ソウル日本人学校園児襲撃事件(ソウルにほんじんがっこうえんじしゅうげきじけん)は、2004年1月29日に大韓民国ソウル特別市江南区で発生した事件。 概要[編集] 2004年1月29日、ソウル日本人学校前で通学バスから降りた同校の幼稚園児2人が、待ち伏せしていた韓国人の男(慶尚北道在住、無職)に襲われ、うち1人が斧で頭を殴られた。男は別の園児を襲おうとしたが、学校の警備員に羽交い締めにされ、取り押さえられた。 男は、犯行の前日に飲食店で焼酎を飲んだ際に「日本語を話す男3人とけんかになり、腹などを殴られ、腹が立った」ことで犯行を思い立ち、斧は犯行直前に購入した旨を供述した[1]。警察当局は「事件当時、男はまだ酔った状態だった」として、政治的な背景については否定した[1]。また、男の体に暴行の形跡が無く、男の精神状態が不安定で供述内容も一貫性を欠くとして、供述の信用性は低いと判断した[2]。 犯