。今回の流れでは、小沢聴取報道をネグっていたあたり、あまり朝日は褒められたものではない。 民主党の小沢代表の公設第1秘書が、西松建設の違法献金事件で起訴された。政治資金規正法違反の起訴事実は、逮捕容疑とほとんど変わらず、あっせん利得や収賄など別の容疑に広がることはとりあえずなかった。 つまり、朝日内部でそこが割れていたのだろうと思う。ただ、この事
⇒livedoor ニュース - ◎老後の不安40倍=仕事優先、高いストレス−オランダ人と比較調査・ヤクルト 仕事の優先度は4倍以上、老後の不安は40倍−。ヤクルト(東京都港区)の調査で、日本人がオランダ人に比べ、懸命に働いているのに、満足度は低く、将来に大きな不安を抱えている姿が浮き彫りになった。 コミュニティが崩壊ちゃったというか個人主義が結局なかったというか。 というか、個人主義があるとコミュニティの連帯が生じるものだけど。 でもなぁ。 はてなも村になってしまうし、それがコミュニティかというと微妙な感じだし。 他者に対する不信と信頼がどうも微妙で、つい徒党になってしまう。 まあ、徒党というかだけみるとアメリカのほうがきついけど、なんか微妙に違う。あいつらの徒党はマジ怖いけど、日本のはなんか唐傘連判状みたいで顔が見えない。
率直にいうとそして放言だけど、バカみたいと思った。麻生政権解散を言えば正しいようなツラができそうなありがちな偽善にもうんざりする。 政治を早く再生しなければならない。自公の与党が勝てば「ねじれ国会」は変わらないものの、直近の民意を支えに強力な政治を行うことができる。民主党が勝てば、ねじれは解消され、政治の歯車は回り出す。 自公が勝てば現状と同じかさらに混迷が深まる。民主党が勝てば「ねじれは解消され、政治の歯車は回り出す」ってどんな歯車が回るのか、教えてほしい。経済問題、外交・軍事問題、何も見えない。 早期解散を求めるのは当然だが、それだけでは足りない。自分たちの政権では、どんな政策を、どんな優先順位で、どう実現していくのか。内政、外交の両面で具体的なプログラムを明確に掲げてもらいたい。その作業を急ぐべきだ。それなしに、政権交代の主張に本当の説得力は生まれない。 だから話が逆なのだ。民主党が
言っても詮無い時代になったけど。 六全協が55年。まあ、共産党革命に希望を持つわけでもないけど、これで、戦後、まず、なにかが終わった。というか、その2年後に私が生まれた。 ⇒日本共産党第6回全国協議会 - Wikipedia この六全協で北京にいた徳田球一書記長の死が発表され、第一書記に野坂参三、書記局員に紺野与次郎・志田重男・宮本顕治を選任した。共産党はこれまでの山村工作隊など武装闘争路線に終止符を打ち、所感派と国際派に分裂し、暴力行為や査問と称したリンチも含む激しい対立を繰り広げていた党は統一へのあゆみをはじめた。 日本共産党を作ったのは、沖縄、名護んちゅう、徳田球一だよ。 ⇒徳田球一 - Wikipedia 沖縄県名護市出身。「球一」の名は「琉球一の人物」になることを願って付けられた。旧制沖縄県立第一中学校(現沖縄県立首里高等学校)卒後、旧制第七高等学校に入学するも、教官の琉球出身者
山谷ブルースと流れ者をアカペラで歌う時代がありましたよ。 山谷ブルース⇒YouTube - 岡林信康『山谷ブルース』 今日の仕事はつらかった あとは焼酎をあおるだけ どうせどうせ山谷のドヤ住まい 他にやることありゃしねえ (中略) 人は山谷を悪く言う だけどおれ達いなくなりゃ ビルもビルも道路も出来やしねえ 誰も分かっちゃくれねえか だけどおれ達や泣かないぜ 働くおれ達の世の中が きっときっと来るさそのうちに その日は泣こうぜうれし泣き これを森進一で歌うのですよ。マジですってば。八代亜紀でもいいすよ。 ⇒YouTube - 流れ者 / 岡林信康 はんばはんばと渡ってく 俺は一生流れ者 流れ流れてどこまでも 明日を知れないこの俺さ 工事終ったその日から 俺もいないさこの町に はんばはんばと渡ってく 俺は一生流れ者 号泣⇒YouTube - チューリップのアップリケ/岡林信康 高度成長時代っ
