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ユーロに関するguerrillaichigoのブックマーク (7)

  • ギリシャ救済の愚 欧州危機は通貨危機にあらず

    ユーロ圏の混乱が続いている。 ギリシャがユーロ圏に留まれない、イタリアが離脱するなどの噂が飛び交っている。 しかし、この危機は通貨危機なのだろうか。通貨危機は、これまで何度も起きている。割高な通貨を維持しようとした国が、投機家の攻撃を受け、力及ばず屈服するというのが通貨危機である。 新しいところでは1997年のアジア通貨危機がある。92年のポンド危機も有名である。このとき、現在は哲学者、慈善家を自認する世界的投機家ジョージ・ソロス氏がポンドを売り浴びせ、安くなったところで買い戻して10~20億ドルの利益を得たと言われている。 通貨危機なら後に好況をもたらす なぜ通貨危機が起きるのだろうか。伝統的な危機であれば、そのメカニズムは単純だ。通貨を割高に固定すれば競争力が落ちて輸出が減少し、輸入が増え、経常収支は赤字になる。輸出競争力を高めるためには、賃金を下げて輸出物価を下げるしかないが、そんな

    ギリシャ救済の愚 欧州危機は通貨危機にあらず
    guerrillaichigo
    guerrillaichigo 2012/07/05
    さすが原田さん。ちょっと皮肉を利かせつつ正確なことを書く。
  • 大恐慌時の金本位制と現在のユーロとの違い - himaginary’s diary

    についてアイケングリーンがProject Syndicateに書いている(Economist's View経由)。以下は彼の挙げる当時と現在の相違点で、これらの違いによりユーロは金位制と同じ運命を辿らずに存続できるかもしれない、と彼は言う。 単一の中央銀行 考え方の異なる中央銀行が足並みを揃えて金融政策を実施するのは言うは易し、行うは難し。一方、ECBはその気になればユーロ圏全体をリフレートできる。問題はその意思があるかどうかだが…。 失業保険の充実 最近の社会保障制度の削減にも関わらず、現在の失業給付は当時よりも多い。そのため、ユーロを放棄せよというポピュリスト的な圧力も当時より弱い。 政治環境の良好化 当時はドイツの再軍備に対するフランスの不信があり、中欧金融危機の対処への協力をフランスは拒否した。オランド大統領就任後に独仏関係が緊張するとしても、当時の緊張関係はその比ではない。 ま

    大恐慌時の金本位制と現在のユーロとの違い - himaginary’s diary
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    guerrillaichigo 2012/05/12
    アイケングリーン、(ユーロ諸国の)その合意が取れた対処法――緊縮策――は患者を殺しつつある。
  • ドイツにとってのユーロ圏維持の利害:深尾光洋の金融経済を読み解く 日本経済研究センター

    欧州におけるドイツの立場 EUの中核国であるドイツとフランスは、19世紀以降だけに限っても、何度も大きな戦争を経験してきた仇敵であった。フランスがドイツを席巻したナポレオン戦争、その仕返しでフランスが敗れた普仏戦争、さらに2回の世界大戦である。ドイツは第1次、第2次大戦のいずれにおいても戦争を仕掛け、その両方に敗れている。第1次大戦の後は戦勝国からベルサイユ条約によって巨額の賠償金を課され、支払いが困難になると、フランスにルール地方を占領され、その後のゼネストでハイパーインフレを経験した。また第2次大戦の敗戦では、ドイツは現在のポーランドの相当部分にあたる大きな領土を失い、その土地に住んでいた多くのドイツ人は大幅に小さくなったドイツに帰ってきた。さらに、ベルリンが陥落するまで戦ったナチス・ドイツは、国土と首都ベルリンを戦勝国である米、英、仏、ソ連に分割統治され、冷戦の中で分断国家の悲劇を味

    ドイツにとってのユーロ圏維持の利害:深尾光洋の金融経済を読み解く 日本経済研究センター
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    guerrillaichigo 2011/12/24
    政治目的で導入されたユーロ。低インフレ率にもかかわらずユーロ圏内の固定相場で貿易黒字を続け、債権を増やしたドイツ.
  • ドイツが「ユーロを去るぞ」と脅迫 : Market Hack

