作家の百田尚樹氏(59)が6月25日、安倍晋三首相に近い自民党の若手議員による勉強会「文化芸術懇話会」で講師を務めた際、ナウル、バヌアツ、ツバルなどの国を名指しして「くそ貧乏長屋。とるものも何もない」などと述べていたことが分かった。百田氏によるナウルなどに対する「くそ貧乏長屋」発言は、今回が初めてではなく、過去にも問題視されている。百田氏はかつてテレビで「“くそ”は余計だったかも」と発言していたが、再び“くそ”をつけて、強調する発言をした。 朝日新聞デジタルによると、文化芸術懇話会で百田氏は、世界には軍隊を持たない国が26カ国あることをあげ、「南太平洋の小さな島。ナウルとかバヌアツとか。ツバルなんか、もう沈みそう。家で例えればくそ貧乏長屋。とるものも何もない」「アイスランドは年中、氷。資源もない。そんな国、誰がとるか」などと発言した。参加議員からは笑いが起きたという。
![百田尚樹氏、ナウルなどを「くそ貧乏長屋」と発言 よく使う持ちネタだった](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/bc2f7c15e07b9108abe086a1130db9042626040d/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimg.huffingtonpost.com%2Fasset%2Fdefault-entry.jpg%3Fops%3D1200_630)