ひょっとすると麻生首相は、過度の悲観論に陥るのを避けたいのかもしれない。だがここは、現実の深刻さに正面から取り組んだ方がいいだろう。 それなりに取り組んでいると思うが。 もともと出来ることは限られているし。 自動車産業は日本経済の未来をも左右する。自動車産業に限らず、いま適切な対策は何か、どこまでが政府の責任で、どこからが自助努力の範囲なのか。そこを政府や国会が判断しなければいけない局面に来ている。 「自動車産業は日本経済の未来をも左右する」という日本は終わったのですよ。自動車産業について政府の責任なんか考えるより、国民生活の消費文化を新しく構築していくしかない。カネというのは使って終わりにしてきれいすっぱりなくして死ぬのがよろしいのですよ。
私としては導入してもかまわないしいいんじゃないかくらいだけど、これだけ闇を抱えた日本だとできるのだろうか。これはあっという間に住基ネットとリレーションして、おそらく強烈な差別社会を生み出すだろう。でも、それがようするに狙いの一つでもあるのだろう。それで私自身は困らないといえば困らないし具体的にはメリットのある側なんだろうが、そういう社会でいいんだろうかとは疑問に思う。
民主党も改革案を発表した。1兆円を投じて戸別所得補償制度を導入するという。欧米でも導入されている農家への直接支払いだ。しかし、民主党は減反を続けるとしている。これではなんのための新制度かはっきりしない。また、大半の農家を補償対象としているので、ばらまき的な「農家版の定額給付金」になりかねない。強い農家を育てる誘導策を組み込むべきだ。 直接補償はWTOに抵触しない。また日本の農家の大半は兼業で、就労の年齢も高く実際には生活補助に近い状態になっていると思われる。そのなかで全体として強い農家を育てるのには無理があり、やむをえない。 もっとコメを作りたいという農家にも減反を迫る「締め付け」が全国の農村でおこなわれているのだ。一方で、農業人口335万人の6割近くが引退間近の65歳以上なのに、受け継ぐ世代が育っておらず、新規参入も少ない。出るくいが打たれるような職業に若者が魅力を感じるはずがない。 そ
グローバル恐慌―金融暴走時代の果てに (岩波新書): 浜 矩子 この読者評で。 バブル経済の破綻に伴う不良債権処理を経験した日本は、世界に何かを教えられるのではないかということについて、著者は「世界が日本から学べる時期は過ぎた」と手厳しい。また「2006年秋ごろから、兆候は見えていたのに・・・・・」というなら、先生、なんでそのとき何らかの警告を世間に発さなかったのか。 いや浜先生はその時から警告を出していたんですよ。昨年の正月番組だったかBSの世界経済の討論でも強く懸念と警告を出していました。(どうでもいいけど、浜先生はおっかなくて親戚にいたらびびりそうなタイプ。) ただ、その警告が当たりなのかというと微妙なんだけど。 なお、今回の世界不況の遠因が日本の長期にわたるゼロ金利政策と量的緩和措置にあるとする見解を述べているが、はてさて・・・・・。 ここは難しいところ。FTはその説をやや支持して
週刊新潮の襲撃実行犯の話があり、読んだ。次回がさらに面白そうではある。 ⇒asahi.com(朝日新聞社):本社阪神支局事件 実行犯を名乗る男、週刊新潮に手記 - 関西ニュース一般 この男性は05〜06年、朝日新聞へ「襲撃事件の実行犯」と名乗って手紙を送ってきており、朝日新聞は当時、男性に会って取材した。今月、週刊新潮編集部から、男性の「証言」が事実と合致しているかどうか問い合わせを受けたが、面会内容や取材結果から「本事件の客観的事実と明らかに異なる点が多数ある」と回答している。 また男性は朝日新聞記者の取材を受けた時の状況についても触れ、「(記者が)喧嘩(けんか)腰で怒鳴る」などと書いているが、そうした事実はない。 「朝日新聞は当時、男性に会って取材した」は新潮の記事をさしているのか、朝日新聞として新潮記事に合わせて「そのとおりだ」という証言をしたのか。率直にいうと朝日新聞はこういうこと
