昨年11月、パリで発生したテロ事件の捜査の過程で、犯行グループは、iPhoneのような暗号化されたスマートフォンを使っていなかったことがわかりました。テロ対策と暗号化に関する議論に一石を投じる可能性もあります。 パリテロ事件の実行犯、暗号化通信を使っていなかった! 昨年11月にパリで発生した連続襲撃事件の捜査において、犯行グループが使っていたのは、iPhoneのように通信が暗号化されたスマートフォンではなかった、とニューヨークタイムズ紙が報じました。 フランスの対テロ捜査当局によると、犯行グループは、契約不要で使えるプリペイド式携帯電話を定期的に交換して使い捨てており、例えば、実行犯の一人は、犯行の直前にアクティベートした携帯電話を使っていました。 犯行グループは、暗号化されたスマートフォンはもとより、Googleなどのインターネットサービスの利用も避けていた一方、パリの劇場襲撃事件の生存