「タイガーマスク運動」によってにわかに伊達直人が注目を集めていますが、実は、『タイガーマスク』は梶原一騎のキャリアにおいて特異な地位を占めている作品です。 タイガーマスク (7) (講談社漫画文庫) 作者: 梶原一騎,辻なおき出版社/メーカー: コミックス発売日: 2001/10メディア: 文庫 クリック: 13回この商品を含むブログ (5件) を見るこの作品は、1968年から69年まで講談社の月刊誌「ぼくら」に、69年から71年までは「週刊ぼくらマガジン」に、71年後半は「週刊少年マガジン」に、と雑誌の休刊やリニューアルに合わせて掲載誌を異動しながら連載されました。 とくに71年の「ぼくらマガジン」休刊が与えた影響は大きく、永井豪の『魔王ダンテ』もこのため未完に終わったのですが、「ぼくら」時代から看板作品だった『タイガーマスク』はさすがに打ち切りにはならずに「少年マガジン」に移籍します。
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