ソロキャンプやソロ旅など“一人の時間”の価値が注目されている。が、その多くはまとまった時間が必要で、敷居の高さを感じる場合も多い。しかし大人には“バー”という身近なオアシスがある。静謐な空間で密やかに愉しむお酒は、洒落心ある紳士の嗜みに最適。そのイロハを紹介しよう。 オーセンティックバーでは、“自分を律しながらお酒に酔う”のが基本姿勢。ゆえに服装も一定の品位を心がけて訪れると粋に映るし、自身もバーのムードに心地よく浸れる。そんなシーンに最適な装いといえばやはりトラッドスタイル。が、堅苦しくまとめず適度なヌケを漂わせると、温かみのある空間と最高にマッチする。春ならリネン、秋冬ならコーデュロイのスーツを基調にすると、最高に映えるだろう。 Point 1:温かみを感じるコーデュロイスーツ カントリーな趣が漂うタバコブラウンのコーデュロイスーツは、ウッディなオーセンティックバーに最適。品格を演出し