若大将の球界改革提言、第2弾―。巨人・原辰徳監督(61)が4日、FAによる人的補償制度の撤廃を訴える私案を披露した。FAは選手の権利であり、尊重すべきと考える指揮官は「人的補償はなくす必要がある。そしたら他のチームも、もっと参戦すると思う」と意見。人的補償の存在が“足かせ”となっているのでは、と疑問を呈した。また、今オフのFA権行使を受け、本格調査していた楽天・美馬学投手(33)、ロッテ・鈴木大地内野手(30)の獲得へ正式に動き出す方針を明らかにした。 【写真】立岡のバットをへし折った阿部2軍監督 覚悟を決めて、原監督が再び物申した。今オフにFA宣言した選手との交渉が3日から解禁となり、FA戦線がいよいよヒートアップしてきたこのタイミングで、声を上げた。「人的補償はなくす必要がある。そしたら他のチームも、もっと参戦すると思う」。あくまで私案と位置づけて訴えたのは、FAによる人的補償制度の撤