減反をやめた場合、どのような影響が出るのだろうか。コメの生産量が大幅に増えることで価格は下落するが、消費量は上向くことが期待できる。現在、40%にまで落ち込んだ食料自給率の向上に役立ちそうだ。 コメ農家の収入は落ち込むが、その分は減反に使ってきた2000億円近い補助金を転用し、国が直接、農家に所得補償をすればよい、という指摘がある。 こうした所得補償は、欧州各国では一般的で、WTOでも認められている。 所得補償の対象を、コメを専門に耕作する専業農家に限定すれば、低かったコメの生産性も向上するはずだ。 食料自給率の与太はさておき、そうするしかなくなるのだけど。 とはいえ、今すぐ減反を廃止すれば、兼業農家などへの影響も大きい。コメの流通が混乱し、米価が乱高下する恐れもある。 農地政策の改革なども併せ、幅広い視点から、日本のコメの将来像を議論してほしい。 議論しても先の話以外はないと思うし、たぶ
オバマ氏の登場は政治における「言葉の力」の大きさを再認識させてくれたのは確かだ。 私は逆に思った。オバマの言葉は聞いていると単語レベルはそう高くはないから、その単語知らないなというのは少ないのだけど、何を言っているのか背景知識が問われるなと思った。 ⇒はてなブックマーク - でんでん♪のブックマーク - 2009年1月22日 denden-cafe finalventさんの訳文がひどい。日本語として変だし、ニュアンスも相当外してる。//ex.「貶められることなく引退できるように」って意味わかんね。「尊厳ある老後を送れるように」だよね?他にも突っ込みどころ満載。 2009/01/22 私は逆に、「尊厳ある老後を送れるように」という意味がわからなかった。なぜこの文脈で尊厳が出てくるかというと逆の状況があると思い、そういえば、引退者が社会的に貶められている状況を思った。自分の訳が正しいとは思わな
盛岡市にある「もりおか女性センター」が、昨年暮れに起業講座を開いた。20代から50代の14人が参加した。 街中で自然食の民宿を開きたいのは40代の主婦だ。「夫の転勤先の海外で知った朝食だけを出す宿にしたい」 派遣社員で働きながら、社会保険労務士の資格をとったので、自営につなげたいという女性もいた。 女性のパワーが、いきいきとした地域を生み出すことを予感させられた。財政難でセンターを縮小しようとする自治体も出ているが、逆にこうした活力を生かさない手はない。 暮らしの場で存在感のあるセンターがいまこそ求められている。 シャドーワークを社会にまで広げましょうということかな。印象としてはぞっとするね。
このところ、目に付くことは資金繰りがつかなくなり、倒産に至るケースだ。08年は全体の約3割を占めている。黒字倒産も少なくない。 なぜ、昨年来、資金繰り難を原因とする倒産が増加しているのか。金融機関の貸し渋りを指摘しなければならない。また、大手企業が株式・債券発行など直接金融のめどが立たないため、金融機関からの借り入れに回帰したあおりで、中堅・中小企業に資金が回りにくくなっている。 まったく。 資金繰りがつかず、経営破綻(はたん)に立ち至れば、雇用も失われかねない。国民の安心を維持する観点からも、対策を講ずることで避けられるのであれば、早手回しに実施する必要がある。 日比谷の越冬闘争よりこっちが大切なんだと思うのだけどね。
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