『月刊コミックガム』7月号より連載開始した奥瀬サキ先生による『火閻魔人~鬼払い~』。 『火閻魔人』とは、1987年に月刊コミコミ(白泉社)誌上に発表され、その後単行本化された『火閻魔人』(白泉社刊)と『支配者の黄昏』(新書館刊)にまたがる鬼退治屋・桃源津那美の物語です。 『火閻魔人』は津那美とドラキュラ伯爵の戦いを描いた『爵位の魔王』と、デビュー作『座敷童子――緒』に端を発する、学校にかけられた呪いを巡る忌弥童子との戦いを描いた『座敷童子』からなるシリーズの原点を収録。そして『支配者の黄昏』は、近未来の新宿を舞台に起こる鬼の連続発生事件とその顛末を描いた意欲作となっています。ちなみにこの2作品は2008年に描き下ろしの番外編を加えて再編集され、幻冬舎コミックスから『火閻魔人』として発売されています。 現在、『月刊コミックガム』にて連載中の『火閻魔人~鬼払い~』はこれらのセルフ・リメイ