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ブックマーク / hrkntr.hatenadiary.jp (20)

  • ゲーテ「ファウスト」を巡るクラシック音楽作品 - think two things

    ヨーロッパのクラシック音楽作品を見ていると、「ファウスト」を題材にした作品が少なくないように思う。ゲーテのテキストを用いたり、「ファウスト博士」の伝説を使ったりの違いはあるが、ヨーロッパ人にとって「ファウスト」の存在が決して捨て置けるようなものでないことは伝わってくる。西部劇がいつも、「トゥーム・ストーン」で「ワイアット・アープ」で「ドク・ホリデイ」をやっているように、日が「忠臣蔵」だったり「幕末モノ」が繰り返し取り上げられているような雰囲気を連想する。 そもそもこの「ファウスト」とは、実在するゲオルク・ファウストという人物をモデルにしているらしい。神聖ローマ帝国時代に生きたドイツの占星術師・錬金術師で、1480年頃に生まれ、1540年に錬金術の実験中に爆死をしたという逸話を持つ。ゲーテがこれを題材に書き始めたのがいつなのかは分からないが、Wikipediaのゲーテの作品の項目では「一生

    ゲーテ「ファウスト」を巡るクラシック音楽作品 - think two things
    halca-kaukana
    halca-kaukana 2010/01/22
    ヨーロッパの人にとって「ファウスト」は大きなものなんだ。それ以前に「ファウスト」のことをよく知らない。様々な楽曲に触れながら、「ファウスト」にも親しんでみよう。
  • クレメンティ「ソナチネ」を弾いている - think two things

    昨日、クレメンティの「ソナチネ」作品36の楽譜をダウンロードしてきて、寝る前に少し弾いてみた。指番号通りに弾けば当に効率的に簡単にこなせることを、小学生の頃の僕自身に教えてあげたい。 小学生の頃の僕がピアノを弾く気になったのは、ピアノ教室の待ち合いの間に読めるマンガ*1に惹かれたのが第一だけど、その次としては妹が弾くクレメンティの「ソナチネ」の存在が大きかったと思う。特に作品36の3の、爽やかで、動きがあって、ドラマティックに迫ってくるところに魅了された。それを自分で出来るところにも魅力を感じた。比較的、簡単でもあるし。 今弾いて聴くと、野暮ったい感じも若干あるが、それにも親近感が沸く。レッスンで使われ続けているのは、何も慣習だけではないと思うのだ。 *1:あだち充の「みゆき」「ラフ」はここで読んだ。

    クレメンティ「ソナチネ」を弾いている - think two things
    halca-kaukana
    halca-kaukana 2009/10/11
    「それにも親近感が沸く。レッスンで使われ続けているのは、何も慣習だけではないと思うのだ。」/弾きこなせるようになりたいなぁ。
  • 交響曲の年表 - think two things

    「交響曲の年表」を無理やり作ってみた。 モーツァルトの交響曲第41番「ジュピター」が作曲された1788年から始めて、第2次大戦が終わった1945年でひとまず区切っておく。作曲家が属すると思われる地域ごとに分けた。手に入った情報から随時追記を続けている。出来上がった表を眺めてたら何かを思い付きそうなので、このままにしておく。間違いや、新しい情報がありましたら、ご教示下さい。 西暦 情勢 ドイツ・オーストリア イタリア フランス 東欧・北欧 ロシア・旧ソ連 イギリス・アメリカ その他・日 1788 モーツァルト:第41番「ジュピター」 ボッケリーニ:ハ短調 Op.41 1789 フランス革命 ボッケリーニ:ニ長調 Op.42 1790 ボッケリーニ:ニ長調 Op.43 1791 ハイドン:第94番「驚愕」、第96番「奇跡」 1792 ボッケリーニ:ニ短調 Op.45 ドヴィエンヌ:ジュマープ

    交響曲の年表 - think two things
    halca-kaukana
    halca-kaukana 2009/06/05
    わかりやすい。こうやって見ると時代や作曲家の変遷がよくわかる。
  • 演奏会批評に存在意義はあるのか - think two things

