2020年秋に発売され、5Gに対応する「iPhone12」は、製造コストは上昇するものの、開発コストが下がることで販売価格の上昇は小幅にとどまる、との予測を著名アナリストが発表しました。 設計・試作プロセスを内製化で開発コスト低下 「iPhone12」の販売価格に関する新たな予測を発表したのは、Apple関連の精度の高い予測で定評のあるアナリストのミンチー・クオ氏です。 クオ氏によると、Appleは「iPhone12」の開発において、従来はサプライヤーに発注していた設計や試作といった、NRE(Non-Recurring Engineering)と呼ばれるプロセスを自社内で完結させる方針とのことです。 NREを内製化することで開発コストが引き下げられるため、「iPhone12」の製造コストは1台あたり30ドル〜100ドル(約3,300円〜11,000円)上昇するものの、販売価格は2019年の