「本の部分の名前」 本は、それぞれの部分に名前がついています。「表紙」や「帯」ならお分かりになるかたも多いでしょうけれど、他の部分についてはどうでしょう? 1. 本の外側の部分 ・「表紙」(ひょうし) 本体の一番外側の部分です。本を開きはじめる側の表紙を「表表紙」、その反対側を「裏表紙」、表紙の平らになっている部分を「平」と呼びます。 ・「カバー」 表紙の外側にかけられている紙をさします。表紙の傷みや汚れを防止しつつ、本が目に入った人の興味を引き、手にとってもらうための役割もあるため、本のタイトルや著者名が記され、様々なデザイン、素材、色使いが施されています。 ・「帯」(おび) 本の魅力をアピールし手にとってもらうため、カバーの上に巻く紙です。紹介・キャッチコピー・推薦文などの文字情報や、著者近影などが印刷されています。 ・「天」(てん) 本の上部をさします。本を立てたとき、上にくる部分で