    僕も勝手なことを頻繁に書くので人のことは言えないのだけど、クラシックのいわゆる演奏会批評というものに存在意義はあるのだろうか、と疑問に思っている。 書評なら、どんな酷評であれ、批評を読んだ人間がその書籍を手にし読みさえすれば、批評に反論したり共感できたりする。美術批評を読んだ人間は、評の対象となった作品にまた出会い、鑑賞者として参加することが出来るだろう。CD批評なら、自分自身で身銭を切って同じ立場で何かを語ることが出来るはずだ。ほか映画批評も、単発の公演でない演劇興業への批評でも、批評に接した人間が作品にアクセスする可能性は残されている。 それではクラシック*1の演奏会批評はどうだろうか。 演奏会批評の対象となるクラシックの演奏会は、他の分野の芸術やエンタテインメントとは成り立ちが大きく異なり、音楽誌や新聞に掲載される頃には既に終わってしまっている。再現不可能なものなので、存在がなくなっ

    演奏会批評に存在意義はあるのか - think two things
    halca-kaukana
    halca-kaukana 2008/11/18
    クラシックの演奏会は同じ演目でも、その演奏は一度きりしかない。二度と同じものを聴く事は出来ない。確かにそうだ。
  • 休日はDHM、歳をとりつつある - think two things

    休日はDHM(Deutsche Harmonia Mundi)のBOXを聴くのが、今のところ一番いい。歳をとりつつあることを実感する。 Deutsche Harmonia Mundi: 50 Years (1958-2008)posted with amazlet at 08.11.03 Deutsche Harmonia Mundi (2008-04-29) 売り上げランキング: 12894 Amazon.co.jp で詳細を見る 今日はスカルラッティの「ヨハネ受難曲」と、バッハの「オーボエ協奏曲」、モンテヴェルディの「アリアンナの嘆き」。続けて聴いたが、どの音楽もとても推進力があって、決して老人の音楽ではないとは思う。それでも声部は少ないし、音の厚みはそれ程でもないものだから、何かをしながら的に爽やかに聴けてしまう。 ギラギラしたオーケストラ作品が好きだった。クラシックを聴き始めた頃で

    休日はDHM、歳をとりつつある - think two things
    halca-kaukana
    halca-kaukana 2008/11/05
    「音楽を聴く幅が広がるのは嬉しい。それは自分が変わってきたことの証。好きになって間もない音楽を聴く時は、過ぎた時間をどう使ってきたかが分かる瞬間」幅を広げながら、これからも色んな作品を聴いていきたい
  • アンドラーシュ・シフのリサイタル - think two things

    帰宅したらアンドラーシュ・シフのリサイタルが放送されていた。 この人のライブ映像を見るのは初めて。一気に引き込まれた。撫でるようなタッチで弾かれる弱音が凄い。どうやって出すんだこんな音! 色の出し方、音の重ね方、全部コントロールしてるよこの人は。東欧のピアニストは特別だなと、また思う。 今、シューマンの「幻想曲」。もしかして僕がシフにここまで感激しているのは、この前ポリーニが弾く「幻想曲」を聴いたからだろうか。ポリーニ、僕には駄目かも。 続けて「ワルトシュタイン」。この曲は弾いたことがあるせいか、僕の中の音楽とシンクロしたり拒まれたりして、それが面白い。音量を落としていく時の自然な変化が凄いな。それにしてもベートーヴェンは妙な音楽を書いたものだ。

    アンドラーシュ・シフのリサイタル - think two things
    halca-kaukana
    halca-kaukana 2008/04/20
    まだ録画を最後まで観ていないので、じっくり聴いて観る。
  • クラシック音楽は何も求めない、ただ問いかけてくる - think two things

    それなりの期間を生きてきたので、それなりに重大な局面を乗り越えて来た。泥水のような日々。自分の無力さを突き付けられる出来事。平穏な生活を棄ててしまった日。悔しい涙が流れたこと。そんな一言で説明できる事はまだましなほうで、言葉で説明できないほどに恐ろしかったり、グシャグシャに絡み合った感情が出てくることもあり、立っていられない心持ちに陥ることもある。つらいことつらいことつらいこと。僕のそのつらさを軽くして慰めたのは、やっぱりクラシック音楽だった。 クラシック音楽という宝箱は底なしだ。僕の感情にぴたりと寄り添ったり、反対の立場から喧しく鼓舞したり。箱から飛び出しては忙しく立ち回る。いつもいつもそんな幸福があるわけではなくて、望んだものとは重ならない音楽を選び取ってしまい、癒されたいのに逆に傷口を広げてしまうようなこともある。また別の時には一度は鼓舞してくれた音楽が、驚くほど嘘臭く響くことも。鳴

