国連コンゴ民主共和国安定化ミッション(MONUSCO)本部前で行われた抗議デモに対応する警察官=2024年2月12日、コンゴ首都キンシャサ、ロイター コンゴ東部の治安が悪化している。そんな中、3月5日、ノーベル平和賞受賞者のデニ・ムクウェゲ医師はコンゴに派遣されているPKO撤退の見直しを求めた公開書簡を国連安保理に送った。 侵略戦争と、地域が過剰に軍事化している状況において、駐在する国連平和維持要員とMONUSCO(国連コンゴ民主共和国安定化ミッション、モニュスコ)と介入旅団が急速に減れば、治安に空白状態が生じるおそれがあります。これはコンゴそのものの存続にとってこの上なく危険で、文民保護と安定にとって災厄です。(中略)私たちはMONUSCOが責任あるサステナブルな撤退に向けた適切な条件を整えるため、マンデート(任務)と配置を変更することを要請します。 ムクウェゲ医師の公開書簡(原文) M
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