【東日本大震災】「外野２．２マイクロシーベルト！」 厳戒態勢の下、福島大会開幕＋（1/2ページ） - MSN産経ニュース高校野球福島大会が１３日、始まった。「外野２．２マイクロシーベルト！」。大会は球場の放射線量を測定することから始まった。異例の厳戒態勢の中で“熱い夏”の訪れを告げるサイレンが鳴り響いた。（是永桂一） 大会は、毎朝測定する放射線量が国の暫定基準値（毎時３．８マイクロシーベルト）以上の場合、当該球場での当日の試合を中止する。地表から約５０センチの高さでグラウンドやスタンドなど５カ所の線量を計測。１３日に開会式と開幕戦があった郡山市の開成山野球場は毎時０．２～２．２マイクロシーベルトを計測、開催が決まった。 「ほっとした。数値は全県民の安心を得るものではないが、依るべき数値はこれだけ。しっかり計測し、安全確保していく」（宗像治・県高野連理事長）。 雨で中断の場合には、再開前に再測定し、基準以上なら即時中止。７回まで終了していたら試合成立、それ以外はノーゲームだ。 原発事故の影響はまだある。雨天時