    クラシック音楽は何も求めない、ただ問いかけてくる - think two things
    halca-kaukana
    halca-kaukana 2008/03/26
    クラシック音楽が、何百年も演奏され続け、聴き続けられているのもこういう理由なのだろう。堅苦しいようで、実は自由な音楽なのかもしれない。
  • 読書 - think two things

    を読んで、そこから何かを生むことまでは僕にはできない。ただ頭に刺激を与えるだけ。固まってしまうのが怖い。読み続けることだけはやめはしない。読む暇がなくなったとは言いたくない。を求める気持ちがなくなってしまわないように注意したい。誰よりも働き、誰よりも受け取り、誰よりも楽しむのだ。

    読書 - think two things
    halca-kaukana
    halca-kaukana 2008/02/13
    同感。本がある限り読んで、考えて、楽しみたい。「読む暇がなくなったとは言いたくない。」<自分に言い聞かせたい言葉。
  • 著作権保護期間の延長を行わないよう求める請願署名 - think two things

    青空文庫で以下の請願を進める趣旨のページが出来ていた。 著作権保護期間の延長を行わないよう求める請願署名 青空文庫で思い出すのは吉行エイスケのことだ。NHK連続テレビ小説「あぐり」が好きで、と言うか田中美里さんが好きでドラマを見続けていた。あのドラマは週間読み切りのような構成になっていて、今思い出せば捨てにかかってる週もあった気がするが、それはどうでもいい。ドラマの主人公あぐりの最初の夫である望月エイスケは、実在の作家である吉行エイスケをモデルに描かれている。野村萬斎さんの個性的な演技のインパクトが凄かったせいなのだろう、望月エイスケの生き方に僕は憧れてしまった。ドラマの中では望月エイスケが小説を執筆するシーンが何度も登場する。そして僕にとって一番印象的なのが、望月エイスケの死後に発見された小説の中にある一節「深夜 地球が灰皿になる」だ。この一見理解不能な一節に、感動の表情を見せるドラマの

    著作権保護期間の延長を行わないよう求める請願署名 - think two things
  • 言葉と音楽 - think two things

    音楽は、言葉が通じなくても伝わるコミュニケーション・ツールとして扱われている。演奏者と聴衆の間には、基的に言葉を介す必要がない*1。音楽を作り、響きを届けて、色んな受け取り方をする。その幅が面白い。音楽凄い。 けれども音楽の作り手同士の場合は、そんな態度ではいけないのではないかと思う。例えば同じ言語を話す奏者同士である場合は、まず言葉で伝え合うほうが良い方向に音楽を導くのではないか。「このフレーズをこう演奏したい」「あなたの今の音色は全体の響きに馴染まないと思う」「もっと精度を上げて欲しい」「イントネーションが不安定だ」、色々な意見の交換をする余地が、音楽をする者同士にはある。意見交換することで洗い出された課題を、音楽で実践し検証していく。言葉を超えたレベルで音楽をするためには、言葉の効能を使い尽くしてからでなくては。 音楽を一つにするためには、後悔や不完全燃焼な雰囲気は残して欲しくはな

    言葉と音楽 - think two things
    halca-kaukana
    halca-kaukana 2007/09/29
    音楽で気持ちを伝えることも出来るけど、やはり抽象的。具体的な言葉でのぶつかり合いをして、初めて音楽での幅のあるコミュニケーションが出来るんじゃないか。人間には言葉があるんだから。
  • クラシックには近寄らないほうがいいのかも - think two things

