文部科学省の2012年度大臣表彰(子どもの読書活動優秀実践図書館など)で26日、恵庭市の「男声読み聞かせ隊WithMs(ウィズミズ)」(佐々木正夫会長)が、優秀実践団体として受賞することが決まった。 恵庭市立図書館によると、同読み聞かせ隊は会員11人で、04年に活動を開始した。当初は会員の大半が男性だったため「男声読み聞かせ隊」だったが、女性の会員が増えてきたため、名称に「WithMs」を加えたという。 会員は60~80歳代で、図書館のほか保育所、幼稚園、小中学校などで絵本の読み聞かせを中心に、パネルシアターや紙芝居などで子どもたちを楽しませている。 男性中心という特色を生かした臨場感あふれる読み聞かせ活動は新鮮で、幼児から中学生までの幅広い層の子どもたちに読書への興味を喚起しているという。学校や施設、保護者からも高い評価を得ており、子どもの読書推進に大きく貢献していることが評価されての受