アメリカが中国からの輸入品に10%の関税を課しても、AppleはiPhoneやMacなどの販売価格を引き上げず、米国内での販売台数にも影響は出ないだろう、と著名アナリストが予測を発表しました。 関税分のコストはAppleが負担 アメリカ政府は、iPhoneなどの一般向け電子機器を含む中国からの輸入品に対して、10%の追加関税を課す方針です。 そのため、多くを中国で製造しているiPhoneをアメリカに輸入するコストが増加し、販売価格がさらに上昇するのではないか、と考えられています。 しかし、Apple関連情報の精度の高い予測で知られるアナリストのミンチー・クオ氏は、「Appleは、輸入関税の上昇に伴うコスト増加を負担するため、製品の販売価格は変わらず、製品の販売台数にも影響は出ないが、Appleの利益は圧迫される」との予測を発表しています。 脱・中国を進めるApple Appleは現在、生産