    以前書いたことと矛盾しまくりだけど、クラシック音楽には近寄らないほうがいいのかも知れない。もし「聴いてみたい」と思っている人が居れば、今からでも引き返しておいたほうがいいと助言すべきなのかも知れない。 クラシック音楽を好きになると、お金がかかる。クラシック音楽好きな人が所持しているCDの枚数と、その他のジャンルの音楽が好きな人が所持しているCDの枚数を比べてみれば、どれだけ散財を求められる音楽ジャンルなのか良くわかるはずだ。クラシック音楽にはCDを聴くだけではなくて、コンサートを聴く楽しみもある。高ければ数万円、安ければ1,000円なんていう良心的なチケットがあるにしても、身を誤らせる機会が多くあるのは確かだ。 J-POPの歌い手もCDを出してライヴをするが、CDのリリースは年に数枚だし、ライヴ・チケットも枚数に限りがあるわけだから、買い続けるような通い続けるようなこともない。それにJ-P

    クラシックには近寄らないほうがいいのかも - think two things
    halca-kaukana
    halca-kaukana 2007/08/02
    果てしない世界だけれども、そこがクラシックの面白いところ。はまっちゃったらもう引き返せない…。
  • 無力感 - think two things

    無力感に苛まれるとはこういうことなのだな、と一昨日は思った。人から影響を受けることがある、人に影響を与えることがある。そして、影響し合える関係性に期待する。今回の相手は比較的近しい立場で理解しあえる部分も少なくないと踏んでいて、少しは頑なさが取れて柔軟に受け取ってくれるのではないかと期待しつつアプローチをしてみたが・・・。やはり、僕の考えを聞こうともしてくれなかった。無力感。力足らず。不徳の致すところ。 そんな折りも折り、田口ランディのブログにこんな言葉があった。 他人を自分の思う通りにしようとして挫折したときに感じるのが、無力感だ。 無力感を感じるとき、ああ、またあたしは人を思い通りにしようとしたな、と思い、つくづくと情けなく、そしてみじめになる。 相手にしなければ、相手と深く関わらなければ、たぶん感じなくていいんだ。そうなれた方がきっと楽だと思う。世の中に出回っているハウツーは、いか

    無力感 - think two things
    halca-kaukana
    halca-kaukana 2007/07/30
    私も無力感を感じて、コミュニケーションすることを諦めそうになるけど、やっぱり諦めきれない。話し合うこと、心を通い合わせることは諦めきれない。でも、努力しても相手が歩み寄らず諦めた経験も多い…。
  • なぜかな - think two things

    各所の音楽系ブログを読ませていただいているのだが、音楽を鑑賞することに徹底している方々のブログは読んでいて楽しい。色々な聴き方があるのだなと感じさせてもらえるし、文体が当に様々なのだ。僕が今ひとつ馴染めなかった曲や演奏を、僕が書けない文章で活き活きと表現されているのを見ると、その人の気持ちになってもう一度聴いてみようかなと思う。そんな出会いや振り返りが楽しいのだ。 けれど、プロフェッショナル、アマチュアの違いなく、演奏者の方々のブログから感じる雰囲気はどことなく画一的な気がする。「こうあらねばならない」、そんな断定的な口調が多い。どちらかと言えばアマチュアの方々のほうがそんなテンションが高いかも知れない。僕もかつて(今も?)そういうことを言ったことがあるかも知れない。 プロフェッショナルにとってみれば、聴き手にお金を払ってもらって演奏するわけなので、音楽はプロフェッショナルのプレイヤーの

    なぜかな - think two things
    halca-kaukana
    halca-kaukana 2007/02/07
    演奏することを経験した事がある人は演奏上の決まりごとに囚われてしまって、その考えで聴くために「ねばならない」口調になってしまうのかも。自分自身に注意。何も知らない方が自由に聴けて楽しいのかも…。
  • 著作権保護期間についての「延長賛成派」の意見 - think two things