    英ガーディアン紙に10月末に改正が決まったリスボン条約改正の交渉の席上、ドイツのアンゲラ・メルケル首相が「嫌ならドイツはユーロを去るぞ」とギリシャを脅していたことがすっぱ抜かれました。 それによると10月28日のブリュッセルでのサミットの席上、ギリシャのパパンドレウ首相はドイツのリスボン条約改正提案に対し、まず国民投票で民衆の意見を聞くことをせずにリスボン条約を改正するのは「民主主義に反している」と発言しました。 これに対してメルケル首相は「欧州連合がこんな仲良し倶楽部になるのなら、ドイツはユーロを去った方がマシだ」と威嚇したそうです。 今回のリスボン条約改正ではこれまでギリシャを救うために使われてきた欧州金融安定取極(EFSF)をもっと恒久的な制度にすることが合意されました。 このリスボン条約の改正は結局欧州の各国の国民の承認を待つことなく、先日のアイルランドの救済でESMというカタチで

    ドイツが「ユーロを去るぞ」と脅迫 : Market Hack
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    guerrillaichigo 2010/12/05
    ドイツが抜ければユーロはもっと下落しギリシャ等はおおいに助かるのではないだろうか。
  • スペインに関するクルーグマンのインタビュー : Market Hack

    バルセロナの新聞、『ラ・ヴァンガーディア』に掲載されたポール・クルーグマンのインタビューが結構、面白いので抄訳します: (前半部分省略) 質問:去年の12月にあなたは欧州の辺境国で起きている経済危機が大きな問題に発展すると警鐘を鳴らされましたが、その中で「今後、危機の中心は米国の住宅市場から欧州の辺境国へと移るだろう」と宣言されました。辺境国というのはスペイン、ギリシャ、ルーマニア、ブルガリア、ハンガリー、バルト三国などを指していると理解していますが、このところギリシャをはじめ欧州のソブリン格付けの問題が急に注目されてきたように思います。あなたがそもそもこの問題に早い段階から気付かれていた理由はどうしてですか? クルーグマン:全ては数字ですよ。それらの国々における巨大な経常赤字は「バブルがここに発生している!」と絶叫しています。マクロ経済のデータからいろんな不均衡を見出すことは危機を事前に

    スペインに関するクルーグマンのインタビュー : Market Hack
    guerrillaichigo
    guerrillaichigo 2010/01/04
    経済が完全に一体化していないのに通貨が共通だと名目値で調整しなきゃいけないので、不況に苦しむ。金本位制や他国通貨にペッグしているときみたいに。
  • 【2010年 世界市場の見通し】欧州に時限爆弾! ユーロが売られる!![広瀬隆雄]-ダイヤモンド・ザイ・オンライン

    【今回のまとめ】 1.欧州連合内の「落ちこぼれ国」の処遇をどうするかが鍵を握る 2.EUの結束は緩み、ユーロの信用は低下する 3.それは米ドル高を意味する 4.ユーロ安で恩恵を受ける、欧州の輸出企業の株式に妙味 ■世界のマーケットの鍵を握る欧州  2010年の世界のマーケットを考える際、決定的な鍵を握っているのは欧州です。  それも俗に「PIIGS(ポルトガル、アイルランド、イタリア、スペイン)」と呼ばれるソブリン・リスク(国の債務に関するリスク)を抱えた国々に何が起きるかによって世界の金融市場の方向性は決まるでしょう。  「PIIGS」の抱える経済問題は簡単に解決できない根の深い問題です。従ってこの問題は2010年を通じて、ずっと欧州を悩ませ続けると思います。  欧州連合(EU)がいかなる解決策を取った場合でも、通貨としてのユーロの信認は低下するでしょう。このためユーロは基調として安くな

  • EUの新たな問題:利己的なドイツ人  JBpress(日本ビジネスプレス)

    2009年05月05日(火) [ The Economist ] EUの新たな問題:利己的なドイツ人  [The Economist] 「普通」に戻り始めたドイツは、自国中心主義に傾き、欧州の一員としての意識を失いつつあるあるように見える …続きを読む

    guerrillaichigo
    guerrillaichigo 2009/05/07
    景気が悪くなると統一通貨ユーロの難しさがでてくる。
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