OPEC=石油輸出国機構とロシアなどの主な産油国は、来月の原油の生産量を1日当たり64万8000バレル増やし、供給を一段と拡大させることを決めました。世界的に需要が高まる中、制裁を受けるロシアの生産の落ち込みを補う姿勢を示した形ですが、原油価格の値下がりにつながるかは不透明です。 OPECとロシアなどの産油国で作る「OPECプラス」は2日、オンラインで会合を開き、今後の原油の生産量を協議しました。 その結果、これまで月ごとに日量およそ40万バレルずつ増産するとしてきた従来の計画を引き上げ、来月は64万8000バレル増産することを決めました。8月も同じ水準で増産する計画です。 原油の供給を一段と増やすことについて産油国は、世界で経済活動が活発になり需要が高まっていることや、生産能力の向上が見込めるためとしています。 OPECプラスの主要なメンバーであるロシアの生産がウクライナへの軍事侵攻で制
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