    著作権保護期間について「延長賛成派」の意見を聞いた | 日経 xTECH(クロステック) はてなブックマークのコメント欄に書いたことを、こっちでも書き始めてみる。 子供は子供で生きていくだろうに。いや、一人ででも生きていける力を、つけさせてあげなければ。有名著作者の子供は、一人で生きていく業を背負う気はないのだろうか。有名著作者は自分の子供にそれを求めないのだろうか。つまらない。それに恥ずかしい。自分の子供のためだけに創作をしたのか。創造とはそんな小さなことなのか。著作者の権利を守ると言ってはいるが、僕には著作物を貶めるように見えてならない。松零士さんは賛成理由として「遺族の心情」を挙げている。そんな個人的な遣り取りの中にしか根拠はないのか。結局、気持ちの問題なのだな。それはそうと「遺族」というキーワードが、延長賛成派の口から出てきたのは収穫。見えたか、底の浅さ。 パネルディスカッション

    著作権保護期間についての「延長賛成派」の意見 - think two things
    halca-kaukana
    halca-kaukana 2006/12/16
    誰であれ、どの分野であれ著作権者が自分の死後も印税で家族を養ってやろうと考える人がいるのか疑問に思う。「有名著作者の遺族の中から、著作権保護期間延長について反対の人は出てこないのだろうか」強く同意
  • think two things - 誰のために音楽を・・・

    何のための音楽をするのか。誰のために音楽をするのか。大き過ぎる問いだけれども、音楽に携わる者なら常に自己に問いかけ続けなければいけないことだろう。誰に伝えるために音楽をするのか。伝えるものは何なのか。音楽の歓びか? 楽しみか? 陳腐に「音楽を好き」という気持ちか? 何にしろ、相手がいなければ実現不可能なものが音楽なのだと思う。同じ空気、同じ場所、同じ時間を、その場に居合わせた人間達が共有する。他の芸術や娯楽も同じように受け手の存在を欠くことはできないが、絵画や彫刻は時間の共有を強いることはない。詩や戯曲、オペラやミュージカルには言葉がある。時間の共有を強いる、いや、共有することをお願いする音楽。言葉のない音楽。その音楽の担い手たちこそ、貪欲に攻めの態度で、聴き手を呼び込み続けないといけないのではないか。 そういう意味では、オペラの存在は大きい。この日でも、続けていく意義があると思う。音楽

    think two things - 誰のために音楽を・・・
    halca-kaukana
    halca-kaukana 2006/11/28
    人は色々言うけれど、大切なのは「ただただ無心に、「聴いてごらん」という呼びかけを発し続けなくてはならない」こと。聴いてどう思うかはその人が判断すること。どう感じてもいいから聴いて欲しいのは同感。
  • 「Classic Cat」と考えのメモ - think two things

    はてなブックマークで盛り上がっているこのサイト。 Classic Cat - the free classical music directory 見に行かせてもらったが、単なるリンク集だった。楽曲選定のバランスや演奏の質にまで気を配って構築されたものではないようで、少し脱力。クラシック音楽を無料でDLできるサイトを探して、このサイトのようなリンク集にする手間を考えれば凄いなと思うけれども。玉石混淆な状態で無料DLさせて鑑賞してもらった結果、「クラシックってこんなもんか」と思われないかと心配。 クラシックって、何が面白いんだろうな。僕はとても好きなのだけど。 クラシックの面白さは、聴き方に決まりがないことかな。「他のジャンルの音楽でも聴き方に決まりはありませんよ」と言われてしまいそうだが、クラシックはその中でも突出してると思う。「クラシック」と一括りにしてしまうには、あまりにも膨大な音楽

    「Classic Cat」と考えのメモ - think two things
    halca-kaukana
    halca-kaukana 2006/10/16
    クラシックは聴き方に決まりがない…あまり聴かない人から考えるとクラシックは堅苦しくて決まりが一杯ありそうと思うだろうけど、実はそうでもない。表からは見えないものが詰まってる音楽かも。
  • 題名のない音楽会21 - think two things

    宮川彬良のアレンジの力は、日国内随一ではないだろうか。アイデアと仕掛けの存在が、上品さにまで昇華されているところに僕は尊敬の気持ちを持つ。宮川さんの一見ふざけた指揮姿・衣装も、楽譜に全て書いたのだ、という自信の裏返しなのではないか。今日の千葉の少年少女のオーケストラの放送を見てそう思った。 アレンジの質を見極める審美眼(審美耳?)、それは色々な編曲譜を演奏してみること、聴いてみること、そして実際に編曲してみることで醸成されていくと思う。アレンジャーは、原曲そのものが持つ美しさを掴み、それを活かすために新しいことを入れ込んでいくのだが、このバランスが難しいのだ。新しいアイデアが耳新しさだけに偏っていてはいけないし、原曲の旋律を変容させていくのが恣意的に過ぎてはいけないし、かと言って、編曲を創作の域にまで引き上げるにはオドオドしていてはいけない。宮川氏の編曲は、大胆さの提示と、その後の原曲へ

