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ブックマーク / tomio.hatenablog.com (4)

  • 万城目学氏、直木賞を受賞する - この門をくぐる者は一切の高望みを捨てよ

    昨年、十二月二十一日のことである。 森見登美彦氏は、万城目学氏と、ヨーロッパ企画の上田誠氏との忘年会に参加した。年末の京都に清らかなおっさんたちが集う忘年会も、すでに六回目を数える。 「六回目といえば」 ということで、万城目氏が新作『八月の御所グラウンド』で六回目の直木賞候補になっているという話になった。 しかし万城目氏の顔つきは暗かった。 「どうせあかんねん」 「待ち会はしないんですか?」 「そんなもんせえへんわ。いつもどおりにしてる」 それはいかん、と登美彦氏は思った。度重なる落選にウンザリする気持ちはよく分かるが、直木賞はようするに「お祭り」なのであって、盛りあがらなければ損である。「待ち会」は落ちてからが番なのだ。落選したってええじゃないか! 「何をいじけてるんです。待ち会やりましょう!」 「なんでやねん!」 「やるなら東京まで行きますって」 「あ、それなら僕も行きます」と上田氏

    万城目学氏、直木賞を受賞する - この門をくぐる者は一切の高望みを捨てよ
    haru-no-hajimari
    haru-no-hajimari 2024/01/19
    万城目学氏、おめでとうございます。みんな仲良しだなぁ。
  • 森見登美彦氏、直木賞に敗北する。 - この門をくぐる者は一切の高望みを捨てよ

    熱帯 作者: 森見登美彦 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2018/11/16 メディア: 単行 この商品を含むブログ (3件) を見る 昨年のクリスマス・イブのことである。 万城目学氏が京都へやってくるというので、劇団ヨーロッパ企画の上田誠氏も交えて忘年会をすることになった。たしか一昨年の聖夜も、この三人のおっさんたちで清らかな京都の夜をさまよった。ひょっとして、これから死ぬまで聖夜はこのメンバーで過ごすことになるのだろうか……。 ともあれ、万城目学氏が京都へ来るというなら、知らんぷりはできない。 そういうわけで、世にも清らかなおっさんたちは京都市内で落ち合うと、タイ料理店で皿いっぱいのパクチーをもぐもぐ頬張り、次に立ち寄った小料理屋で「我々は文士である」と主張したところ「は?」と問い返されて恥じ入ったりしつつ、花見小路のそばにある静かな酒場へと流れつく頃にはすっかり夜も更けて

    森見登美彦氏、直木賞に敗北する。 - この門をくぐる者は一切の高望みを捨てよ
    haru-no-hajimari
    haru-no-hajimari 2019/01/19
    うむ。
  • 『夜行』が直木賞の候補となる。 - この門をくぐる者は一切の高望みを捨てよ

    『夜行』が直木賞の候補になった。 『夜は短し歩けよ乙女』から十年ぶりのことである。 それにしても急に色々なことが動く。 森見登美彦氏は落ち着かず、奈良盆地の底をうろうろしている。 「春を待たずに燃え尽きてしまうのではないか?」 と関係者は心配している。

    『夜行』が直木賞の候補となる。 - この門をくぐる者は一切の高望みを捨てよ
    haru-no-hajimari
    haru-no-hajimari 2016/12/21
    わー
  •  『ペンギン・ハイウェイ』 (角川書店) 11/22 - この門をくぐる者は一切の高望みを捨てよ

    ある日のこと。 気がつくと夏が終わっていた。 森見登美彦氏が、 「おや夏が終わった。秋が来たナア」 と呟いていたら、 秋の風情を味わう余裕もないうちに冬みたいな風が吹き、 登美彦氏の尻を冷やしたりするのであった。 登美彦氏が奈良へ引き籠もって、はや一年。 奈良には古事記的時間が流れていた。 そのショウコには、 この一年はまるで雲のように風のように流れたではないか。 古事記の時代からあった山々は今もそこにあり、 太陽は大昔と同じように生駒山の向こうへ沈む。 登美彦氏は正倉院展を見に行った影響で、 なおさらそんな雄大な想像をしがちである。 そうやって自分の「長すぎる休暇」を過小評価しようと企てる。 そうやって登美彦氏がのんびりしているうちに、 愛すべき『ペンギン・ハイウェイ』が小型化の準備をととのえた。 解説は萩尾望都さんが書いてくださった。 単行は素晴らしく、文庫もまた素晴らしい。 どち

     『ペンギン・ハイウェイ』 (角川書店) 11/22 - この門をくぐる者は一切の高望みを捨てよ
    haru-no-hajimari
    haru-no-hajimari 2012/11/15
    そうだったのかー!
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