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2017年10月28日のブックマーク (2件)

  • ローランド創立者 梯郁太郎が音楽シーンに与えた影響ーー元社員が功績と人物像を語る

    の大手電子楽器メーカー「ローランド」の創業者であり、2013年に設立した楽器・映像機器メーカー「ATV」の代表取締役会長を務めていた梯郁太郎氏が4月1日、心不全のため87歳で亡くなった。 1972年にローランドを設立した梯氏は、“打ち込み”の概念を生み出したマイクロコンポーザー「MC-8」や、歴史に名を刻んだリズムマシン「TR-808」、アナログシンセサイザー「JUPITER-8」をはじめとする画期的な電子楽器を開発。メーカー同士の垣根を無くした共通規格「MIDI」の制定に貢献したことが評価されグラミー賞を受賞するなど、電子音楽の世界普及に多大な功績を残した。1994年~98年にかけてローランド株式会社に勤めていた経歴を持つ音楽テクニカルライター・布施雄一郎氏は、梯氏の業績について次のように語る。 「エポックメイキングな電子楽器の開発、MIDI規格の制定、DTMの提唱など、梯さんが生み

    ローランド創立者 梯郁太郎が音楽シーンに与えた影響ーー元社員が功績と人物像を語る
  • 農民芸術 ―編まれた民具― | 東京農業大学

    古来より農村の暮らしの中で日常的に使われてきた多くの生活具は、農民たちがみずから作り出してきたものである。所謂、一般的に民具と呼ばれるものだ。中でも、藁をはじめ菅や藺草などで「編んで作られた」民具には神が宿るともいわれ、信仰や農耕儀礼と深く関わるものでもあった。だからであろうか、農民たちが豊作への祈りや家内安全など様々な思いを抱き作り出してきたそのような民具は、一瞬息をのむほどの輝きを放つ美しさを見せるのである。農民たちは期せずして自分たちの生活の中に「芸術」を生み出していた。それは「農民の芸術」いや「農民芸術」といっても良いように思う。 しかし民具は、何れ捨てられる運命だった。農村でも都会的な文明と無縁ではいられなかった。長い間農民の生活を支えてきた様々な民具は、現代の農村ではその存在を顧みられず忘れ去られ、それを生み出す技も消滅するだけである。幸い当博物館には、全国の校友や父兄から教育