    題名のない音楽会21 - think two things
    halca-kaukana
    halca-kaukana 2006/10/08
    あちらこちらで今日のアキラさん。編曲は本当に難しい。同感。
  • 「あいのて」放送差し替え - think two things

    野村誠の作曲日記 - 放送差し替え 差し替えられた文具の回を、結局見ることが出来なかった。録画もしてない。番組を見た周囲の人からは「面白かったよ」と伝え聞いていただけに、残念至極な結果だ。このことを報告されている野村誠さんダイアリーのコメント欄を見ると、野村さんも呆れてしまっていたらしい。やっぱり。野村さんが色々配慮して提案した内容が反映されることなく、こういった結果になるのは当に辛く、やりきれないだろうな。野村さんの配慮に対してのスタッフの言葉、 そこまではしなくても大丈夫 とのことだが、「大丈夫」とした根拠はどこにあったのだろうか。苦情は来ないということなのか、苦情が来ても理由付けがあるから差し替えにはならないということなのか、たとえ苦情が来ても僕らスタッフが守り切りますということなのか、NHKスタッフに訊いてみたい。「大丈夫」と言った責任。

    「あいのて」放送差し替え - think two things
    halca-kaukana
    halca-kaukana 2006/09/05
    「あいのて」に封印されてしまった回があるらしい。…残念。番組側と出演・企画側の意図の違い?…いい番組なんだけどな、裏でそういう事があると知ると本当に残念に思う。
  • 野村誠・大沢久子「老人ホームに音楽がひびく―作曲家になったお年寄り」 - think two things

    老人ホームに音楽がひびく?作曲家になったお年寄り 作者: 野村誠,大沢久子出版社/メーカー: 晶文社発売日: 2006/03/01メディア: 単行購入: 6人 クリック: 61回この商品を含むブログ (43件) を見る 今週頭くらいに読み終えた。テキストの分量はそれほど多くはないのだが、僕が知らない世界のことがたくさん描かれていて、今後色々と考えていく手掛かりのようなものを得たと思う。野村誠さんは、書に書かれている取り組み以後に、作風を変化させていったそうだ。なるほど。企業メセナ協議会に所属していた方*1が登場していてびっくり。機会があれば(あるのか?)、お会いしてみたい。 *1:今は大学で教鞭をとられているとのこと。

    野村誠・大沢久子「老人ホームに音楽がひびく―作曲家になったお年寄り」 - think two things
    halca-kaukana
    halca-kaukana 2006/09/02
    野村誠さんと言えば「あいのて」。こんなこともしているのだね。読もう。
  • あいのて 第4回 - think two things

    放送されているのを、見ているところ。今回はペットボトル。片岡祐介さんのテンションにいつも引き込まれる。この人、何か憑いている。 登場のシーンや盛り上がる部分で、リズムを前に出してくる手法を採られている感じだけど、そのリズムのテンポやパターンにあまり変化がない気がしてきた。子供が反応しやすい速さと内容なのかな? 一学期全部通して見続けて、また考えたい。 「ワニバレエ」は、続いても続いても飽きないなあ。時々、この曲が頭の中を回って困る。 野村誠さんが一番普通な雰囲気を出しているのだけど、普通な野村さんの肉声とか、普段の行動とか全く知らないので、あれが実は憑いている感じだったりして。今日はピアノを弾かれている。耳慣れたこの楽器の音色が聞こえてくると、習っている音楽と、あいのてでやっている音楽に違いはなく、子供の中でも自然に繋がってくるのかな?

    あいのて 第4回 - think two things
    halca-kaukana
    halca-kaukana 2006/06/18
    「あいのて」感想。確かに、あのリズム感には何か憑いている(笑
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